女優 清水富美加「千眼美子」として教団広告塔に就任

かねてから危惧されてきた、幸福の科学を原因とする二世信者の問題が、今回は人気タレントの芸能界からの引退と教団職員への出家という騒動から再び表面化しました。

当事者と教団、そして事務所側と、双方の言い分が激しく食い違い、その内容からこの先は訴訟に発展する可能性も高いことから、今後さまざまな報道が続くことと思います。

前回の記事で触れた「Post-Truth」や「Alternative Facts」が、既に随所に見られる状況ですが、今日のところは私個人の分析はお預けにして、とりあえず三者の主張のみを扱います。

清水富美直筆全文
清水富美加の直筆メッセージ

ファンの皆様、関係者の皆様、友達、飲み友達、私と話したことがある人、知ってくれている人。突然に、本当に突然に、芸能界から姿を消して申し訳ありません。お世話になっていた現場や、共演者さん、スタッフさん、関わらせて頂いた方々にご迷惑をおかけしている事、しっかりと自覚しております。

しかし、約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に、心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした。

なので今、出家したいと思いました。
私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました。

なんで、それで、出家することになるのか、皆さんにとっては、何もかもが意味不明だと思います。幸福の科学が、宗教が、出家というものが何なのか。「出家したい」と言ったら、マネージャーさんにも、「意味が分からない。やめてくれ」と言われました。無宗教の方が多い現代では、誰もがするであろう反応ということも分かっております。

それでも、神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております。

皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事やこの約8年間で感じてきた素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います。どうかこれからも温かい目で見守って頂ければ幸いです。本当に本当にありがとうございました。

2017年2月吉日
清水富美加

教団側会見

子どもの頃から熱心な当会の信者で、支部や祈願に参加し、仏法心理的価値観を子どもの頃から学ばれてきました。芸能活動でつらいことがあっても、元気や励ましを届けたいと頑張ってきました。しかし次第に主役級の役を与えられる中で、人道的な作品に出演したいという彼女の意思に反し、必ずしもそうものでない仕事が与えられてきました。

突然、青天のへきれきのように出家を希望したとみれる点がございましたので、出家には大きな伏線があったことをご報告させていただきます。

私ども、芸能界にしばしばみられる奴隷契約、就労環境があったことが大きな点だと思っております。当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から「月給5万円」と、月給制を持ち出された。お父さまから事務所に、厳しいのではないかとお話ししたところ、仕事を干されたというのがありました。その中で清水さんは、仮面ライダーシリーズのオーディションに自分で申し込み役を射止めましたが、睡眠時間3時間で1カ月31日働いても、月給5万円、ボーナスは支給されなかったという環境で、仕事をやっておりました。
嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。性的対象にされるのが嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、「もう決まっている」と、無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていたと言っていました。しばしば周囲に死にたいと、多いときには週1回、漏らすようになりました。マネジャーにも言うと「あまり言うと死んじゃうんじゃないかと思うので、もう言わないでほしい。死ぬという言い方はずるい」と言われました。自分の奥底に気持ちをため込むようになったそうです。事務所側は、彼女の危機的状況に対して、真摯に対応してこなかったという状況であります。

