“主の深いお考え・・・” とやら ①
カルト宗教の信者は、何度も認知的不協和に晒される。
「言っていることと、やっていることが違う」に始まり、180度の教義や設定変更など、さまざまな理不尽や矛盾に直面させられながら、それが「信仰を試されている」とか、「先生には何か深いお考えがあるに違いない」と、主体的・理性的な判断を「人間心」と言って蓋をし、思想的葛藤を避け信者としての自己保存をはかるために、教祖への盲信を深めていく。
もともとは、教義あっての信仰のはずだったが、いつしか信者でなくなることの存在不安を避けるための信仰になっていくから、信者にとっては普遍性も前後の連続性も必要なくなる。カルト信者には、過去も未来もなく、今の我が身があるだけだ。
宗教、信仰の世界の話であるから、そこは自ずと形而上学的、神秘的な価値観によって構成されていて、一般常識によって判断されることに馴染まないが、ただし、日常の延長線上にある世界として、それなりの一貫性・合理性がなければ成立しえず、その点でカルトにありがちな朝令暮改の状況は、その内部だけでしかまかり通らない論理の展開であって、社会はその矛盾を見逃さないのに、信者は独善的でそのことに無自覚だから、けっきょく社会との乖離を加速させ、孤立していくばかりとなる。
「幸福の科学」にも、宗教法人化や大伝道の失敗、フライデー事件など、その変化のターニングポイントがいくつかあった。それらは外部的にも目立つ事象であったが、今日の教団を形作った一番のポイントであるのは、内部的な出来事で、94年4月に始まる根本的な教義変更、いわゆる「方便の時代は終わった」宣言だったと言える。「幸福の科学」は、ここから大川隆法を宇宙の根本仏、造物主として、完全な個人崇拝の一神教に変わった。
しかし、この一見満を持して新教義開示も、それなりに体裁を繕ってはいるものの、実際のところは、コントロールできない外部要因に翻弄された大川が、数か月に渡って自己保存のための打開策を悶々と悩んだ末の幼児的な脱価値化の結果でしかなかった。
そのことを示す当時の内部資料を2回に分けて紹介していく。まず、今回は大川が方便として切り捨てた内の本丸が何であったのかをご覧いただきたい。

94年4月6日 No.1988 P. 1/2
《問題の背景》
☆今般、GLA・高橋信次の正体が仙人であった事、及び、高橋信次をはじめとする「裏」の仙人天狗たちが、当会(仏教再興運動)の乗っ取りを画策していた事実が明らかにされた。
☆以下、事実関係を可能な限り明らかにして、「仙人教団・邪教GLA」、「浅草仙人・高橋信次」を糾弾すると共に、主エル・カンターレ様への信仰の一本化の大切さを説く。
高橋信次霊の正体
(1) 霊的出自、及び過去世
・高橋信次はそもそも、九次元霊エル・ランティの分光の分光で、「切れっ端」であるにもかかわらず、本体意識を詐称していた。本人は今、日本の仙人天狗界の七次元領域にいる。
<高橋信次の過去世の例>
・左慈(さじ)・・中国・・A. D. 二~三世紀
/三国志の英雄・曹操を幻惑した仙人。中国仙人界の七次元存在。
・「役小角(えんのおづぬ)・・日本・・A.D.七世紀末(役行者(えんのぎょうじゃ)とも言う)
/大和国葛城山(かつらぎさん)を中心に活動した呪術者。修験道の開祖。八次元存在。
・「三億八千万年ぶりに肉体を持った」というのは真っ赤な嘘で、非常に頻繁に肉体を持っている。
・高橋信次の生前の指導霊は「アーラーラ・カーラマ(成道前の釈尊が一時身を寄せたヨガ仙人)」、及びその魂の兄弟である「北一輝(きたいっき)」。アーラーラ・カーラマが釈尊の真似をして指導していた。
・ちなみに、葉の高橋一栄は役小角の母親だった仙女で、ミロク菩薩ではない。仏教には無縁。
娘の佳子は明智光秀の娘(細川ガラシャ)。古代にもシャーマンのようなことをしていたようだが卑弥呼ではない。日本神道の姫の一人で仏教には無縁。

