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大川隆法メランコリック本音トークVol.5

大川隆法メランコリック本音トークVol.4に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

文中では大川隆法が脱会者に対して極めて醜い罵詈雑言を並べ立てていますが、言うまでもなくこれらはあくまで大川の自己都合から発した根拠なき誹謗中傷であって、決して各人の真実ではないことをあらかじめ明記しておきます。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.9
本心6 -2
【関谷】
関谷に言っているのは原。一緒に一年間住んでいたのは事実。その間に、ああいうことを言った。亭主への不満を言わんといかんとこを。四月に原から泣きの電話が入ってきた。 「関谷に、旅行しようと言ったら、断られた」と。関谷は離婚話で疲れたので、湯治場に一人で行って疲れを癒したいと言った。原は「前の奥さんのこと、そんなに忘れられないのか」と思ったが、関谷はそういうことを、原がどう感じるかということは全く感じない人だった。

もう一つは、 88年6月に原の方から、事務所でがっかりしたことがあった。それは、関谷が直接原に、結婚の少し前、 「実は前の奥さんが喜んでくれると思ってパイプカットをしているが、これを元に戻した方がいいか」と聞いてきた。それで、原はカクッと来てしまった。「44でも、私は初婚ですよ」と。6月に結婚式をあげたが、新婚旅行と称して、病院に入院してパイプカットを治していた。普通は成田離婚になるタイプだ。

(前田:関谷は煩悩の強い人でした)

その前は奥さんがいたにもかかわらず、会の中では独身と称していた。若い女の子を誘って飯につれていった。原も独身だと思っていた。奥さんのいるのがわかったら、 「独身ではあるが、籍だけは抜いていない」と言っていた。 88年2月、別居を5年もしているので、一日で籍を抜けますからと言っていたが、実際に籍を抜く段になって、財産のことで奥さんに暴れられた。関谷の情けないとこは、自分名義の家土地なのに、自分が出て行って別居し、とられたこと。その疲れでか、四月には一人で温泉に行った。 6月はまた、病院へ入った。そんなことを棚に上げて、「予言が外れた」と言っているのではかなわん。自力で破壊する人にはかなわん。

それ以外でも、原は「関谷は、はったりを言って、あとで駄目になるケースが多い」と言っていた。あんなの予言のせいにされるのは、かたはら痛い。こちらは紳士で、悪口言わないのをいいことにしている。仕事面では、書類仕事ができなかった。会議も腰が痛いと称して出なかった。理解ができなかった。人事異動ということが、理解できなかった。仕事で言っている話が、見えない。

(前田:関谷は外に出てお茶を呑んでいるだけで、事務所にはほとんどいなかった)

大黒天といったって、何かしたのかね。 500万出して(松庵の事務所の補償金のために)、一年ぐらいで返してもらったと書いてあるが、いまだったら「大黒天なら、なぜ献金しない」と言われる。ガソリン代や飲食費の一部を出してもらったことにはなるが。うちの情の部分が悪用された。


『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.10
本心7
【原】
原は、表の世界では通用しない論理の人。87年後半から邪魔をしていた。 87年6月に事務所が出来た段階で、切るべきという論点があった。できる仕事がなくなって、ブローカーみたいになった。そのブローカーがまともに機能しなかった。ブローカーをとったら、辞めてもらわないといけない状態だった。潮文社の社長に『大川隆法は宗教好きな人には天皇みたいなもんだから、あなたが人に会わさないように防波堤にならんといかん』と言われたのを金科玉条みたいにしていた。それに虚言癖と妄想癖があった。

女性にも権力欲があるんだね。40代の女性だから、僕は中性と見ていた。若い女性を秘書に使ったら、変なことを言われる恐れがあったから、おばさんを秘書にした。あのへんも高橋さん、苦労した。栗原も常時霊障だった。初年度、安くあげたつけだったかな。

原に、 「幸福の科学についてきたいのなら、結婚してヨガをやめて、弟子としてついてきなさい」と言ったのは、 50にもなったら、ヨガも出来なくなるとあわれに思ったから。ヨガ教室に20人しか来ないのと、 ドームで5万人来るのとを一緒にはできない。原はミニ教祖第一号で、ヨガ教団を幸福の科学から外すとき、 一緒に会員を連れていかれた。宗教は他の悪口を言うと、そこの宗教にはいることができる。この手法で入るパターンが多い。