昨年秋に、今年公開になる暗い映画の撮影が続き、祈願を受けると言うことで何とかやってきました。その中で「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」をきっかけに、長年おさえていた思いが吹き出した。これをきっかけに天命を確信して、出家を決意するに至ったのでございます。弁護士に依頼し、迷惑をかけないよう今の仕事をどう整理していくのかという段階になったけれど、事務所に相談すると「せめて決まっている仕事はやってもらわなきゃならない」という、聞く耳を持たない強硬姿勢に出られました。それを見た清水さんは心身に大きな傷を受け、専門医の治療を受け、ドクターストップで仕事を休むという結論になりました。病名などは個人情報につき控えさせていただきます。SOSを役者さんがあげても、事務所側は仕事だからやるしかないと言うばかり。突然スケジュールの穴をあけたのではなく、整理したいのに、事務所がやれという一点張りだったために、このような事態になっています。 
診察した医師からは「生命の危険があります」と診断が出ています。働き続けて死を選んだ電通の社員の事例を思い出さずにはいられません。宗教上の緊急救済の必要があると考え、出家を認めるに至ったのであります。事務所側はその経緯を全く理解しようとしていない。「業界のルールに従わないとこの世界では生きていけない。どんなおかしなルールでも、事務所を辞めたら本名を自由に使えないとか、ルールから逃げられなくて、毎日がギリギリの状態でした」と本人が申しております。本人によると、そうした思いをしているのは自分だけではないと。若い役者たちは同じように死にたいと申していると。業界のあしき部分があるならば正していただきたいと、清水さん個人を越えて、芸能界が浄化されることを願っています。

出家は、本人の魂の救済をすると同時に、本人が世俗と縁を絶ち、人の魂を救済する仕事に24時間するということ。宗教家清水富美加になります。法名が与えられました。名前は「千眼美子(せんげんよしこ)」千の眼で闇夜で苦しんでいる人を探し、千の眼で救う、千手千眼観音菩薩(ぼさつ)から来ています。現在清水さんは非常に体調が不安定で危険な状態が続いております。今日も出席不可能。したがって今月で事務所との契約は解除。体調が回復したら宗教家としての活動に移って参ります。事務所との交渉内容の公開は差し控えさせていただきます。何人も思想の自由、幸福追求の権利が保障され、苦役が禁止されていることは、日本国憲法に保証されている。過密なスケジュール、本人が望まないキャラクター、人を食べる仕事も含まれております。事務所の仕事の振り方が不適切だったのではと思っています。事務所から振られたときに断れない状況の中で、よくもこんな仕事を当会の信者にさせたなと、個人的には思っています。皆様の温かいご理解を賜りたいと思います。

(日刊スポーツ)

事務所側会見

-把握している経緯は。

「先月の末ぐらい、ご本人から会社サイドに信仰の告白があった。それに伴って、出家する、仕事ができないという申し出があった。代理人間で、今後の仕事の進め方をどうするかということで2月の頭から協議を始めたが、かなり健康状態が良くないという説明があり、体調不良を理由に仕事ができない、回復の見込みが立たないとの言葉があった。信仰に関しては本人の意向を最大限に尊重するが、専属所属契約は継続中。クライアントにもキャンセルするとなると、多大なご迷惑をかける。仕事は減らしていくし、新規の仕事は入れないという話をして、ご理解いただけるかと思ったが、本日、教団があのような会見をしたことで遺憾に思っている」。

-教団の会見には事実誤認があるということか。

「詳細に反論するということは控えたいと思うが、多く事実と違うところが含まれていると考えている。意向に反する形で仕事を押しつけていた。やりたくないような仕事をやらせていたとあったが、週に1度、少なくとも月に1度ぐらいは本人とマネジャーが面談して、入っている仕事や今後の仕事について密にコミュニケーションを取ってきた。仕事には積極的に取り組んでいて、やりたくないのにやってくれと押しつけたことは一切ないと考えている。また、仕事量や内容に見合う適切な報酬を支払ってきた。当社としての方針もあるが、最終的には清水さん本人の意向に沿う形で仕事を入れていた」

-教団側は、2月末での契約解除を主張している。

「契約に関しては、2月末で解除と主張されているが、もともと5月20日まである。契約条項は音事協の書式を使っているが、1年間のエクステンションができる形になっている。法的には延長するのは可能な状態だが、本人の意向を最大限に尊重して、仕事を減らしていって負担にならないような形にする予定だった」

