女優 清水富美加「千眼美子」として教団広告塔に就任

かねてから危惧されてきた、幸福の科学を原因とする二世信者の問題が、今回は人気タレントの芸能界からの引退と教団職員への出家という騒動から再び表面化しました。

当事者と教団、そして事務所側と、双方の言い分が激しく食い違い、その内容からこの先は訴訟に発展する可能性も高いことから、今後さまざまな報道が続くことと思います。

前回の記事で触れた「Post-Truth」や「Alternative Facts」が、既に随所に見られる状況ですが、今日のところは私個人の分析はお預けにして、とりあえず三者の主張のみを扱います。

清水富美直筆全文
清水富美加の直筆メッセージ

ファンの皆様、関係者の皆様、友達、飲み友達、私と話したことがある人、知ってくれている人。突然に、本当に突然に、芸能界から姿を消して申し訳ありません。お世話になっていた現場や、共演者さん、スタッフさん、関わらせて頂いた方々にご迷惑をおかけしている事、しっかりと自覚しております。

しかし、約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に、心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした。

なので今、出家したいと思いました。
私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました。

なんで、それで、出家することになるのか、皆さんにとっては、何もかもが意味不明だと思います。幸福の科学が、宗教が、出家というものが何なのか。「出家したい」と言ったら、マネージャーさんにも、「意味が分からない。やめてくれ」と言われました。無宗教の方が多い現代では、誰もがするであろう反応ということも分かっております。

それでも、神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております。

皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事やこの約8年間で感じてきた素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います。どうかこれからも温かい目で見守って頂ければ幸いです。本当に本当にありがとうございました。

2017年2月吉日
清水富美加

教団側会見

子どもの頃から熱心な当会の信者で、支部や祈願に参加し、仏法心理的価値観を子どもの頃から学ばれてきました。芸能活動でつらいことがあっても、元気や励ましを届けたいと頑張ってきました。しかし次第に主役級の役を与えられる中で、人道的な作品に出演したいという彼女の意思に反し、必ずしもそうものでない仕事が与えられてきました。

突然、青天のへきれきのように出家を希望したとみれる点がございましたので、出家には大きな伏線があったことをご報告させていただきます。

私ども、芸能界にしばしばみられる奴隷契約、就労環境があったことが大きな点だと思っております。当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から「月給5万円」と、月給制を持ち出された。お父さまから事務所に、厳しいのではないかとお話ししたところ、仕事を干されたというのがありました。その中で清水さんは、仮面ライダーシリーズのオーディションに自分で申し込み役を射止めましたが、睡眠時間3時間で1カ月31日働いても、月給5万円、ボーナスは支給されなかったという環境で、仕事をやっておりました。
嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。性的対象にされるのが嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、「もう決まっている」と、無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていたと言っていました。しばしば周囲に死にたいと、多いときには週1回、漏らすようになりました。マネジャーにも言うと「あまり言うと死んじゃうんじゃないかと思うので、もう言わないでほしい。死ぬという言い方はずるい」と言われました。自分の奥底に気持ちをため込むようになったそうです。事務所側は、彼女の危機的状況に対して、真摯に対応してこなかったという状況であります。

昨年秋に、今年公開になる暗い映画の撮影が続き、祈願を受けると言うことで何とかやってきました。その中で「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」をきっかけに、長年おさえていた思いが吹き出した。これをきっかけに天命を確信して、出家を決意するに至ったのでございます。弁護士に依頼し、迷惑をかけないよう今の仕事をどう整理していくのかという段階になったけれど、事務所に相談すると「せめて決まっている仕事はやってもらわなきゃならない」という、聞く耳を持たない強硬姿勢に出られました。それを見た清水さんは心身に大きな傷を受け、専門医の治療を受け、ドクターストップで仕事を休むという結論になりました。病名などは個人情報につき控えさせていただきます。SOSを役者さんがあげても、事務所側は仕事だからやるしかないと言うばかり。突然スケジュールの穴をあけたのではなく、整理したいのに、事務所がやれという一点張りだったために、このような事態になっています。 
診察した医師からは「生命の危険があります」と診断が出ています。働き続けて死を選んだ電通の社員の事例を思い出さずにはいられません。宗教上の緊急救済の必要があると考え、出家を認めるに至ったのであります。事務所側はその経緯を全く理解しようとしていない。「業界のルールに従わないとこの世界では生きていけない。どんなおかしなルールでも、事務所を辞めたら本名を自由に使えないとか、ルールから逃げられなくて、毎日がギリギリの状態でした」と本人が申しております。本人によると、そうした思いをしているのは自分だけではないと。若い役者たちは同じように死にたいと申していると。業界のあしき部分があるならば正していただきたいと、清水さん個人を越えて、芸能界が浄化されることを願っています。