GLAの人と見るんじゃなくて、ヨガだったから。GLA本流ではなくて、仙人だったから。天狗は持っているが、仙人の方がこぼれるのは早い。原は幸福の科学に不満、関谷は仕事で椅子に座れなかったんだから。最初、手伝った人は、何とかして幸福の科学に残してやりたいと思ったのが仇となった。今だったら、職員をするのは無理。関谷も「どうぞ、在家の財務部長で」と言うところ。原だったら、婦人部でも弾かれると思う。

もう一つ、ここは宗教的に大事だが、原はGLAの別派をいっぱい回ってきて、ここは本物だと思って、自分がやめてきたところを、うちがGLAの再興として、見返したかった。高橋佳子を見返してやりたいと思っていた。

【Algorab注】
『いまだったら「大黒天なら、なぜ献金しない」と言われる。』という部分。これは主として、91年の大伝道の失敗とフライデー事件を要因とする教団の財務危機を乗り切るために創設した「ミラクル資金推進」や「ビックバン貸付」といった融資制度を、やがて「仏陀から利子を取るのか?」と迫って、信仰を踏み絵に布施に切り替えさせて踏み倒したケースを指しており、このことについて大川は確信犯だったことが窺える発言です。

さて、身内のイエスマンだらけの席上で、いよいよ大川隆法がそのドス黒い正体を現し始めました。2011年にこの文書を投稿した際は、一部を伏字にして掲載しましたが、今回はそのまま掲載します。

関谷氏や原氏と大川との出来事は、関谷氏の「虚業教団」に詳しく記されており、神託結婚等に関する部分は、以前に『「神託結婚」- 異常性の発現』として当ブログでも扱いました。

関谷氏の著書に対しては、教団(大川)側が訴えを起こしましたが、結果的に教団(大川)側の完敗に終わっています。そうした「虚業教団」と合わせてこの文書を読むと、大川の倒錯ぶりがより分かって味わい深いことでしょう。

関谷氏に生前、大川に対して抱いた疑念が確信に変化した頃のことを伺った際、形ばかりの結婚式を挙げたあとも、実際のところは入籍を行っていなかったのに、そのことを大川が気付いていなかった(勘違いしていた)ことを回想されていました。少しばかりの負い目を感じながら抱く秘密を、神通力のあるはずの教祖が一切見抜けていないという事実が、大川への認識を改めるきっかけになったようです。

大川は脇が甘いから、こうした程度のきっかけであれば誰にでも多少はあるもので、例えば、フライデー事件の最中、都内のホテルを転々とする大川に付いて警護課もその都度近くの安いビジネスホテルに宿泊して警護体制をひいていたのに、ある日、大川が警護課長に対して「ホテル住まいが続くと疲れが取れなくて困るよ。山本さんはいいね。自宅の風呂に浸かって休めて」と言い放ったことがありました。

それを聞いた警護課長は、「先生は俺たちが近くに泊っていることを知らないんだな・・・」と言って怪訝な表情をしていましたが、同氏の場合はその後も色々と悩ましい状況に直面させられながらも、「そこから先を考えることは恐ろしいことだ」といって突き詰めて考えることをせず思考停止してしまっています。

関谷氏の場合は、神託結婚の強要という異常事態の渦中に置かれていたからこそとも言えなくありませんが、同じようなきっかけでも、そこから先に進めるかどうかの個人差には、プライドに邪魔されない素直さ、主体性の強さ、理性的な道義心などがあって、それはたぶん薄皮一枚ほどの、ほんの少しの違いに過ぎないのではないかと思っています。

前妻のきょう子との離婚騒動や長男との確執、その他さまざまな場面で発せられた言行録によって、大川隆法というセクト教祖の外道ぶりが十分に示されている今日では、最早この記録のような酷い内容でも今さら驚くほどではないかと思われます。しかし、重要な点は途中から曲がったり退化したのではなく、大川隆法というのは初めからこうだったという事実にあります。

この幸福の科学というセクトとの関わりや費やした時間は人それぞれで、ダメージの質や深さも自ずと違いがあり、その影響からなかなか抜け出せない苦しさの中で、心が行ったり来たりしている方も少なくないことでしょう。けれども、全ては目の前の現実をありのままに受け止めることから始まります。
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土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
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「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

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