「脱会者と家族の会(仮称)」準備中
「幸福の科学」の脱会者と家族の会の設立準備に当たって行ったTwitterでのアンケートについて、ご協力いただきました皆様に感謝いたします。おかげでコミュニティの方向性を確かめることができました。
コミュニティに望む事業として示した選択肢の中で、その優先順位の最終的な結果は以下の通りです。

脱会者やご家族にとって、どの要素も重要であることは理解しており、それにあえて優先順位を付けて頂くというのは、そもそも酷なお願いでした。けれども、それだからこそ、結果の重みがあると考えています。
1位の「オフミーティングの主催」と、2位の「自立に向けた生活再建の相談」については、上位に来るとは予想していたものの、2位が予想以上の高水準となったのは、二世・三世の世代が、ちょうどこの問題に直面する頃合に当たっているということかと思います。
それから、「精神的回復をめざして専門家の紹介」と、「損害回復をめざして弁護士の紹介」については、終盤で順位が入れ替わり、僅差ではあるものの予想していたのとは逆の結果になりました。
多くのカルトにおいて、特に幸福の科学では、手を変え品を変え、様々な形で布施(植福)の勧進が行われていて、生活破綻に追い込むほどのえげつない収奪がなされている状況で、この部分の要請が多くなりそうな印象でしたが、現実的には、カルトの手口は老獪で、現在の日本の法制下では被害を立証しづらい面もあることから、比較的その損害回復が可能な範囲もあるにも関わらず、教団と向き合うことに疲れて、尻込みしてしまう方が少なくないのではと思われますし、また脱会者の、とかく自罰的な傾向の強さが影響しているようにも感じられます。
カルト教団に楽をさせてやる必要はないし、僅かでも回復できるものなら、それを求めた方が良いと思いますが、結果を全体的に総括してみると、これからいかに生き直すかという部分に優先順位が定まっているのは、それが待ったなしの問題であるからばかりでなく、脱会という前向きな決断をできた人たちならではの結果とも考えらそうです。
これから立ち上げるコミュニティは、これらの問題を主な課題として行こうと思います。完全に準備が整ったというかたちでの船出ではありませんが、走りながら考え対処していきます。
かなり前から、脱会者や被害者の会的な団体を作って欲しいという相談を度々受けてきました。その必要性は認めながらも、答えを保留してきたのは、果たしてそれが私の仕事なのであろうか?ということと、そもそも私が適任なのか?ということの葛藤があったからです。
それは今も無くなってはいませんが、一部に、教団批判をしていながら、結局のところ教団の世界観を引きずったままの脱会者がミニ教祖化して、分派活動のような状態になっている事例や、独善的な偽カウンセリングで他の脱会者を食い散らかしている件などを聞くにつけ、このような状況を放置しているわけにはいきません。
今日ではSNSの発達によって、誰もが自由に繋がることができます。その部分で事足れりとなれば、必ずしもコミュニティの形成は必要ないと思いますが、それだけでは済まない方々のために環境を提供しようとする場合、それぞれの希望に応じて、ある程度の地域性やパーソナリティなりを把握させて頂くことにはなると思います。
そうした形で、教団からの干渉を排除し、また他のメンバーに仇為すような資質の者の参加を抑制するなど、スタッフと相談しつつ、最終的には私の責任において判断させて頂きながら、参加者の安心と安全を担保していく考えです。バランス感覚が難しいところですが、平たく言えば、「敵の敵は味方」とは限らない。少なくとも私はそのような考え方ではありません。
もとより私が脱会者の代表ということではありませんので、あくまで私の方針です。アンケート回答数=エントリーではないので、実際どのくらいのニーズがあるのか全く未知数ですが、気負わずボチボチ進めたいと思います。
コミュニティの名称などは既に決めているので、もう少し準備が整いましたら、エントリー受付を始めます。
コミュニティに望む事業として示した選択肢の中で、その優先順位の最終的な結果は以下の通りです。

脱会者やご家族にとって、どの要素も重要であることは理解しており、それにあえて優先順位を付けて頂くというのは、そもそも酷なお願いでした。けれども、それだからこそ、結果の重みがあると考えています。
1位の「オフミーティングの主催」と、2位の「自立に向けた生活再建の相談」については、上位に来るとは予想していたものの、2位が予想以上の高水準となったのは、二世・三世の世代が、ちょうどこの問題に直面する頃合に当たっているということかと思います。
それから、「精神的回復をめざして専門家の紹介」と、「損害回復をめざして弁護士の紹介」については、終盤で順位が入れ替わり、僅差ではあるものの予想していたのとは逆の結果になりました。
多くのカルトにおいて、特に幸福の科学では、手を変え品を変え、様々な形で布施(植福)の勧進が行われていて、生活破綻に追い込むほどのえげつない収奪がなされている状況で、この部分の要請が多くなりそうな印象でしたが、現実的には、カルトの手口は老獪で、現在の日本の法制下では被害を立証しづらい面もあることから、比較的その損害回復が可能な範囲もあるにも関わらず、教団と向き合うことに疲れて、尻込みしてしまう方が少なくないのではと思われますし、また脱会者の、とかく自罰的な傾向の強さが影響しているようにも感じられます。
カルト教団に楽をさせてやる必要はないし、僅かでも回復できるものなら、それを求めた方が良いと思いますが、結果を全体的に総括してみると、これからいかに生き直すかという部分に優先順位が定まっているのは、それが待ったなしの問題であるからばかりでなく、脱会という前向きな決断をできた人たちならではの結果とも考えらそうです。
これから立ち上げるコミュニティは、これらの問題を主な課題として行こうと思います。完全に準備が整ったというかたちでの船出ではありませんが、走りながら考え対処していきます。
かなり前から、脱会者や被害者の会的な団体を作って欲しいという相談を度々受けてきました。その必要性は認めながらも、答えを保留してきたのは、果たしてそれが私の仕事なのであろうか?ということと、そもそも私が適任なのか?ということの葛藤があったからです。
それは今も無くなってはいませんが、一部に、教団批判をしていながら、結局のところ教団の世界観を引きずったままの脱会者がミニ教祖化して、分派活動のような状態になっている事例や、独善的な偽カウンセリングで他の脱会者を食い散らかしている件などを聞くにつけ、このような状況を放置しているわけにはいきません。
今日ではSNSの発達によって、誰もが自由に繋がることができます。その部分で事足れりとなれば、必ずしもコミュニティの形成は必要ないと思いますが、それだけでは済まない方々のために環境を提供しようとする場合、それぞれの希望に応じて、ある程度の地域性やパーソナリティなりを把握させて頂くことにはなると思います。
そうした形で、教団からの干渉を排除し、また他のメンバーに仇為すような資質の者の参加を抑制するなど、スタッフと相談しつつ、最終的には私の責任において判断させて頂きながら、参加者の安心と安全を担保していく考えです。バランス感覚が難しいところですが、平たく言えば、「敵の敵は味方」とは限らない。少なくとも私はそのような考え方ではありません。
もとより私が脱会者の代表ということではありませんので、あくまで私の方針です。アンケート回答数=エントリーではないので、実際どのくらいのニーズがあるのか全く未知数ですが、気負わずボチボチ進めたいと思います。
コミュニティの名称などは既に決めているので、もう少し準備が整いましたら、エントリー受付を始めます。
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