経歴に烙印を残さないで
幸福の科学学園の生徒ならびに保護者各位
大川隆法教組の醜悪な実像と、教団が一般社会との関係の中で示してきた反社会性、カルト性の実態はもはや繕いようのないものです。
文部科学省による幸福の科学大学不認可の決定。幸福の科学中学・高等学校を扱った新潮社への名誉棄損裁判の学園側の敗訴の現実は、実質的に、同教団の公教育事業が社会的に認められないことを示したものです。
生徒の中には、自分たちの態度で教団の名誉回復をしようと健気に考えている子もいることでしょう。
しかし、エリート意識が通用するのは隔離されたその箱庭の世界に限られたことであって、それは結局カルト宗教の信者であることのカミングアウトにしかならず、世間知らずな若者がどう頑張ったところで、幸福の科学に対する世の中の評価が逆転することはもうありえません。
世間は皆さんが考えているほど甘くないのです。
仮に高校時代に少々出来が良かったとしても、広い世間にはいくいらでも同様、またはそれ以上の人達がいます。
有能で健全な資質の持ち主でさえ、必死でなければ道が開かない本当に厳しい世の中であるのに、カルト宗教を母体とする「幸福の科学学園卒」などという経歴は、これから先の長い人生においてマイナスに働くことはあっても、決してプラスになることはないでしょう。
どうか安易な幻想は捨てて下さい。
そして保護者の方は、自らの見栄の代償に子供を供儀し、生涯消せない烙印を背負わせようとしている残酷さを自覚して、軽々しく考えることなく、与える影響の深刻さを厳粛に受け止めるべきです。
親の責任として、我が子の人生に決定的な汚点を残してしまわないよう、ここで最低限の現実社会との折り合いがつくようにしてあげて下さい。
でなければいつか必ず後悔することになるでしょう。
現実的な救済対策として、以下にいくつかの進路変更の道を提示します。
1.全日制の高等学校に通う。
全日制は、日中(朝から午後までの間)に授業があり、修業年数は3年で、学年制と単位制の2つの形態があります。
学年制
学習する教化・科目が、学年ごとに定められており、その学習成果が認められると単位が与えられ、次の学年に進級する仕組みです
単位制
学年の区別がなく、修業年数(3年間)の中で、入学から卒業までに決められた単位数を修得すれば卒業できる仕組みです。
中途退学した生徒が、再度第1学年から入学したい場合は、毎年2~3月に行われる一般の入試を受験します。
転編入を希望する場合は、各学校の補欠募集の状況を問い合わせたうえで、在学校から転校照会を通じて出願し、通常転編入試験を経て、該当学年に入学します。ただし、編入の場合は、退学する前の学校において、第1学年以上の課程を修了している必要があります。
公立、私立ともに、原則として定員を満たしていない学校であれば、転学が可能です。「転学」というのは、現在の学園での修業期間や履修状態が断絶されることなく、それが他校に継承されるように配慮されたかたちで転校がなされるものです。
一方、いったん退学してから転校するのを「編入」といい、この場合は学歴上に断裂した記録が残り、また年度の途中であったりすると、学校別のカリキュラムの差異にもよりますが、基本的には転学の場合と違って前校での単位が進級前までの部分までしか認められません。
2.定時制の高等学校に通う。
定時制は、夜間、その他定められた時間帯に授業があり、修業年数は4年(3年での卒業も可)で、全日制と同様の2つの形態があります。
中途退学者、転編入者の扱いも基本的に同じです。
3.通信制の高等学校に通う。
添削指導、面接指導によって、定められた数のレポートを提出し合格すること、決められた回数以上のスクーリングに出席すること、各教科の試験に合格することによって単位を修得し、卒業資格を取得します。修業年数は3年以上です。
中途退学者、転編入者の扱いは、基本的に全日制・定時制と同じですが、選考に当たっては書類審査(成績証明書または単位修得証明書)のみや、面接で済む場合が多いです。
4.「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」を受験する。
高等学校卒業程度認定試験は、試験によって学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があることを認定する制度で、合格者は、大学・短大・専門学校の受験資格を取得でき、また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として、就職・資格試験等に活用することができます。
試験は年2回
第1回・・・8月(出願は5月上旬頃)
第2回・・・11月(出願は9月上旬頃)
受験資格など
その年度の3月31日までに満16歳以上になる人であれば、だれでも受験できます。
平成17年度から、全日制高等学校等に在籍されている方も受験が可能となりました。
試験には「免除要件」というものがあり、履修済の単位があれば、結果的に一部の教科の受験だけで済ますことも可能です。
詳しくは下記のサイト(文部科学省)にて確認して下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/index.htm
4.高等専修学校(専修学校高等課程)に通う。
専修学校には、入学資格の違いにより、高等課程、専門課程、一般課程の3つの形態があり、このうち中学校卒業者を対象とした高等課程を高等専修学校と言います。
高等専修学校は、教育内容によって1年制、2年制、3年制以上と修業年限が異なり、修業年限が3年以上で、総授業時間が2,590単位時間以上であるなどの要件を満たす学校では、大学入学資格付与指定校として、高等学校卒業者と同様に大学入学資格を取得できます。
中途退学者の扱いは、これまで記載した各学校と基本的に同じです。転編入者に対しては各学校により異なるので事前に確認が必要です。
