河口湖事件 加害少年を起訴 【続報】

(事件発生当時、犯行の背景を探った週刊新潮記事より)
山梨・富士河口湖の祖父母殺害
18歳少年を起訴
山梨県富士河口湖町で昨年9月に祖父母を殺したとして、甲府地検は26日、元県立高校生の少年(18)を殺人罪で甲府地裁に起訴した。
少年は、成人と同様に裁判員裁判で審理される。
地検は少年の精神鑑定の結果、刑事責任を問えると判断し、殺人の非行内容で甲府家裁に送致。
家裁は今月17日、「少年は祖父母を殺害し、遺産を希望する進路に進むための資金にしようと考えた」として検察官送致(逆送)していた。
起訴状によると、少年は昨年9月27日午前2時20分ごろ、富士河口湖町の祖父(当時83歳)の自宅で、祖父と祖母(同81歳)を包丁で刺殺したとされる。
毎日新聞2016年2月27日 東京朝刊
【松本光樹】
祖父母殺害
少年を殺人罪で起訴 甲府地検
山梨県富士河口湖町で昨年9月に祖父母を殺したとして、甲府地検は26日、元県立高校生の少年(18)を殺人罪で甲府地裁に起訴した。
少年は、成人と同様に裁判員裁判で審理される。
地検は少年の精神鑑定の結果、刑事責任を問えると判断し、殺人の非行内容で甲府家裁に送致。
家裁は今月17日、「少年は祖父母を殺害し、遺産を希望する進路に進むための資金にしようと考えた」として検察官送致(逆送)していた。
起訴状によると、少年は昨年9月27日午前2時20分ごろ、富士河口湖町の祖父(当時83歳)の自宅で、祖父と祖母(同81歳)を包丁で刺殺したとされる。
毎日新聞2016年2月26日 20時26分(最終更新 2月26日 20時26分)
【松本光樹】
<祖父母殺害>
少年を逆送「計画的で犯情重い」 甲府家裁
山梨県富士河口湖町で昨年9月、80代の祖父母を殺したとして、殺人の非行内容で送致された元県立高校生の少年(18)について、甲府家裁(猪俣和代裁判長)は17日、少年審判を開き、検察官送致(逆送)とする決定をした。
決定理由で猪俣裁判長は殺害動機について「祖父母を殺害し、遺産を自らが希望する進路に進むための資金にしようと考えた」と指摘。
「深夜を狙い、包丁2本、手袋、鍵を準備するなど計画的。かなり犯情が重い」とした。
決定によると、少年は昨年9月27日午前2時20分ごろ、自宅で就寝中の祖父(当時83歳)と祖母(同81歳)の胸や肩などを包丁で刺し、殺害したとしている。起訴された場合は裁判員裁判が開かれる。
【松本光樹】毎日新聞 2月17日(水)21時31分配信
甲府家裁 祖父母殺害の少年を逆送
富士河口湖町で高齢夫婦が殺害され、孫の少年が逮捕された事件で、甲府家庭裁判所は少年の検察官送致を決定した。甲府地方検察庁が起訴すれば、成人と同じ公開の法廷で裁判が開かれる。
事件は去年9月、富士河口湖町の住宅で80代の夫婦が包丁で殺害され、孫で18歳の少年が殺人容疑で逮捕され、甲府地検が先月少年を甲府家庭裁判所に送致していた。甲府家裁は17日、少年審判を開いて、少年の検察官送致(逆送)を決めた。
決定理由について、猪俣和代裁判長は、少年は祖父母の遺産を希望する進路に進むための資金にしようと考え犯行に及んだと指摘。
「自己の利益のために、他人の命を犠牲にしてもかまわないという強い反倫理性もうかがわれる」とした。
今後、甲府地検は10日以内に起訴するか判断し、起訴した場合は、成人と同じ公開の法廷で裁判員裁判が開かれる。
(2/17 19:17 山梨放送)
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