出家は、本人の魂の救済をすると同時に、本人が世俗と縁を絶ち、人の魂を救済する仕事に24時間するということ。宗教家清水富美加になります。法名が与えられました。名前は「千眼美子(せんげんよしこ)」千の眼で闇夜で苦しんでいる人を探し、千の眼で救う、千手千眼観音菩薩(ぼさつ)から来ています。現在清水さんは非常に体調が不安定で危険な状態が続いております。今日も出席不可能。したがって今月で事務所との契約は解除。体調が回復したら宗教家としての活動に移って参ります。事務所との交渉内容の公開は差し控えさせていただきます。何人も思想の自由、幸福追求の権利が保障され、苦役が禁止されていることは、日本国憲法に保証されている。過密なスケジュール、本人が望まないキャラクター、人を食べる仕事も含まれております。事務所の仕事の振り方が不適切だったのではと思っています。事務所から振られたときに断れない状況の中で、よくもこんな仕事を当会の信者にさせたなと、個人的には思っています。皆様の温かいご理解を賜りたいと思います。

(日刊スポーツ)

事務所側会見

-把握している経緯は。

「先月の末ぐらい、ご本人から会社サイドに信仰の告白があった。それに伴って、出家する、仕事ができないという申し出があった。代理人間で、今後の仕事の進め方をどうするかということで2月の頭から協議を始めたが、かなり健康状態が良くないという説明があり、体調不良を理由に仕事ができない、回復の見込みが立たないとの言葉があった。信仰に関しては本人の意向を最大限に尊重するが、専属所属契約は継続中。クライアントにもキャンセルするとなると、多大なご迷惑をかける。仕事は減らしていくし、新規の仕事は入れないという話をして、ご理解いただけるかと思ったが、本日、教団があのような会見をしたことで遺憾に思っている」。

-教団の会見には事実誤認があるということか。

「詳細に反論するということは控えたいと思うが、多く事実と違うところが含まれていると考えている。意向に反する形で仕事を押しつけていた。やりたくないような仕事をやらせていたとあったが、週に1度、少なくとも月に1度ぐらいは本人とマネジャーが面談して、入っている仕事や今後の仕事について密にコミュニケーションを取ってきた。仕事には積極的に取り組んでいて、やりたくないのにやってくれと押しつけたことは一切ないと考えている。また、仕事量や内容に見合う適切な報酬を支払ってきた。当社としての方針もあるが、最終的には清水さん本人の意向に沿う形で仕事を入れていた」

-教団側は、2月末での契約解除を主張している。

「契約に関しては、2月末で解除と主張されているが、もともと5月20日まである。契約条項は音事協の書式を使っているが、1年間のエクステンションができる形になっている。法的には延長するのは可能な状態だが、本人の意向を最大限に尊重して、仕事を減らしていって負担にならないような形にする予定だった」

-教団側は、民法上の雇用契約に過ぎないと主張している。

「タレントの所属契約は、民法上の雇用契約とは違う。代替性がないものですから、通常の雇用契約とは違うものだと考えている」

-診断書は見ているか。
「診断書は2通、いただいている。ただ、どういった経緯で検査をされてそういった診断がなされたのか、診断書が正しいものという前提で考えることができない。出家したいという理由で仕事ができない、という主張が、一転して体調不良ということになったので、納得はできない。生命の危険というような健康状態だったとは認識していない」

-教団が発表した本人の直筆コメントには、仕事で追い込まれていた旨が記されている。

「本人の心境とは違う部分もあるのかもしれない」

-現実的に、契約を続けるのは難しいのでは。

「契約期間は主張したいが、実際に仕事ができるかどうかは難しい面がある。先方の代理人とどういう解決をするか協議中だった矢先にこういう会見を開かれた。こちらの契約条項は、趣旨的には合理的なものだと考えている」

教団側の主張に一貫性がないということか。

「違和感がある。信者だと言うことには会社に秘しておられた。(意に沿わないとされた)映画の話も、オファーがあった時点から伝えてきたし、抵抗感を示すということはなかったし、積極的に仕事を受けたいと言っていた。会社として積極的でなくても、本人がどうしてもやりたいという意志を示したものもあった」

今後、法的措置の可能性は。

「代理人間の協議はなくなっていくわけではなく、続けていきたいと思っているが、うまくいかなかった場合は法的措置もありえなくはない。現時点では想定していない。まだ契約は続いているし、続いていくものだと入っているので、条項の中には、途中で仕事をキャンセルすることがあれば、体調面の問題であっても責任を負うという記載はある」

-清水さん自身に損害賠償を求める可能性は。

「今の段階では出ていないが、話し合いが付かない場合はあり得る」

(デイリースポーツ)
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私もペンとネットの力を信じ、「幸福の科学」を手掛かりに、カルトの問題について考えていきます。
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