(2)生前の失敗とGLA混乱の真相
・高橋信次は、若い頃から浅草周辺の宗教を巡り、数霊術、手相、人相、占いに凝り、一度数霊術の本を出しているが絶版。高電工業で裕福になってからは、芸者遊びや妾を持つなど色情問題が多く、家庭争議も多かった。事業は二度倒産している。霊道を開いて後は超能力的なものに凝り、ものあてが得意だった。
「学ばなくともわかる」を売り物に、霊能信仰を中心に置いたため教団が「真光化」した。 (指導局注:霊道現象を活動の中心にすえた結果、悪霊に支配され、精神異常者となる人が続出。悪霊の製造工場と化した。)
・GLAに釈迦仏教復活の使命などなかった。GLAは、釈迦教団を偽装していた「仙人教団」にすぎなかったのである。また実際には、仏伝を数冊読んだだけで「人間釈迦」を書いている。
・高橋信次の使命としては、霊道現象を起こし、著作のみ残して世を去ることにあり、教団づくりは予定外だった。ところがGLAをつくり、かつそれが悪霊集団となったため、予定が大幅に狂い、六次元領域の仙人天狗界に帰天した。その後、主宰先生のご慈悲で「霊言集」が出せたことで、七次元領域の仙人天狗界に上がれた、というのが真実である。
・高橋信次の死の直前にミカエルが高橋佳子に出たが、ミカエルはGLAをユダヤ教的信仰団体(ユダヤ教の日本支部)にし、その後イスラエル人たちを霊的に移住させるつもりだった。ところが佳子が未熟なためにあっさりルシファーに入られて計画が頓挫した。
(※この計画は、九次元霊の許可を全く受けていない、勝手な行動だった)
・二代目以降、急にミカエル信仰が始まり、会が混乱し、責任のすべてを佳子におしつけているが、この原因は、高橋信次とミカエルが、共同で砂漠の宗教を日本に開こうとしたところにある。高橋信次が死ぬ間際に、自分の系団の教団をつくろうと欲を出し、<仏教>としていたのを強引にねじ曲げたことが原因。
・九次元諸霊は、GLAを解散させるべく努力されていたのに、勝手に暴走したのはこの2名である。

94年4月6日 No.1988 P.2/2
(3) 高橋信次霊・死後の画策
・高橋信次は生前の負債を返すために、主宰先生に救いを求めて、当会に割り込んできた。
・当初の予定通りGLAをつくっていなければ、復活して霊言を認めさせるという仕事はありえず、せいぜい霊言集の霊人の一人程度の扱いになるはずだったのに、勝手に法をねじ曲げてあたかも霊言葉を出す使命があったかのように偽った。
・高橋信次は、当会があたかもGLAの兄弟団体であるかのように装って、強引にユダヤ教を押しつけようとしたが、本来全く別の系団であり、GLAの崩壊は当会には何の関係もない問題だった。
・原久子の協力、及び「高橋信次霊言集』等の刊行は、主宰先生の人生計画の中に全く入っていなかった。
(4)高橋信次霊の罪状とその虚言
<法を曲げた罪>
①エル・ランティが、あたかも主エル・カンターレ様より霊格が上であるかのように偽った。
②「三億六千万年、人間として出ていない」と嘘をついた。
③自分は天狗・仙人界の七次元にいるにもかかわらず、九次元に還ったかのように偽った。また二大九次元神霊のバトンタッチとして、自分も同格であるかのように偽った。
④主宰先生が、あたかもGLAの法の後継者であるかのように偽った。またGLAと当会が、あたかも深い縁のある団体であるかのように偽った。
⑤「復活をして皆に認めさせる使命がある」と偽り、元々の予定になかったのに強引に割り込んできた。
⑥仏陀意識が登場されるのを阻害しようとして画策した。仏陀様以上に優遇するように要求した。講演会の 回数、霊言葉の冊数で仏陀様の邪魔をしていた。