大川隆法教組の醜悪な実像と、教団が一般社会との関係の中で示してきた反社会性、カルト性の実態はもはや繕いようのないものです。
文部科学省による幸福の科学大学不認可の決定。幸福の科学中学・高等学校を扱った新潮社への名誉棄損裁判の学園側の敗訴の現実は、実質的に、同教団の公教育事業が社会的に認められないことを示したものです。
生徒の中には、自分たちの態度で教団の名誉回復をしようと健気に考えている子もいることでしょう。
しかし、エリート意識が通用するのは隔離されたその箱庭の世界に限られたことであって、それは結局カルト宗教の信者であることのカミングアウトにしかならず、世間知らずな若者がどう頑張ったところで、幸福の科学に対する世の中の評価が逆転することはもうありえません。
世間は皆さんが考えているほど甘くないのです。
仮に高校時代に少々出来が良かったとしても、広い世間にはいくいらでも同様、またはそれ以上の人達がいます。
有能で健全な資質の持ち主でさえ、必死でなければ道が開かない本当に厳しい世の中であるのに、カルト宗教を母体とする「幸福の科学学園卒」などという経歴は、これから先の長い人生においてマイナスに働くことはあっても、決してプラスになることはないでしょう。
どうか安易な幻想は捨てて下さい。
そして保護者の方は、自らの見栄の代償に子供を供儀し、生涯消せない烙印を背負わせようとしている残酷さを自覚して、軽々しく考えることなく、与える影響の深刻さを厳粛に受け止めるべきです。
親の責任として、我が子の人生に決定的な汚点を残してしまわないよう、ここで最低限の現実社会との折り合いがつくようにしてあげて下さい。
でなければいつか必ず後悔することになるでしょう。
現実的な救済対策として、以下にいくつかの進路変更の道を提示します。
1.全日制の高等学校に通う。
全日制は、日中(朝から午後までの間)に授業があり、修業年数は3年で、学年制と単位制の2つの形態があります。
学年制
学習する教化・科目が、学年ごとに定められており、その学習成果が認められると単位が与えられ、次の学年に進級する仕組みです
単位制
学年の区別がなく、修業年数(3年間)の中で、入学から卒業までに決められた単位数を修得すれば卒業できる仕組みです。
中途退学した生徒が、再度第1学年から入学したい場合は、毎年2~3月に行われる一般の入試を受験します。
転編入を希望する場合は、各学校の補欠募集の状況を問い合わせたうえで、在学校から転校照会を通じて出願し、通常転編入試験を経て、該当学年に入学します。ただし、編入の場合は、退学する前の学校において、第1学年以上の課程を修了している必要があります。
公立、私立ともに、原則として定員を満たしていない学校であれば、転学が可能です。「転学」というのは、現在の学園での修業期間や履修状態が断絶されることなく、それが他校に継承されるように配慮されたかたちで転校がなされるものです。
一方、いったん退学してから転校するのを「編入」といい、この場合は学歴上に断裂した記録が残り、また年度の途中であったりすると、学校別のカリキュラムの差異にもよりますが、基本的には転学の場合と違って前校での単位が進級前までの部分までしか認められません。
2.定時制の高等学校に通う。
定時制は、夜間、その他定められた時間帯に授業があり、修業年数は4年(3年での卒業も可)で、全日制と同様の2つの形態があります。
中途退学者、転編入者の扱いも基本的に同じです。
3.通信制の高等学校に通う。
添削指導、面接指導によって、定められた数のレポートを提出し合格すること、決められた回数以上のスクーリングに出席すること、各教科の試験に合格することによって単位を修得し、卒業資格を取得します。修業年数は3年以上です。
中途退学者、転編入者の扱いは、基本的に全日制・定時制と同じですが、選考に当たっては書類審査(成績証明書または単位修得証明書)のみや、面接で済む場合が多いです。
4.「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」を受験する。
高等学校卒業程度認定試験は、試験によって学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があることを認定する制度で、合格者は、大学・短大・専門学校の受験資格を取得でき、また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として、就職・資格試験等に活用することができます。
試験は年2回
第1回・・・8月(出願は5月上旬頃)
第2回・・・11月(出願は9月上旬頃)
受験資格など
その年度の3月31日までに満16歳以上になる人であれば、だれでも受験できます。
平成17年度から、全日制高等学校等に在籍されている方も受験が可能となりました。
試験には「免除要件」というものがあり、履修済の単位があれば、結果的に一部の教科の受験だけで済ますことも可能です。
詳しくは下記のサイト(文部科学省)にて確認して下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/index.htm
4.高等専修学校(専修学校高等課程)に通う。
専修学校には、入学資格の違いにより、高等課程、専門課程、一般課程の3つの形態があり、このうち中学校卒業者を対象とした高等課程を高等専修学校と言います。
高等専修学校は、教育内容によって1年制、2年制、3年制以上と修業年限が異なり、修業年限が3年以上で、総授業時間が2,590単位時間以上であるなどの要件を満たす学校では、大学入学資格付与指定校として、高等学校卒業者と同様に大学入学資格を取得できます。
中途退学者の扱いは、これまで記載した各学校と基本的に同じです。転編入者に対しては各学校により異なるので事前に確認が必要です。
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