「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第五編集局編)
現在もなお教団に居残る職員にも、大別して3つの分類がある。
ひとつは私財を貯め込むのにご執心な者たち。
この連中は二代目継承に向けて少しでも良いポジションに就こうと権力闘争に明け暮れている。
次は完全洗脳された教祖マンセーの盲信状態の者たち。
この連中は現実世界との乖離が激しすぎて、もはやこの社会の住人ではない。
最後に呆れ半分あきらめ半分で現状維持の者たち。
この連中は面従腹背しつつ、息をひそめて天下り先の信者企業の物色に必死だ。
私腹を肥やしたいか、寵愛を受けて特権意識を満たしたいのか、単なる生計維持か、それぞれ動機は違えども、三者に共通しているのは「自己保身」に他ならない。そしてそれぞれの至上命題のために大川隆法の狂気に付き従い、それがさらに教祖を増長させ、幸福の科学の反社会的セクト性の先鋭化を促進している。
すでに幸福の科学が、社会的にもはや回復不可能の嫌悪の対象になっていても、信者はなんら反省の色なく暴走を続けていく。彼らにとっては、無風より逆風のほうがマシという考えなのだろう。
「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針が教団本部で定められたのは2014年であったという。やがてその意思決定に至る基となる2012年に始まった各局合同セッションの一部を、ここまで2回に分けて公開してきたが、今回その最後として第五編集局による資料を紹介する。

2012年10月9日 第五編集局
次期衆院選勝利に向けた作戦案
比例42名、小選挙区26名、合計68名
① 幸福実現党の風を吹かせる作戦
② 信者もしくはシンパ層に知名度の高い人がいないか探しつつ、スリ合わせる
③ 未だ歴史上誰も考えたことのない秘策
●課題と解決策
①政策が難しくて分からないという声がある。
→政策をもっと分かりやすくする。
②メディアが報道しないこともあり、党や候補者たちの顔に親しみが薄い。
→報道媒体を増やす。インパクトある打ち出しをする。
③ 選挙に行かない人の票がほしい。
→選挙自体をおもしろいイベントに変える。

秘策6
ゲリラ風に一見アンチな支援本を出してシンパを増やす
・外部出版社から幸福実現党支援本を出版する。
・やらせに見えないように、批判的な記述も織り込む。
賛成6割、批判4割くらいのトーン(あるいは7対3)。
おもしろおかしく幸福実現党をいじる内容。実際には五編でつくる。
・『幸福実現党の謎~なぜか当たってしまうトンデモ政策の真実』「幸福実現党の正体~負けるほど強くなる不思議政党の秘密」といった感じのノリ。宝島社あたりが出しそうなイメージで編集してみる。
・外部のジャーナリストが、一応、広報局に取材してまとめた形をとる。
・あえて以下の内容に触れて、一般読者の興味を喚起する。
霊言の名の下にやりたい放題/コロコロ変わる党首の謎/何度負けても立ち上がる最強の組織力/歴史上の偉人が大終結?~党首は義経の生まれ変わりだって!?/ブレーンは天上界の偉人たち?/案外まともな政策に各界にひそかなファンも多い/幸福実現党はマスコミの天敵か?/失われた20年に大躍進した母体の幸福の科学

秘策13
ハニートラップを仕掛ける
・各メディアのキーパーソンにハニートラップを仕掛け、実現党を報道するよう脅す。
秘策14
電波ジャックする
秘策15
毎日政党の人が尖閣諸島に上陸する
秘策16
街宣のたびにUFOを出現させる
秘策17
外務省が怒る事件を起こしまくる
これらの情報を入手した当時、長いこと当教団の動向を注視し問題に関わってきた自分であっても、さすがにその内容の荒唐無稽さ、悪質さに慄然とし、余りの如何わしさに訝りもした。そのため普段以上の慎重さでもって真偽を検証する必要を自覚して入念に周辺情報の収集も重ね、実態把握により信憑性の高さを確信してからは、内容によっては直ちに関係機関への情報提供も行ってきた。
