幸福の科学のデート勧誘に注意
すでに教団の反社会的カルト性に目覚めつつも、内部の観測のためにあえて会内に留まる選択をされている方のブログに、教団学生部が推進する勧誘手法の情報発信がなされていましたので、こちらでも注意喚起に紹介をしたいと思います。

【ブログ・サンポール新記事リンク】
「大川隆法、ついに『デート商法』に手を染める!」
(再編集)【幸福の科学の迷走が始まった1】
問題の勧誘手法は、YouTubeにアップされた下記の動画で、幸福の科学学生部の余りに無邪気な愚かさに唖然とします。
anjewel 幸福の科学学生部 2017/07/14 に公開

【YouTubeリンク】
【anjewel】 ♡まななんと、学校で秘密デート♡
ところで、この“まななん”という女の子。
きっと二世か三世の子なのではないかと思います。
信者の親を持つ環境下、自己選択権が阻害された状況に無自覚なまま育ったであろう背景を考えると、惻然とせずにいられない部分は多々ありますが、さりとてこうして公に矢面に出てくるからには覚悟もあるのでしょうし、ゆえに批判の手を緩める必要を認めません。
このデート勧誘に潜むマインドコントロール手法を解析します。


本当の要求は隠して、「休み時間に一緒に昼食」という受け入れられやすい要求を通す段階的要請法(フット・イン・ザ・ドア・テクニック)
(但し、冒頭の「デートして♡」の部分は編集ミスで、正しくは「手貸して」と言っており、2017/07/18 に公開の第二版で修正されている)

「皆には内緒」という、他と隔絶した秘密の体験の共有と団結感を印象付け

内心で相手に好意を持っていた場合は無論のこと、特別に好意は持っていなくても、拒否すると相手を傷付けるという不安から誘いに応じているという前提で、この時点で相手に対して受け身のマインドが形成されている

「奪う前にはまず与えろ」無償の愛のアピールで“おもてなし”

先ずは直接の接触は控えて相手の反応を確かめつつ、食べ物を介した接触で特別の関係を深める

未来への期待感をもたせ、「一貫性の原理」への布石をうつ

満腹に与えられ、「要求吊り上げ」の準備完了

唐突に、躊躇なく本題を切り出す

切り札のボディタッチで期待感を増幅させ、かつ不安感を鈍らせて拒否の退路を断つ




予期せぬ誘いに混乱するも、すでに与えられ相手に対して受け身の貴方は「返報性の原理」から断れない

昼食の誘いに応じ、また二人の未来の約束にも応じたという、コミットメントの「一貫性の原理」が貴方の中で優先し、不安要素への疑念は抑圧される


伝道カウント1
ためらいが意志を弱め、カルト宗教地獄への第一歩を踏み入れる
分水嶺は、相手の搦め手に流されずに、ここできっぱりと格好良くこう言い切れるかどうかです。

荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」
「ダイヤモンドは砕けない」の岸辺露伴のセリフ
「 だ が 断 る 」
カルトの甘い勧誘には、無慈悲に情け容赦なく、冷徹にNOを。
大切な想い人が、カルト宗教なんぞに心を汚染されているのを知ったのなら、信教の自由などと言って目を背けずに、全力でハッキリと厳しい意思表示をしてあげて下さい。
それは瞬間の勝負です。貴方が発する拒否と批判が相手の心に傷を残すことになっても、いつかそれが相手を目覚めさせる命綱になることを、私は実体験を通じて断言することができます。
【記事中の用語等について補足】
「返報性の原理」
他人から施しや好意を受けた場合に、相手にお返しをしなければならないという感情を抱く心理
「一貫性の原理」
自分自身の行動・発言・態度・信念・価値観等に対し、一貫したものでありたという心理
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の特徴
・最初の要求は承諾を得やすい簡単なものである。
・最初の要求と目的の要求に関連性がある。
・深く考えさせないよう感情に訴える。
※仮に「要求吊り上げ」でなく、始めいきなり「三帰誓願(入信)して」という要求で来て、断ると「なら、せめて一度だけで良いから講演会来て」といった場合は、譲歩的要請法(ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック)というパターンになります。どちらにせよ蟻地獄に嵌まることに違いはありません。
「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」の特徴
・最初の要求は拒否前提の大きな要求である。
・最初の要求と目的の要求に関連性がある。
・同じ相手から過去に依頼ごとを受けた実績がある。
・この手法は多用できないため、相手にとっての最終策である。