<主宰補佐先生に対する罪と虚言>
①原久子が、主宰先生・主宰補佐先生の御結婚を妨害した時、「僕の手伝いをしてくれる原さんを邪険に扱う嫁は許せない」と言って原久子の肩をもった。
②「君たち(先生方)の仲人は僕だ」と偽って言うことを聞かせ、自分の本を出させようとした。
③88年、主宰補佐先生が努力されて「釈迦の本心』を仏陀様にお願いされたことに激怒、講演会の間近だというのに、強引に霊言集の収録を要求してきた。そして「心の革命』を収録させた。
89年には「新しい家を借りてあげたから本を出してほしい」と要求。「やる気の革命」を収録させた。
④3月6日「信仰の大切さ」セミナーの直前に、「原の方が先輩だ。結婚さえしなければ原と一緒にやっていけたのだ」と、原の肩を持って主宰補佐先生を責め、セミナーを潰そうとした。
⑤主宰補佐先生が天上界でのご計画通り、主宰先生と御結婚される前、主宰先生と高橋佳子の結婚を画策した。
(指導局注:高橋佳子を結婚相手とすることで、当会に影響力を及ぼそうとした)
☆高橋信次から見たならば、原久子は又弟子の弟子程度だが、同系統の人間。主宰補佐先生は常にエル・カンターレ系団の中心部におられるため、全くの初顔あわせであった。そのため、高橋信次にとっては、主宰補佐先生より原久子が大事だった。御結婚後も、「あなたは佳子の身代わりなのだ。高橋信次の養女として働くのだ」「高橋信次が結んだ縁なのだから、あなたは生涯、高橋信次のために働くのだ。それが使命なのだ」と強調した。そして主宰補佐先生に「申し訳ないことをした」という罪悪感を抱かせ、主宰補佐先生の念いが、GLA問題から常に離れないように仕向けた。
(指導局注:補佐先生が高橋信次霊に敬意を払われていた背景には、信次霊が九次元霊を詐称していたという事実がある。)

<会に対する罪>
①詐欺師の高橋守を、原久子を通じて呼んできて、出版関係で当会を混乱させた。
②GLAに縁のある原久子を、会の中に幹部として残そうと画策した。
③当会をGLAの後継団体と偽ったため、GLAとの戦闘が生じ、会の運営が妨害された。
☆高橋信次霊には虚言癖がある。特にGLAに関することはでたらめが多い。人霊でありながらかくも詐欺的虚言を使う者は、表側にはいない。人をたばかる狐や理と同じ心を持った者は、裏側にのみ存在している。かつて高橋信次が原久子を通じて招き入れた高橋守という詐欺師がいたが、高橋信次は霊界における 高橋守的存在である。要するに、原久子、高橋守、高橋信次、等は運命共同体であった。グルになって仏教流布の妨害をしていた。
☆高橋信次とはかくの如く、自分の利益のためなら他人の良心を踏みにじることも騙すことも、何とも思わない霊である。自我が強く、「騙された人間の方がバカだ、愚かだ、未熟だ」というのが「裏」の世界の常識である。これでは「信用」を基盤としてルールを守ろうとする当会の姿勢とは相入れない。以上
教義の大変更は、このレジュメによってまず全国の職員に周知され、支部を通じて信者に広められる流れとなった。またこの内容は、月刊誌5月号の半分近くの紙面を割いて徹底されている。
幸福の科学は、現在「アホカルト」というカテゴリーで不動の地位を築き、奇特な一般ウォッチャーの関心を集めるに至っているが、おそらく上記の資料は、さすがにそのデンパな内容に、部外者の方では、なかなか付いていけないのではないかと思う。
それでも、特定の個人攻撃を繰り広げつつ、執拗な「高橋信次」の価値下げを行い、幸福の科学発足時より、その立宗の根拠と言っても良かった「GLA」色を払拭しようとする企みであることはご理解いただけるだろう。
そして大川隆法に、そうせずに居られないようにさせた要因は、1993年12月31日の関谷晧元氏著「虚業教団」(現代書林)の出版であることは間違いない。