但し、一般的にセクト問題への関心が低く、かつ幸福の科学が単なるお笑いアホカルトという程度の認識にしか至っていない状況では、まだ情報公開の機が十分に熟していないとの判断から、これまで表での公開は控えていた。
だが、ここに至って公開に踏み切ったのは、一見信じがたいと思われるこれらの内容でも、今日では誰でもなく大川隆法や幸福の科学信者の実際の言動それ自体が、これらの真実性に確かな裏付けを与える働きをしているからだ。
もう控える段階ではないし、むしろ注意を高める必要がある。
公開した内容が実際に形をかえて行われていたケースを発見されると、この流れがより現実的なものとして迫ってくるだろう。一方、客観的には表に出にくいが、他の事象と関連付けてみると、この教祖と教団の異常さや悪どさが改めてよく分かるものがある。その参考として、当時の検証過程で収集した関連情報を以下に2つほど追記しておく。
まずひとつは政治的な動きについて。
2012年10月に「安倍自民党総裁VS立木幸福実現党党首 スピリチュアル党首討論」と題した霊言本を出版した際には、安倍事務所から幸福実現党に抗議の電話が入り、「担当者不在」で逃げ切ろうとするも、さらに自民党本部からも抗議が入って、今度は「うちは出版社ではないので分かりません」と返したものだから、抗議電話は出版と本部にも飛び火してしまったという。
この混乱に対しては教団内でも多少の批判が囁かれ、教祖の大川が行った霊言であったにも関わらず、この始末のスケープゴートとして結果的にフラッグが立てられたのは党首の立木秀学で、実際のところ第46回衆議院議員総選挙での全滅を受けて、年末にあっさり党首を辞職させられている。
しかし、一方で大川はあくまでフィクサー気取りで、その妄想を盲信する幹部の中には、「会のおかげで自民総裁になれたのに。感謝されこそすれ、なんで抗議するのか!?恩知らずが!」と怒る者までいたという。
こんなメンタルであるから、この後も懲りずに安倍政権への入閣作戦は継続され、とうとう民間人登用枠での入閣を申し出るまでに沸騰してしまう。要求したポストは、官房長官・財務大臣・防衛大臣・宮内庁長官で、それぞれ官房長官には釈量子、財務大臣には大門未来、防衛大臣には伊藤希望、宮内庁長官には黒川白雲を指名し、ご丁寧に各人の経歴まで送ったようだが、当然のことながらガン無視されている。
大川は2012年末に再び安倍霊言を行って「安倍新総理スピリチュアル・インタビュー」という霊言本を出版し、この中で安倍総理は実は大川隆法を頼りとし、国師として仰いでいるなどといった自慰行為を晒しているが、これは全く相手にされない怒りと失望が理由だろう。
こうしたことは、HSUの初回の認可申請時にも、文科省や私学審議会のメンバーに霊言本を送り付けるようなこともしていたくらいだから、今さら驚くほどではないかも知れない。いつの日も、大川隆法の霊言は原始的防衛機制の賜物だ。
もうひとつはハニートラップについて。
こちらは青年局の女性信者有志による秘密活動として行われていた様子だ。けれども信者が勝手にしていたわけではない。本部の幹部職員2名が元締めで、そのうちの1人が管理責任を負っていた都心のある拠点をヤサとし、その配下に数名の女性信者を従えて、教団の利益になりそうな情報、著名人の裏情報、また当選しそうで資金難の候補者情報などの収集を目標として、夜な夜な「接待」を行わせていたという。
一時はエスカレートし、選挙までにハニートラップで数万票を固めるなどという話まで持ち上がったようだが、「ハニートラップって、一体何人の弱みを握ればこんな数になるんだ?」と、冷ややかに呆れて見ている職員もいたとのこと。
体を張って現場に出ていた女性信者のうち、中心メンバーの2名は、功績によって在家スタッフやチーフ、さらに幹部の秘書役などに昇格したが、間もなく内1人が問題を抱えてひっそりと姿を消し、それと共にハニートラップ部隊も消滅して長くは続かなかった。
