大川リーディングの意義

過去世、前世、生まれ変わり

カルトに限らず、こうしたテーマは人の好奇心を集め、時に人を魅了します。

特に1980年代後半から90年代初頭には、「チャネリング」や「前世療法」などといった用語が、日本に限らず世界的に宗教臭のないレベルで日常的に交されていた状況で、そうした土壌の上に湧いてきたひとつが幸福の科学でもあったのです。

指導局資料

こちらは、そんな当時に総合本部の職員内で回覧されていた資料で、大川が小規模のセミナーや、職員の前などで語ったのを指導局の連中がまとめたものです。

書籍にはされない非公式なものですが、知った職員が地元で会員さんに話し、聞いた者には、それがかえって秘法に触れたような興奮を覚えさせるので、これが連鎖して、会内において公然の秘密として広まるのに時間はかかりませんでした。

その教団の中でしか通じない知識や価値観であっても、その集団の原理を信奉する者にとっては、こうした“秘儀に触れた優越感”というのが、麻薬のような効果となって、世間との隔たりを厚くし、人を教団に定着させる働きをします。

また、好奇心を満たすのみならず、自分自身が、前世が歴史上の有名人と言われたりしたことで自尊心が擽られるケースも少なくありません。

信者でなくても有名人の生まれ変わりと言われれば悪い気はしないようです。実際、およそカルトとは縁のなさそうな知識人と言われる人の中にも、コロっとなびいた方もいました。

こうした前世といった要素のものに、映画や小説のなどのファンタジーの範囲で留められないほどの興味や期待を抱くようなマインドは、既にカルトの入り口であることに気付いている必要があるでしょう。

もっとも、今日のようなイタコ芸の大川リーディングを信頼するような人はいないでしょうし、先の資料やその他の大川リーディングをよくよく見ていくと、本人らが意図した方向性とは真逆の意味を読み取れそうです。

総じて言えることは、その前世に比べて今世がパッとしていないこと。

特に幸福の科学の教団幹部など、その前世は歴史上の有名どころがズラッと連なっているわけですが、錚々たるキャスト揃えながら、諸活動は中学校の学級会レベルの体たらくな有様で、教祖の大川自身がその極みです。

その意味するところはつまり、百歩譲って大川の前世リーディングが正しかったとしても、それはそれで、前世の実績など今世とは全く関係ないということの証ということです。

よしんば前世では大宗教家であっても、今世ではアホカルトのキチガイ教祖となって何ら不思議がない。前世診断など意味がないというのが大川リーディングの福音なのです。

酷師おそるべし。
さすがワールドティチャー、素晴らしい“反面教師”です。
世の中の笑い物に身を窶してまで実証する。
かたじけなさに笑い涙がこぼれます。
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