「“主の深いお考え・・・” とやら ②」に続く。
「言っていることと、やっていることが違う」に始まり、180度の教義や設定変更など、さまざまな理不尽や矛盾に直面させられながら、それが「信仰を試されている」とか、「先生には何か深いお考えがあるに違いない」と、主体的・理性的な判断を「人間心」と言って蓋をし、思想的葛藤を避け信者としての自己保存をはかるために、教祖への盲信を深めていく。
もともとは、教義あっての信仰のはずだったが、いつしか信者でなくなることの存在不安を避けるための信仰になっていくから、信者にとっては普遍性も前後の連続性も必要なくなる。カルト信者には、過去も未来もなく、今の我が身があるだけだ。
宗教、信仰の世界の話であるから、そこは自ずと形而上学的、神秘的な価値観によって構成されていて、一般常識によって判断されることに馴染まないが、ただし、日常の延長線上にある世界として、それなりの一貫性・合理性がなければ成立しえず、その点でカルトにありがちな朝令暮改の状況は、その内部だけでしかまかり通らない論理の展開であって、社会はその矛盾を見逃さないのに、信者は独善的でそのことに無自覚だから、けっきょく社会との乖離を加速させ、孤立していくばかりとなる。
「幸福の科学」にも、宗教法人化や大伝道の失敗、フライデー事件など、その変化のターニングポイントがいくつかあった。それらは外部的にも目立つ事象であったが、今日の教団を形作った一番のポイントであるのは、内部的な出来事で、94年4月に始まる根本的な教義変更、いわゆる「方便の時代は終わった」宣言だったと言える。「幸福の科学」は、ここから大川隆法を宇宙の根本仏、造物主として、完全な個人崇拝の一神教に変わった。
しかし、この一見満を持して新教義開示も、それなりに体裁を繕ってはいるものの、実際のところは、コントロールできない外部要因に翻弄された大川が、数か月に渡って自己保存のための打開策を悶々と悩んだ末の幼児的な脱価値化の結果でしかなかった。
そのことを示す当時の内部資料を2回に分けて紹介していく。まず、今回は大川が方便として切り捨てた内の本丸が何であったのかをご覧いただきたい。

94年4月6日 No.1988 P. 1/2
《問題の背景》
☆今般、GLA・高橋信次の正体が仙人であった事、及び、高橋信次をはじめとする「裏」の仙人天狗たちが、当会(仏教再興運動)の乗っ取りを画策していた事実が明らかにされた。
☆以下、事実関係を可能な限り明らかにして、「仙人教団・邪教GLA」、「浅草仙人・高橋信次」を糾弾すると共に、主エル・カンターレ様への信仰の一本化の大切さを説く。
高橋信次霊の正体
(1) 霊的出自、及び過去世
・高橋信次はそもそも、九次元霊エル・ランティの分光の分光で、「切れっ端」であるにもかかわらず、本体意識を詐称していた。本人は今、日本の仙人天狗界の七次元領域にいる。
<高橋信次の過去世の例>
・左慈(さじ)・・中国・・A. D. 二~三世紀
/三国志の英雄・曹操を幻惑した仙人。中国仙人界の七次元存在。
・「役小角(えんのおづぬ)・・日本・・A.D.七世紀末(役行者(えんのぎょうじゃ)とも言う)
/大和国葛城山(かつらぎさん)を中心に活動した呪術者。修験道の開祖。八次元存在。
・「三億八千万年ぶりに肉体を持った」というのは真っ赤な嘘で、非常に頻繁に肉体を持っている。
・高橋信次の生前の指導霊は「アーラーラ・カーラマ(成道前の釈尊が一時身を寄せたヨガ仙人)」、及びその魂の兄弟である「北一輝(きたいっき)」。アーラーラ・カーラマが釈尊の真似をして指導していた。
・ちなみに、葉の高橋一栄は役小角の母親だった仙女で、ミロク菩薩ではない。仏教には無縁。
娘の佳子は明智光秀の娘(細川ガラシャ)。古代にもシャーマンのようなことをしていたようだが卑弥呼ではない。日本神道の姫の一人で仏教には無縁。