色仕掛けで凋落し、弱みを握って脅すなど、マトモな宗教のすることではない。また行為それ自体のみならず、このハニートラップ部隊の形成過程に、幸福の科学というセクトの本質的な悪質さが垣間見られる。
無理矢理に投入されたものなら論外であるのは言うまでもなく、雲水作務の場面などでセクハラを受けて泣き寝入りしている事例もいくつか聞いているが、このハニートラップ部隊については、必ずしも女性信者が嫌々ながら使役されている状況ではなかった。
最初にハニートラップを提案したのも女性幹部であったくらいで、どちらかと言えばポップなノリの印象が強い。メンバーも新たに仕込まれたのではなく、もともと水商売や風俗業界での就労経験があったり、無類の合コン好きといった資質のある人からピップアップされていたようだ。
問題は、それが悩み相談をしてきた際に目をつけて、そのまま職員に依存させるかたちで誘導されてきた部分にある。清水富美加が千眼美子に作り替えられる際にも、こうしたアプローチが用いられている。
世間体や道徳観から来る後ろめたさと業の狭間で葛藤する心に寄り添うふりをして、言葉巧みに生来培われてきた禁忌事項を教祖中心に書き換え、理性を鈍らされて主体性が動揺した存在不安の自我に、まやかしの自尊心を抱かせて支配下に置く。苦しさからの解放と称した操り人形化など断じて救済ではない。
ハニートラップ関係者について詳細を把握しているが、あえてディテールは暈しておく。中心メンバーの生い立ちや家庭環境を理解していくと、使役していた幹部職員らは別として、彼女たちは根っから腐った悪党ではなく、単に軽率で愚かなだけと感じられるからだ。
愚かさも限度を超えれば罪と言えなくもないが、教団と信者という構図の中で、やはり被害者という側面が強い。だから今後繰り返されることがなければ、このことについて、これ以上は言及しない。
【前回までのリンク】
「幸福の科学は暴走する」反社の証明(広報局編)
「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第二編集局編)
ひとつは私財を貯め込むのにご執心な者たち。
この連中は二代目継承に向けて少しでも良いポジションに就こうと権力闘争に明け暮れている。
次は完全洗脳された教祖マンセーの盲信状態の者たち。
この連中は現実世界との乖離が激しすぎて、もはやこの社会の住人ではない。
最後に呆れ半分あきらめ半分で現状維持の者たち。
この連中は面従腹背しつつ、息をひそめて天下り先の信者企業の物色に必死だ。
私腹を肥やしたいか、寵愛を受けて特権意識を満たしたいのか、単なる生計維持か、それぞれ動機は違えども、三者に共通しているのは「自己保身」に他ならない。そしてそれぞれの至上命題のために大川隆法の狂気に付き従い、それがさらに教祖を増長させ、幸福の科学の反社会的セクト性の先鋭化を促進している。
すでに幸福の科学が、社会的にもはや回復不可能の嫌悪の対象になっていても、信者はなんら反省の色なく暴走を続けていく。彼らにとっては、無風より逆風のほうがマシという考えなのだろう。
「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針が教団本部で定められたのは2014年であったという。やがてその意思決定に至る基となる2012年に始まった各局合同セッションの一部を、ここまで2回に分けて公開してきたが、今回その最後として第五編集局による資料を紹介する。

2012年10月9日 第五編集局
次期衆院選勝利に向けた作戦案
比例42名、小選挙区26名、合計68名
① 幸福実現党の風を吹かせる作戦
② 信者もしくはシンパ層に知名度の高い人がいないか探しつつ、スリ合わせる
③ 未だ歴史上誰も考えたことのない秘策
●課題と解決策
①政策が難しくて分からないという声がある。
→政策をもっと分かりやすくする。
②メディアが報道しないこともあり、党や候補者たちの顔に親しみが薄い。
→報道媒体を増やす。インパクトある打ち出しをする。
③ 選挙に行かない人の票がほしい。
