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大川隆法メランコリック本音トークVol.8

大川隆法メランコリック本音トークVol.7に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

文中では大川隆法が脱会者に対して極めて醜い罵詈雑言を並べ立てていますが、言うまでもなくこれらはあくまで大川の自己都合から発した根拠なき誹謗中傷であって、決して各人の真実ではないことをあらかじめ明記しておきます。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.18
本心12
【指導霊団】
それと指導霊団が高すぎて、マクロの指導。細々したことは、「そんなこと考えてやりなさい」の世界。種村がトンカツを食べたら体にいいでしょうかと聞いているみたいなもので、そんなものどちらでもいい。日常茶飯事のことは八次元以上の霊にはどうでもいいことで、雑談レベルのもの。うちが発展しているのが、マクロであたっている証拠。

あと、ある程度、地上の人間の自助努力でやらせている。示唆は与えるが、あてものではない。結婚も、これでやればうまくいくというものなんかない。結論だけ言って満足するのは「ぜいちく」の世界。うちは一人一人の努力で運命は拓く。

病気直しも91年から始まっているが、これは超能力現象ではなしに、信仰心による癒し。神霊治療は宗教ではなく、別の世界。病気が治るのは信仰心がある証拠。これは教団としては、ヤクザ対策に近いかもしれない。証券会社は、「株が上がります」と言っても、下がることもある。結果的に、うちが成功しているので嫉妬している。創業者利益をよこせと。

【事務局長】
あと、細川自身も、 「いろいろありましたわな」、では済まない。ちゃんと切り返す義務がある。それをしなかったから、こうなっている。原もそうだが、高橋、細川、小沢の事務局長は、あまり叱っていない。叱ると都合の悪いことを上げなくなるから。山本さんから、叱られだした。関谷に対しては、何カ所か仕事に対して怒っている。その内容は本当は細川に言わないといかんのが含まれていた。資金の詰めを考えていない。人事採用の出鱈目、ずさん。給料も決まっていない。

事務所、婦人部、スケジュール的なこと。九州に行くの10時間かかった。羽田までは一時間半で着くと言ったが、土曜日は三時間以内で着くことはなかった。仕事になっていないということで怒った。事務局長が怒られても当然というのも含まれていた。それを多少恨みに思っているのがあるかも知れない。 89年は特に仕事はひどかった。あっちもこっちも滅茶苦茶。

(前田:原、関谷、法についていけないのが問題。事務的に怒られたことではケロッとしていた。前日行って一時間半で行けたんだよな・・と)。

法以前の知的理解力の問題。自分の本では、私は学習団体に戻って欲しいと言っているが、西萩で本を並べると「この本読んだかな、読んでなかったかな」の世界だった。だんだん優秀な人が入ってきて、押し込められていた。最初いいとこどりして、途中挫折。いい人だと思われたいという執着があった。結構腹黒いとこがある。

法より知的学習のところ。とてもついていけなかった。原も反省、瞑想だけ。人事系統の話をしてもさっぱり。事務局づけで入れとこと言っても、事務局づけって何だろうね、だった。もう一つは、言葉が通じないのが大きかった。仕事カルチャーになると、ニュアンスで言って、合点してやるんだが、それができなかった。1000円冊を渡して、何か適当に食べ物を買って来てくれ、でわかるところが、何と何を何個買って来てくれ、と言わなければわからなかった。最近ようやく言葉が通じるレベルに来た。

七年かかって。国際ビジネスマンを採用するあたりから通じてきた。個人企業だから無理だった。細川のとき、 技術系の人が多くて、これが通じない原因だった。高橋さんも何で電子工学をやったんだ。人生計画として間違ったんじゃないか。商学部がよかった。

細川さん、都市工で設計事務所。これも人生の設計ミスだった。電子工学と都市工を事務局長にして破壊されたのは大きかった。NTTみたいな大きいとこは、基本的には、潜在的失業者。実務のとこも混乱が大きかった。残っている者としては、知っておいてほしい。この辺で墓穴を掘った。出来が悪かったが、辞めたのはもっと出来が悪かった。レッサーとレッサーの比較だった。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.19
本心13
【当会のカルチャー】
当会としては、もう一回カルチャーのやり直し。いま、それができつつある。これは外に対しては、言うべきでない。関谷にしては無理だった。結婚するというので、釣合をとらせんといかんので、本部講師、局長にしたが、温情がわからんのだな。