-教団側は、民法上の雇用契約に過ぎないと主張している。

「タレントの所属契約は、民法上の雇用契約とは違う。代替性がないものですから、通常の雇用契約とは違うものだと考えている」

-診断書は見ているか。
「診断書は2通、いただいている。ただ、どういった経緯で検査をされてそういった診断がなされたのか、診断書が正しいものという前提で考えることができない。出家したいという理由で仕事ができない、という主張が、一転して体調不良ということになったので、納得はできない。生命の危険というような健康状態だったとは認識していない」

-教団が発表した本人の直筆コメントには、仕事で追い込まれていた旨が記されている。

「本人の心境とは違う部分もあるのかもしれない」

-現実的に、契約を続けるのは難しいのでは。

「契約期間は主張したいが、実際に仕事ができるかどうかは難しい面がある。先方の代理人とどういう解決をするか協議中だった矢先にこういう会見を開かれた。こちらの契約条項は、趣旨的には合理的なものだと考えている」

教団側の主張に一貫性がないということか。

「違和感がある。信者だと言うことには会社に秘しておられた。(意に沿わないとされた)映画の話も、オファーがあった時点から伝えてきたし、抵抗感を示すということはなかったし、積極的に仕事を受けたいと言っていた。会社として積極的でなくても、本人がどうしてもやりたいという意志を示したものもあった」

今後、法的措置の可能性は。

「代理人間の協議はなくなっていくわけではなく、続けていきたいと思っているが、うまくいかなかった場合は法的措置もありえなくはない。現時点では想定していない。まだ契約は続いているし、続いていくものだと入っているので、条項の中には、途中で仕事をキャンセルすることがあれば、体調面の問題であっても責任を負うという記載はある」

-清水さん自身に損害賠償を求める可能性は。

「今の段階では出ていないが、話し合いが付かない場合はあり得る」

(デイリースポーツ)

Happy Science #Alternative Facts

「Alternative Facts」(オルタナティブ・ファクト)

直訳すると「代替的事実」、「別の事実」という意味の言葉です。

先月1月20日に行われたトランプ大統領就任式の観客数をめぐって、過去最少と報じた米メディアに対して、トランプ政権側のショーン・スパイサー報道官は、観客は過去最多だったと反論しました。

スパイサー報道官
ショーン・スパイサー報道官

しかし、このスパイサー報道官の発言に対して、米メディアは、オバマ前大統領の2009年の就任式当時の写真と細かく比較するなどして、スパイサー報道官の反論が根拠のない虚偽であることを示し、さらに厳しい批判が高まります。

コンウェイ大統領顧問
ケリーアン・コンウェイ大統領顧問

そして、NBCテレビの「ミート・ザ・プレス」に出演したトランプ大統領の側近で選対本部長も務めていたケリーアン・コンウェイ大統領顧問が、スパイサー報道官発言の問題に関する討論の最中、番組司会者のチャック・トッド氏の厳しい追及に耐えかねて苦し紛れに放った言葉が、この「Alternative Facts」(代替的事実)という言葉でした。

しかし、「代替的事実」などと言ったところで、要するに所詮は「ウソ」に他ならないと瞬殺され、この自爆劇にTwitterがさっそく反応。HOTワードとしてトレンドランキング入りし、皮肉を込めたハッシュタグが拡散されることとなります。

一昨年から去年を通じて、日本でも様々なウソが暴かれてきましたが、例えば、さしずめこんな使い方になるかと思います。

STAP細胞はあります #alt-facts

小保方氏(守護霊)

政権の中枢にある者が、明らかに事実に反する主張の過ちを認めず、公然と「代替的事実」などと強弁する姿勢には、「事実」に基づかないウソでも、それが時に、事実確認されないまま、「真実」として安易にまかり通ってしまう社会的風潮がありそうです。

150年以上の歴史を持つオックスフォード英語辞典の編集者らが、その年を最も象徴する単語として1単語を選出する「Word of the Year」というものがあります。