→選挙自体をおもしろいイベントに変える。

秘策6
ゲリラ風に一見アンチな支援本を出してシンパを増やす
・外部出版社から幸福実現党支援本を出版する。
・やらせに見えないように、批判的な記述も織り込む。
賛成6割、批判4割くらいのトーン(あるいは7対3)。
おもしろおかしく幸福実現党をいじる内容。実際には五編でつくる。
・『幸福実現党の謎~なぜか当たってしまうトンデモ政策の真実』「幸福実現党の正体~負けるほど強くなる不思議政党の秘密」といった感じのノリ。宝島社あたりが出しそうなイメージで編集してみる。
・外部のジャーナリストが、一応、広報局に取材してまとめた形をとる。
・あえて以下の内容に触れて、一般読者の興味を喚起する。
霊言の名の下にやりたい放題/コロコロ変わる党首の謎/何度負けても立ち上がる最強の組織力/歴史上の偉人が大終結?~党首は義経の生まれ変わりだって!?/ブレーンは天上界の偉人たち?/案外まともな政策に各界にひそかなファンも多い/幸福実現党はマスコミの天敵か?/失われた20年に大躍進した母体の幸福の科学

秘策13
ハニートラップを仕掛ける
・各メディアのキーパーソンにハニートラップを仕掛け、実現党を報道するよう脅す。
秘策14
電波ジャックする
秘策15
毎日政党の人が尖閣諸島に上陸する
秘策16
街宣のたびにUFOを出現させる
秘策17
外務省が怒る事件を起こしまくる
これらの情報を入手した当時、長いこと当教団の動向を注視し問題に関わってきた自分であっても、さすがにその内容の荒唐無稽さ、悪質さに慄然とし、余りの如何わしさに訝りもした。そのため普段以上の慎重さでもって真偽を検証する必要を自覚して入念に周辺情報の収集も重ね、実態把握により信憑性の高さを確信してからは、内容によっては直ちに関係機関への情報提供も行ってきた。
但し、一般的にセクト問題への関心が低く、かつ幸福の科学が単なるお笑いアホカルトという程度の認識にしか至っていない状況では、まだ情報公開の機が十分に熟していないとの判断から、これまで表での公開は控えていた。
だが、ここに至って公開に踏み切ったのは、一見信じがたいと思われるこれらの内容でも、今日では誰でもなく大川隆法や幸福の科学信者の実際の言動それ自体が、これらの真実性に確かな裏付けを与える働きをしているからだ。
もう控える段階ではないし、むしろ注意を高める必要がある。
公開した内容が実際に形をかえて行われていたケースを発見されると、この流れがより現実的なものとして迫ってくるだろう。一方、客観的には表に出にくいが、他の事象と関連付けてみると、この教祖と教団の異常さや悪どさが改めてよく分かるものがある。その参考として、当時の検証過程で収集した関連情報を以下に2つほど追記しておく。
まずひとつは政治的な動きについて。
2012年10月に「安倍自民党総裁VS立木幸福実現党党首 スピリチュアル党首討論」と題した霊言本を出版した際には、安倍事務所から幸福実現党に抗議の電話が入り、「担当者不在」で逃げ切ろうとするも、さらに自民党本部からも抗議が入って、今度は「うちは出版社ではないので分かりません」と返したものだから、抗議電話は出版と本部にも飛び火してしまったという。
この混乱に対しては教団内でも多少の批判が囁かれ、教祖の大川が行った霊言であったにも関わらず、この始末のスケープゴートとして結果的にフラッグが立てられたのは党首の立木秀学で、実際のところ第46回衆議院議員総選挙での全滅を受けて、年末にあっさり党首を辞職させられている。
しかし、一方で大川はあくまでフィクサー気取りで、その妄想を盲信する幹部の中には、「会のおかげで自民総裁になれたのに。感謝されこそすれ、なんで抗議するのか!?恩知らずが!」と怒る者までいたという。
こんなメンタルであるから、この後も懲りずに安倍政権への入閣作戦は継続され、とうとう民間人登用枠での入閣を申し出るまでに沸騰してしまう。要求したポストは、官房長官・財務大臣・防衛大臣・宮内庁長官で、それぞれ官房長官には釈量子、財務大臣には大門未来、防衛大臣には伊藤希望、宮内庁長官には黒川白雲を指名し、ご丁寧に各人の経歴まで送ったようだが、当然のことながらガン無視されている。