(2)生前の失敗とGLA混乱の真相
・高橋信次は、若い頃から浅草周辺の宗教を巡り、数霊術、手相、人相、占いに凝り、一度数霊術の本を出しているが絶版。高電工業で裕福になってからは、芸者遊びや妾を持つなど色情問題が多く、家庭争議も多かった。事業は二度倒産している。霊道を開いて後は超能力的なものに凝り、ものあてが得意だった。
「学ばなくともわかる」を売り物に、霊能信仰を中心に置いたため教団が「真光化」した。 (指導局注:霊道現象を活動の中心にすえた結果、悪霊に支配され、精神異常者となる人が続出。悪霊の製造工場と化した。)
・GLAに釈迦仏教復活の使命などなかった。GLAは、釈迦教団を偽装していた「仙人教団」にすぎなかったのである。また実際には、仏伝を数冊読んだだけで「人間釈迦」を書いている。
・高橋信次の使命としては、霊道現象を起こし、著作のみ残して世を去ることにあり、教団づくりは予定外だった。ところがGLAをつくり、かつそれが悪霊集団となったため、予定が大幅に狂い、六次元領域の仙人天狗界に帰天した。その後、主宰先生のご慈悲で「霊言集」が出せたことで、七次元領域の仙人天狗界に上がれた、というのが真実である。
・高橋信次の死の直前にミカエルが高橋佳子に出たが、ミカエルはGLAをユダヤ教的信仰団体(ユダヤ教の日本支部)にし、その後イスラエル人たちを霊的に移住させるつもりだった。ところが佳子が未熟なためにあっさりルシファーに入られて計画が頓挫した。
(※この計画は、九次元霊の許可を全く受けていない、勝手な行動だった)
・二代目以降、急にミカエル信仰が始まり、会が混乱し、責任のすべてを佳子におしつけているが、この原因は、高橋信次とミカエルが、共同で砂漠の宗教を日本に開こうとしたところにある。高橋信次が死ぬ間際に、自分の系団の教団をつくろうと欲を出し、<仏教>としていたのを強引にねじ曲げたことが原因。
・九次元諸霊は、GLAを解散させるべく努力されていたのに、勝手に暴走したのはこの2名である。

94年4月6日 No.1988 P.2/2
(3) 高橋信次霊・死後の画策
・高橋信次は生前の負債を返すために、主宰先生に救いを求めて、当会に割り込んできた。
・当初の予定通りGLAをつくっていなければ、復活して霊言を認めさせるという仕事はありえず、せいぜい霊言集の霊人の一人程度の扱いになるはずだったのに、勝手に法をねじ曲げてあたかも霊言葉を出す使命があったかのように偽った。
・高橋信次は、当会があたかもGLAの兄弟団体であるかのように装って、強引にユダヤ教を押しつけようとしたが、本来全く別の系団であり、GLAの崩壊は当会には何の関係もない問題だった。
・原久子の協力、及び「高橋信次霊言集』等の刊行は、主宰先生の人生計画の中に全く入っていなかった。
(4)高橋信次霊の罪状とその虚言
<法を曲げた罪>
①エル・ランティが、あたかも主エル・カンターレ様より霊格が上であるかのように偽った。
②「三億六千万年、人間として出ていない」と嘘をついた。
③自分は天狗・仙人界の七次元にいるにもかかわらず、九次元に還ったかのように偽った。また二大九次元神霊のバトンタッチとして、自分も同格であるかのように偽った。
④主宰先生が、あたかもGLAの法の後継者であるかのように偽った。またGLAと当会が、あたかも深い縁のある団体であるかのように偽った。
⑤「復活をして皆に認めさせる使命がある」と偽り、元々の予定になかったのに強引に割り込んできた。
⑥仏陀意識が登場されるのを阻害しようとして画策した。仏陀様以上に優遇するように要求した。講演会の 回数、霊言葉の冊数で仏陀様の邪魔をしていた。