支部にいったら講師として持ち上げられていた。九州に行ったら金粉の出た人がいたが、それは受講者に偉い人がいたから。それに関谷はインテリコンプレックスがあった。創価学会の早坂や島野は、うちへ来て、こんな人と一緒に勉強させられるのはいやだと暴れた。うちは一緒に勉強するだけでなしに、成績も張り出される。

学会でも、関本だったら、即部長ですと言っていた。うちは、インテリに対しては薄情な使い方をしているように見えるらしい。学会は、集まっている人が副会長でも地上げ屋みたいな人が出てくるから。戸田城聖は高利貸し、池田は営業部長だった。初期の人をどう遇するかが難しい。飾りで祭れば害になる。いま、少し出来るようになった。まだ拮抗状態。踏み込むとこまで行っていない。異常事態になったら、もたない。今の総合本部の幹部は優秀です。判断ができるから。

【当会の正史】
日曜のセミナーで、主宰補佐白身が虚業教団に反駁する。うちの悪い癖は、組織があっても大将戦になるとこ。今度は主宰浦佐。いつまでたっても組織として成熟度が足りない。細川、前田、坂下、多少言い返さないと。昔のことほじくり返されて、今の幸福の科学のことを批判しているんだから。中でそういう病巣もあったが、何年たっても使われているから、他教団、マスコミにもまた使われる。

当会としての正統な歴史をつくり、悪霊は悪霊、駄目は駄目とはっきり言う。お人好しだと利用されるから。弁護士にだけ頼っているのは宗教としては情けない。舌戦、ペンで戦う。中と外の敵と戦える体制をつくらないと駄目。西荻の最初からいた人は、ここ2、 3年で入ってきた人に比べ、極端に信仰心が弱い。ここがカルチャーギャップ。会としてマイナス要因。信仰心にもとづく団体になっていなかったつけがある。宗教が悪だったら、うちは伝道も世界救済もない。やはり素晴らしいと思ってやっている。ここは譲れない。ゴシップが吹き出すとこは、仕事がうまく流れていない。

【迎撃体制】
いままさしく折伏。折伏部門ができるかどうか、議論して落とせるか。これをやらんと、組織としての発展はない。その弱さが害を大きくして、戦うときは全面戦争以外出来なくしている。支部でやれるとこは支部で。被害者の会でやれるとこは被害者の会で。ちょっとオープンすぎる。裁判以外で出来ないということは。島田に反論するのも2年かかった。いまだったらすぐに迎撃する体制をつくらんといかん。

【Algorab注】
この長い談話記録のシリーズも、ようやく折り返し地点にかかってきました。後半でもここまでと同様の脱会者への誹謗中傷が散見されるものの、この談話記録の全体像としては、前半は個人への罵詈雑言が集中し、後半はそれを受けて組織的な攻撃活動へと教団職員を煽動していく内容になっています。

周囲を置き去りにしたマシンガントークで、ひとしきり脱会者を罵りまくって溜飲を下げた大川が、反撃的自己を活性化させていく展開といったところでしょう。

カルト(セクト)を判定するにあたっては、フランス議会が採択した10項目の「危険性の判断基準」があります。このことについては、以前に当ブログの「セクト対策の遠い夜明け」の中で扱いましたが、この指標からすると、現在の幸福の科学などは殆どフルコンプといって良い状態であることは、まず疑問の余地はないだろうと思います。

ただ、今でこそすっかり“ゴロマキアホカルト”の幸福の科学でも、最初からそういうカルチャーであった訳では決してなくて、むしろそうした資質を持ち合わせていない人間ばかりのコミュニティからスタートしています。

これは初期肯定や過去への礼賛ではなく、被害者がやがて加害者になり得るという、本質的に人に害を与え人を幸せにしないカルトによる基本的人権と自由への侵害から、個人と公共の利益を守るためには、カルトを野放しにせず、常に注視して小さな芽を摘んでいく重要性を自覚するための大切な視点だと思います。

「坊主憎けりゃ袈裟まで」と、外野には、私を含め脱会者による大川隆法への批判について、余りにも酷く言い過ぎだと感じる方が、ひょっとしたら僅かにいるかも知れません。

しかし、この教団は教祖の大川隆法による信者への執拗な叱責と煽動によって変質してきたことは資料が示す通りであり、これから後、仮に信者の暴走が起こったとしても、あくまで諸悪の根源は大川隆法に帰責する事実を語り継いでいく必要があります。幸福の科学の息の根が止まるまで、追及の手を緩めるわけには行かないのです。

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土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

当ブログへようこそ。
「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

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