大川は2012年末に再び安倍霊言を行って「安倍新総理スピリチュアル・インタビュー」という霊言本を出版し、この中で安倍総理は実は大川隆法を頼りとし、国師として仰いでいるなどといった自慰行為を晒しているが、これは全く相手にされない怒りと失望が理由だろう。
こうしたことは、HSUの初回の認可申請時にも、文科省や私学審議会のメンバーに霊言本を送り付けるようなこともしていたくらいだから、今さら驚くほどではないかも知れない。いつの日も、大川隆法の霊言は原始的防衛機制の賜物だ。
もうひとつはハニートラップについて。
こちらは青年局の女性信者有志による秘密活動として行われていた様子だ。けれども信者が勝手にしていたわけではない。本部の幹部職員2名が元締めで、そのうちの1人が管理責任を負っていた都心のある拠点をヤサとし、その配下に数名の女性信者を従えて、教団の利益になりそうな情報、著名人の裏情報、また当選しそうで資金難の候補者情報などの収集を目標として、夜な夜な「接待」を行わせていたという。
一時はエスカレートし、選挙までにハニートラップで数万票を固めるなどという話まで持ち上がったようだが、「ハニートラップって、一体何人の弱みを握ればこんな数になるんだ?」と、冷ややかに呆れて見ている職員もいたとのこと。
体を張って現場に出ていた女性信者のうち、中心メンバーの2名は、功績によって在家スタッフやチーフ、さらに幹部の秘書役などに昇格したが、間もなく内1人が問題を抱えてひっそりと姿を消し、それと共にハニートラップ部隊も消滅して長くは続かなかった。
色仕掛けで凋落し、弱みを握って脅すなど、マトモな宗教のすることではない。また行為それ自体のみならず、このハニートラップ部隊の形成過程に、幸福の科学というセクトの本質的な悪質さが垣間見られる。
無理矢理に投入されたものなら論外であるのは言うまでもなく、雲水作務の場面などでセクハラを受けて泣き寝入りしている事例もいくつか聞いているが、このハニートラップ部隊については、必ずしも女性信者が嫌々ながら使役されている状況ではなかった。
最初にハニートラップを提案したのも女性幹部であったくらいで、どちらかと言えばポップなノリの印象が強い。メンバーも新たに仕込まれたのではなく、もともと水商売や風俗業界での就労経験があったり、無類の合コン好きといった資質のある人からピップアップされていたようだ。
問題は、それが悩み相談をしてきた際に目をつけて、そのまま職員に依存させるかたちで誘導されてきた部分にある。清水富美加が千眼美子に作り替えられる際にも、こうしたアプローチが用いられている。
世間体や道徳観から来る後ろめたさと業の狭間で葛藤する心に寄り添うふりをして、言葉巧みに生来培われてきた禁忌事項を教祖中心に書き換え、理性を鈍らされて主体性が動揺した存在不安の自我に、まやかしの自尊心を抱かせて支配下に置く。苦しさからの解放と称した操り人形化など断じて救済ではない。
ハニートラップ関係者について詳細を把握しているが、あえてディテールは暈しておく。中心メンバーの生い立ちや家庭環境を理解していくと、使役していた幹部職員らは別として、彼女たちは根っから腐った悪党ではなく、単に軽率で愚かなだけと感じられるからだ。
愚かさも限度を超えれば罪と言えなくもないが、教団と信者という構図の中で、やはり被害者という側面が強い。だから今後繰り返されることがなければ、このことについて、これ以上は言及しない。
【前回までのリンク】
「幸福の科学は暴走する」反社の証明(広報局編)
「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第二編集局編)
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