日本での「新語・流行語大賞」のようなもの(格が違う感じはしますが)ですが、編集者らは2016年の「Word of the Year」に、「Post-Truth」(ポスト・トゥルース)という言葉を選出し、その意味として、「世論形成において、客観的事実よりも、感情や個人的信念への説得の方が影響力を有する状況」と定義しています。

今年の単語として選出され定義付けされる以前に、こうした手法が存在していなかったわけではありませんが、イギリスでのEU離脱問題にかかる国民投票や、アメリカ大統領選等に露骨に表れた状況への警鐘なのでしょう。

根拠や客観性を軽視し、感情的なアピールを重視する。政治家であれメディアであれ、このような手法を弄するような輩には、ロクなものはいないと思いますが、それを受け止める特定の支持者がいて初めて成立することであって、支持者が増幅した感情のうねりにリテラシーのないものたちが巻き込まれていくという社会現象は、熱狂が去ったあとに、大きな後悔を残します。

さて、政治的プロパガンダに使われた際の危険性から問題視されたこのことですが、宗教やカルト問題の領域では、今更ながらのことであったりします。

街頭演説中の大川
街頭演説する大川隆法(やや日刊カルト新聞より)

信者数は1100万 #alt-facts 

信者の国会議員は100人近くいる #alt-facts

「事実とは実際に存在するもの、あるいは客観的に本当であるもの」
しかし、そもそも科学的検証になじまない形而上的世界観を、「信じる」ことを前提として成り立つ宗教の業界では、もともと根拠や客観性は軽視されがちです。

ただし、「事実」が無視されているというより、己が支持する思想・信条に沿う「代替的事実」が、緻密な検証なく無批判に採用され、自分の中での「事実」=「真実」として、区別が曖昧な状態になっていくと言うべきかも知れません。

多くの者が最初から全面的に鵜呑みにしていたわけでなく、審議不十分として判断を留保していた部分が多々あったのに、受け入れた部分への自己の感情の肯定感が増していくと、反対に理性的に留保していたにも係わらず、その否定的な感覚に後ろめたさを覚えたりして、次第に知的な作業が疎かになるようで、私自身も会員であった当時を回顧したとき、その過程を大いに反省するところがあります。

宗教・信仰の世界は、基本的に根拠と客観性を重視する科学とは相容れないもので、「Post-Truth」や「Alternative Facts」が蔓延りやすい環境にあり、それぞれがその存在意義を尊重しながら、謙虚に分をわきまえておく必要があるのだろうと思います。

「幸福の科学」も、その発足当時は、そうした謙虚で真摯な探求の態度を、この団体の名称に込めてスタートしていました。

しかし、その化けの皮も直ぐに剥がれて、傲慢な宗教の本質がにじみ出て、今ではご覧の通りの、信者をロボット化するカルトむき出しとなりました。

2007,12.22大川隆法「君よ、涙の谷を渡れ」より抜粋

「だから私は言います。証明する気などありません。
ただ信じなさい。ついて来なさい。私について来なさい。
我が言葉を信じなさい。ついて来なさい。

どうか、信じて、ついて来てください。
ただ、ついて来てください。
判断しなくていいです。ついて来てください。
私について来てください。
それが、いちばん、単純化された、信仰の姿です。」


カルト宣言

開き直って言っていますが、実際のところ、証明「する気がない」のではなく、「できない」のです。

信者はどうか。
法外な値段の教団のガラクタグッツや、くだらない祈祷への布施、また教団書籍やチケットの購入ノルマに、内輪ウケイベントへのお誘いと、心身ともに搾り取られて、ぼろ雑巾のように疲弊し、生気を失った信者の群れに、いったいマトモな人間の誰が仲間入りしたいと思うのでしょうか。

そして、飽くことのない煩悩につき動かされる、軽薄でありがたみの欠片もない教祖一族と教団幹部たちの姿を見れば、信じる者はおろか、説くもの自らをも救うことのできない、まったく無意味見価値な法であることが実証されてしまっているのですから。