<主宰補佐先生に対する罪と虚言>
①原久子が、主宰先生・主宰補佐先生の御結婚を妨害した時、「僕の手伝いをしてくれる原さんを邪険に扱う嫁は許せない」と言って原久子の肩をもった。
②「君たち(先生方)の仲人は僕だ」と偽って言うことを聞かせ、自分の本を出させようとした。
③88年、主宰補佐先生が努力されて「釈迦の本心』を仏陀様にお願いされたことに激怒、講演会の間近だというのに、強引に霊言集の収録を要求してきた。そして「心の革命』を収録させた。
89年には「新しい家を借りてあげたから本を出してほしい」と要求。「やる気の革命」を収録させた。
④3月6日「信仰の大切さ」セミナーの直前に、「原の方が先輩だ。結婚さえしなければ原と一緒にやっていけたのだ」と、原の肩を持って主宰補佐先生を責め、セミナーを潰そうとした。
⑤主宰補佐先生が天上界でのご計画通り、主宰先生と御結婚される前、主宰先生と高橋佳子の結婚を画策した。
(指導局注:高橋佳子を結婚相手とすることで、当会に影響力を及ぼそうとした)
☆高橋信次から見たならば、原久子は又弟子の弟子程度だが、同系統の人間。主宰補佐先生は常にエル・カンターレ系団の中心部におられるため、全くの初顔あわせであった。そのため、高橋信次にとっては、主宰補佐先生より原久子が大事だった。御結婚後も、「あなたは佳子の身代わりなのだ。高橋信次の養女として働くのだ」「高橋信次が結んだ縁なのだから、あなたは生涯、高橋信次のために働くのだ。それが使命なのだ」と強調した。そして主宰補佐先生に「申し訳ないことをした」という罪悪感を抱かせ、主宰補佐先生の念いが、GLA問題から常に離れないように仕向けた。
(指導局注:補佐先生が高橋信次霊に敬意を払われていた背景には、信次霊が九次元霊を詐称していたという事実がある。)

<会に対する罪>
①詐欺師の高橋守を、原久子を通じて呼んできて、出版関係で当会を混乱させた。
②GLAに縁のある原久子を、会の中に幹部として残そうと画策した。
③当会をGLAの後継団体と偽ったため、GLAとの戦闘が生じ、会の運営が妨害された。
☆高橋信次霊には虚言癖がある。特にGLAに関することはでたらめが多い。人霊でありながらかくも詐欺的虚言を使う者は、表側にはいない。人をたばかる狐や理と同じ心を持った者は、裏側にのみ存在している。かつて高橋信次が原久子を通じて招き入れた高橋守という詐欺師がいたが、高橋信次は霊界における 高橋守的存在である。要するに、原久子、高橋守、高橋信次、等は運命共同体であった。グルになって仏教流布の妨害をしていた。
☆高橋信次とはかくの如く、自分の利益のためなら他人の良心を踏みにじることも騙すことも、何とも思わない霊である。自我が強く、「騙された人間の方がバカだ、愚かだ、未熟だ」というのが「裏」の世界の常識である。これでは「信用」を基盤としてルールを守ろうとする当会の姿勢とは相入れない。以上
教義の大変更は、このレジュメによってまず全国の職員に周知され、支部を通じて信者に広められる流れとなった。またこの内容は、月刊誌5月号の半分近くの紙面を割いて徹底されている。
幸福の科学は、現在「アホカルト」というカテゴリーで不動の地位を築き、奇特な一般ウォッチャーの関心を集めるに至っているが、おそらく上記の資料は、さすがにそのデンパな内容に、部外者の方では、なかなか付いていけないのではないかと思う。
それでも、特定の個人攻撃を繰り広げつつ、執拗な「高橋信次」の価値下げを行い、幸福の科学発足時より、その立宗の根拠と言っても良かった「GLA」色を払拭しようとする企みであることはご理解いただけるだろう。
そして大川隆法に、そうせずに居られないようにさせた要因は、1993年12月31日の関谷晧元氏著「虚業教団」(現代書林)の出版であることは間違いない。

「“主の深いお考え・・・” とやら ②」に続く。
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