カルト教祖 大川隆法の羨望と幻想 ①

カルト宗教幸福の科学の特徴として激しい他宗批判があり、特に創価学会に対する執拗な煽りは並々ならぬものがあります。
同団体が、猛烈な折伏の実態などから議論のある団体と見做されてきたのは確かですが、別に大川自身に折伏されたトラウマでもあったのかと言えば、そうでもないようです。
それは、他宗批判をすることで自己正当化を図ろうという目論見ともとれますが、根源的には、宗教・政治・教育という、大川の野望展開のモデルとして、羨望(憎悪)の対象であったからでしょう。
父親の善川については、反創価という態度を露骨に表すことはありませんでした。
実際、徳島の千鳥町の住居の庭の手入れに来てくれていた人が家族で創価学会の信者でしたが、何ら問題なく普通に交友していたのです。
邪教、邪宗、悪の牙城。
善川が追いやられていなければ、さほど極端な他宗批判に出ることはなかったでしょう。
自らを棚に上げた異常な執念は、まぎれもなく大川の信条であり
善川というタガが外れた後の大川こそ、この人間の本質と言えます。
これから数回に分けて、その内面を探る資料をご紹介していきます。
創価戦指示書その①



95.1.10 12:32 【対S対策】
① 基本的には言論戦によるマスコミ的戦いを中心とする。(講演、単行本、月刊誌、リバティ、広告)→知力戦・頭脳戦
② 地上兵力を動員しての白兵戦は、敵に利があるので極力避ける。(電話、FAX、大勢をくり出しての威迫、抗議集会、戦闘用の出城づくり、警備要員の採用、武器まがいのものを用意することなど)→Sの「暴力革命」に対しガンジー的非暴力主義をPR。
③ Sの強味は財力にあるので、散財することなく、財務体質を一層堅実かつ強大化する方針をとる。→現時点での財力では、白兵戦的総力戦には2年間しか持たない。
④ 世論による対S包囲網の強化、完成に尽力し、当会に対して、世論、マスコミの追い風を醸成する。→Sと同じ暴力体質や政界進出の野望を出さない。邪教と同じスキャンダルを出さない。
⑤ 財務的観点からの対策
ア) 映画にかかった費用及びその効果と比較すると、対S戦の宣伝効果及びマーケティング効果は、対S対策費として年間MAX2億円が限度と思われる。
イ) また通常業務的装いのもと、ザル決裁、ザル支出を避けなければならない。現在総務部長の100万円の決裁権限が、費用分割稟申により支部に利用されている心配があるので、推進局を経由してはどうか。また、事務局長、総合本部長の300万円、1000万円のワクも、同一性質のものを分割稟申してザル決裁されるおそれがあるので、同一性質のものは、Totalでいくら、例えば、支部の改造費を、カーテン、ジュータンなど分割されぬようTotalでみる。また同じ本の広告を1個3百万以内、1個1000万以内にして連続して数千万、数億使うことをさける。また同一対象に対する継続的支出(ex毎月100万円出つづける)も包括的に網をかける。
ウ) 高橋理事、山本理事、壱岐財務部長で、財務管理チームをつくって、財務支出の異常性をチェックする。
エ) 通常業務から離れた戦時特別支出(対S、対K、対その他邪教、対その他マスコミ、対政治関係)に関しては、随時主宰決裁とする。(1件300万円以上のもの、同一性質のものの分割は許可しない)
オ) 支部開設、人員採用は、現計画通りを原則とし、特別なものは各個厳密な稟申をすること。
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