「科学は「信じる」ものではなく、事実として誰もが再現できるものでなければならない」
池内了著「宇宙学者が「読む」」(田畑書店)

大川の法に「幸福」の再現性がないのですから、もう「科学」という看板は降ろすべきですね。

さて、「Post-Truth」と「Alternative Facts」を取り上げた機会に、カルト批判の現場からとして、もうひとつ触れておきたいことがあります。

それは、アンチカルトの側としても、「Post-Truth」や「Alternative Facts」への戒めを強固にすべきと思うことです。

カルト批判の中にも、客観性や根拠のない証言、多分に演出めいたかたちでの告発を執拗に繰り返す態度を見かけることがあります。

それはそれで義憤なのかも知れませんが、そのようなやり方には私は不同意です。

ただでさえ信者は、教団の大本営発表のみを採用するマインドでいるわけですから、信者にとって批判者の呼びかけは虚偽としか見えないところへ持ってきて、教団側がアンチサイトなどデマだと強弁する余地を与えてしまうようなことになるでしょう。

また、信者の理解を得難い状況で、まず一般の方に理解を深めて頂く必要があるのに、そうした態度では、リテラシーのある一般の方の信用も失ってしまうことになってしまいます。

いかに根拠を掲げても、受け入れる準備を自ら整えない限り信者には通じません。
ただ、そうした方々が目を覚まし、自ら歩みだそうとするときの道標としてケルンをつんでおく価値があるのだと思います。

その時に、感情的に都合の良い証拠を収集してしまうような習慣から抜け出せなかったら、体質が変わらないまま、ただ所属が変わっただけで、きっとまた同じような過ちを繰り返してしまうでしょう。

物理的に脱会すればすべて終わりなのでなく、カルトに囚われていた心の在りようそのものから脱却しないと、せめてもの経験が無駄になってしまいます。

だからこそ、そのために「事実」が必要なのだと思います。
虚偽・虚構に対して、同じような「方便」で応じるのでなく、カルトが発信するウソに対して「Fact-Check」(事実確認)というカウンターを丁寧に合わせていく、メディアやアンチに求められていることは、そういうことではないでしょうか。

もちろん自制・自戒を込めて。

カール・セーガン博士
カール・セーガン博士

迷信や似非科学を支持する人たちも、懐疑主義者と同じように感情を持った人間であり、世界のしくみや世界の中での自分の役割を理解しようとしていることに変わりはないのだ。

似非科学は、科学が満たしてくれないような、感情面に強い欲求に訴えかけ、人間にはないがゆえに求めてやまない力の幻想を与えてくれる。

人間というものは、絶対に確かだといえるものが欲しくてたまらないのかもしれない。しかし、確信の誘惑を断ち切るのは難しい。
そもそも科学がいざなう先にあるのは、ありのままの世界で、こうあってほしいという願望ではない。

似非科学は、現実と対決すれば、否応なく比較結果を突きつけられる。議論のレベルも低いし、「証拠」を採用するときの基準もずっと甘い。だからこそ科学より一般大衆にアピールしやすいのだろう。

似非科学や迷信は、打ち出の小槌のごとき気前のいい約束をする。その言葉に、これまでどれだけ多くの信者が失望させられ。裏切られてきたことだろうか。

きちんとした証拠がなければ知識とはいえないと考える人達が増えれば、似非科学のはびこる余地はなくはるはずだ。あいにく大衆文化では「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則がまかり通っている。つまり悪い科学は良い科学を駆逐してしまうのだ。

批判的な科学の方法論をきちんと伝えなければ、一般の人には科学と似非科学の見分けなどつけられないだろう。そのどちらもが言いっぱなしの主張にしか見えないに違いない。

脱会に必要なもの

教団は、続出する退会者の締め付けに、退会にあたっては事前に所属支部長との面談のうえ、その許可を必要とし、退会後の口封じまで行おうとしていることが明らかとなっています。