【ブログ・サンポール新記事リンク】
「大川隆法、ついに『デート商法』に手を染める!」
(再編集)【幸福の科学の迷走が始まった1】
問題の勧誘手法は、YouTubeにアップされた下記の動画で、幸福の科学学生部の余りに無邪気な愚かさに唖然とします。
anjewel 幸福の科学学生部 2017/07/14 に公開

【YouTubeリンク】
【anjewel】 ♡まななんと、学校で秘密デート♡
ところで、この“まななん”という女の子。
きっと二世か三世の子なのではないかと思います。
信者の親を持つ環境下、自己選択権が阻害された状況に無自覚なまま育ったであろう背景を考えると、惻然とせずにいられない部分は多々ありますが、さりとてこうして公に矢面に出てくるからには覚悟もあるのでしょうし、ゆえに批判の手を緩める必要を認めません。
このデート勧誘に潜むマインドコントロール手法を解析します。


本当の要求は隠して、「休み時間に一緒に昼食」という受け入れられやすい要求を通す段階的要請法(フット・イン・ザ・ドア・テクニック)
(但し、冒頭の「デートして♡」の部分は編集ミスで、正しくは「手貸して」と言っており、2017/07/18 に公開の第二版で修正されている)

「皆には内緒」という、他と隔絶した秘密の体験の共有と団結感を印象付け

内心で相手に好意を持っていた場合は無論のこと、特別に好意は持っていなくても、拒否すると相手を傷付けるという不安から誘いに応じているという前提で、この時点で相手に対して受け身のマインドが形成されている

「奪う前にはまず与えろ」無償の愛のアピールで“おもてなし”

先ずは直接の接触は控えて相手の反応を確かめつつ、食べ物を介した接触で特別の関係を深める

未来への期待感をもたせ、「一貫性の原理」への布石をうつ

満腹に与えられ、「要求吊り上げ」の準備完了

唐突に、躊躇なく本題を切り出す

切り札のボディタッチで期待感を増幅させ、かつ不安感を鈍らせて拒否の退路を断つ




予期せぬ誘いに混乱するも、すでに与えられ相手に対して受け身の貴方は「返報性の原理」から断れない

昼食の誘いに応じ、また二人の未来の約束にも応じたという、コミットメントの「一貫性の原理」が貴方の中で優先し、不安要素への疑念は抑圧される


伝道カウント1
ためらいが意志を弱め、カルト宗教地獄への第一歩を踏み入れる
分水嶺は、相手の搦め手に流されずに、ここできっぱりと格好良くこう言い切れるかどうかです。

荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」
「ダイヤモンドは砕けない」の岸辺露伴のセリフ
「 だ が 断 る 」
カルトの甘い勧誘には、無慈悲に情け容赦なく、冷徹にNOを。
大切な想い人が、カルト宗教なんぞに心を汚染されているのを知ったのなら、信教の自由などと言って目を背けずに、全力でハッキリと厳しい意思表示をしてあげて下さい。
それは瞬間の勝負です。貴方が発する拒否と批判が相手の心に傷を残すことになっても、いつかそれが相手を目覚めさせる命綱になることを、私は実体験を通じて断言することができます。
【記事中の用語等について補足】
「返報性の原理」
他人から施しや好意を受けた場合に、相手にお返しをしなければならないという感情を抱く心理
「一貫性の原理」
自分自身の行動・発言・態度・信念・価値観等に対し、一貫したものでありたという心理
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の特徴
・最初の要求は承諾を得やすい簡単なものである。
・最初の要求と目的の要求に関連性がある。
・深く考えさせないよう感情に訴える。
※仮に「要求吊り上げ」でなく、始めいきなり「三帰誓願(入信)して」という要求で来て、断ると「なら、せめて一度だけで良いから講演会来て」といった場合は、譲歩的要請法(ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック)というパターンになります。どちらにせよ蟻地獄に嵌まることに違いはありません。
「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」の特徴
・最初の要求は拒否前提の大きな要求である。
・最初の要求と目的の要求に関連性がある。
・同じ相手から過去に依頼ごとを受けた実績がある。
・この手法は多用できないため、相手にとっての最終策である。
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