このことで脱会を尻込みしている方もおられるようですが、このような教団の措置に従う必要は全くなく、何ら心配いりません。

「法的には退会届なしでも退会できる」

「宗教をやめる際、そもそも信者は書面で退会届を出す必要すらありません。口頭でも何でも意思表示さえすれば、法的にも脱会したと言えます。日本国憲法は自由を原則としており、口頭で意思表明するのか書面でするのかも自由。個別の法律で契約時の書面のやりとりを義務付けているケースはありますが、それは飽くまでも例外です。宗教団体からの退会は自由ですから、教団側が定めたルールに従う必要はありません。退会のために文書の提出や面談を要求すること自体が人権侵害であり憲法違反とも言えますが、信者としては、それに従わなければいいだけの話です」
紀藤正樹弁護士

違法な退会届

【参考記事リンク】
やや日刊カルト新聞
幸福の科学が信者の自由な退会を禁止に」

そもそも退会届など必要ないわけですが、気持ちの区切りをつけるために何か形にしたいというのであれば、それはそれで良いと思います。
自由な様式で意思表示して一向に構わないのですが、この「退会届」を逆手にとって送ってやるのも一興かと思います。

ひとつの提案として、例えば私なら、とりあえずこんな感じでしょうか。
アルゴラブ案

支部などスルーして、これを直接、下部に記載の教団サービスセンターに送って終了です。
気に入ったら、テンプレートとしてどうぞご活用ください。

成り行きでなく、自分の足で一歩を踏み出す。
これから先の人生にとって、自分の足で出ていくということは意味のあることです。

脱会にハードルなどありません。
必要なのは「意志」だけです。

大川リーディングの意義

過去世、前世、生まれ変わり

カルトに限らず、こうしたテーマは人の好奇心を集め、時に人を魅了します。

特に1980年代後半から90年代初頭には、「チャネリング」や「前世療法」などといった用語が、日本に限らず世界的に宗教臭のないレベルで日常的に交されていた状況で、そうした土壌の上に湧いてきたひとつが幸福の科学でもあったのです。

指導局資料

こちらは、そんな当時に総合本部の職員内で回覧されていた資料で、大川が小規模のセミナーや、職員の前などで語ったのを指導局の連中がまとめたものです。

書籍にはされない非公式なものですが、知った職員が地元で会員さんに話し、聞いた者には、それがかえって秘法に触れたような興奮を覚えさせるので、これが連鎖して、会内において公然の秘密として広まるのに時間はかかりませんでした。

その教団の中でしか通じない知識や価値観であっても、その集団の原理を信奉する者にとっては、こうした“秘儀に触れた優越感”というのが、麻薬のような効果となって、世間との隔たりを厚くし、人を教団に定着させる働きをします。

また、好奇心を満たすのみならず、自分自身が、前世が歴史上の有名人と言われたりしたことで自尊心が擽られるケースも少なくありません。

信者でなくても有名人の生まれ変わりと言われれば悪い気はしないようです。実際、およそカルトとは縁のなさそうな知識人と言われる人の中にも、コロっとなびいた方もいました。

こうした前世といった要素のものに、映画や小説のなどのファンタジーの範囲で留められないほどの興味や期待を抱くようなマインドは、既にカルトの入り口であることに気付いている必要があるでしょう。

もっとも、今日のようなイタコ芸の大川リーディングを信頼するような人はいないでしょうし、先の資料やその他の大川リーディングをよくよく見ていくと、本人らが意図した方向性とは真逆の意味を読み取れそうです。

総じて言えることは、その前世に比べて今世がパッとしていないこと。

特に幸福の科学の教団幹部など、その前世は歴史上の有名どころがズラッと連なっているわけですが、錚々たるキャスト揃えながら、諸活動は中学校の学級会レベルの体たらくな有様で、教祖の大川自身がその極みです。

その意味するところはつまり、百歩譲って大川の前世リーディングが正しかったとしても、それはそれで、前世の実績など今世とは全く関係ないということの証ということです。

よしんば前世では大宗教家であっても、今世ではアホカルトのキチガイ教祖となって何ら不思議がない。前世診断など意味がないというのが大川リーディングの福音なのです。

酷師おそるべし。
さすがワールドティチャー、素晴らしい“反面教師”です。
世の中の笑い物に身を窶してまで実証する。
かたじけなさに笑い涙がこぼれます。

幸福の科学の破戒無慙

「実によりて木を知るべし」

哲学や真理を学ぶものなら、おそらく誰もが知る言葉でしょう。
大川も語っていたはずです。
たとえ誰の口を介そうとも、言葉そのものの価値が変わりはしません。

教祖や信者のありのままの様子によって、教団のカルト性が計られることは当然のことであって、それが困ると文句を言う前に、日頃から修身を心がければ良いのです。

初心にかえって、新人研修マニュアルの心得を見直してみましょうか。

研修表紙

心得1

心得2

心得3


少なくとも当時は皆、これくらい当然の事という気持ちで臨んでいたはずでした。
けれども、いつの間にか行き着いた先は、能書きばかりで言行不一致の分裂状態の有様です。

そもそも、教祖の大川隆法自身が最悪の破戒者になりさらばえているわけですから、もはや正気では幸福の科学の信者は務まらないということで、これじゃ呑まなきゃやってられないわ!といったわけですか。

脱会者の増加にしたがって、今日さまざまな媒体を通じて批判が発信されるようになってきましたが、それに対して荒らし、嫌がらせの件数も増え、その中には教団発であるものも少なくありません。

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これが幸福の科学のIPアドレスであることは、検索して頂ければ、どなたでもすぐに分かります。

【関連リンク】
旅人見聞録
旅人見聞録
HSログ倉庫番
幸福の科学総合本部からの嫌がらせの書き込み
混ぜるな危険! ブログ・サンポール

こうして過去にも、また最近にもそうした事例が報告されていますが、当サイトでも訪問をお受けしております。
「今年の汚れ今年のうちに」ということで、2016年の大掃除として、ここにまとめておきましょう。

2016年4月20日(水) 10:16
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『最低の「恐怖アピール」(fear appeal)』

2016年5月3 日(火)9:19
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『「日本会議」と「幸福の科学」』

2016年11月12日(土) 9:48
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『あえば直道 策謀の果て』

2016年11月16 日(水)14:19
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『あえば直道 策謀の果て』

2016年11月18日(金)15:03
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『あえば直道 策謀の果て』

2016年11月19日(土) 14:34
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『あえば直道 策謀の果て』

2016年11月25日(金) 9:45
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『幸福の科学 組織的買収行為で有罪判決』

2016年11月26日(土) 13:43
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『幸福の科学 組織的買収行為で有罪判決』


書き込みの内容は、私の個人情報をチラつかせ、また揶揄するものでしたが、短く口汚い傾向は、他のサイトに書き込まれたものと似た様子で、同一のパーソナリティの可能性が濃厚です。

内容もさることながら、そもそも就業時間中にやっています。
幸福の科学本部には、信者の布施によって禄を食みつつ、このようなことをしているチンピラ職員がいるということですね。

かつての職員像からすると、激しい劣化ぶりです。
もっとも、裾野の信者層の愚鈍化が進行しているのですから、自然な流れとも言えます。

劣化腐敗し人材も育たない組織に、輝く未来などありません。
また、そのような宗教に社会が教えを求めることなど、ありえません。

プロフィール

Author:アルゴラブ
当ブログへようこそ。
私もペンとネットの力を信じ、「幸福の科学」を手掛かりに、カルトの問題について考えていきます。
脱会を迷われる方は、下記の記事カテゴリSuggestion の「脱会に必要なもの」をご覧ください。

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