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大川宏洋の離反・幸福の科学の内憂外患

幸福の科学信者の藤井実彦が起こした台湾での慰安婦像足蹴り事件は、現地マスコミで大きく報道され、比較的友好であった対日感情を著しく悪化させています。

日本国内では、腫物に触るような態度で大手メディアは沈黙したままですが、情報はSNSで既に拡散しており、これが幸福の科学という反社会的カルトの仕業であることは周知の事実となりました。

教団にとっては、教勢が衰退し、選挙にも連敗して、ただでさえジリ貧で苦しいところに、憑り代にしてきた保守系団体の不興を買うような事件を起こして、小心者の教祖には眠れない憂鬱な日々が続いていることでしょう。

そうした教祖の乱れたメンタルを象徴するかのように、教団の開き直りと論点のすり替えによる現状打開の態度は過激さを増してきています。

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幸福の科学にとって台湾の事件が更なるダメージにつながることは明白なのですが、大川隆法直結の教団広報ばかり突出した過激な行動と、その迷走ぶりは、大伝道の失敗によって生じた財務危機に直面する中、あまつさえ国税局の訪問に怯える日々のプレッシャーに苛まれた挙句に、講談社フライデー攻撃が下知された状況に似て、台湾慰安婦像足蹴り事件への反発と、教団批判を展開するジャーナリストへの執拗な嫌がらせを強めるのには、教祖と教団にとってまた別の憂鬱な問題を、どさくさに紛れに吹き飛ばしてしまいたいといった様子に見えます。

それは、昨年末から表面化して、いったんは収まるかに見えた長男・大川宏洋と大川隆法との父子骨肉の確執が、もはや修復不可能の決定的な状況に至った事実でしょう。

宏洋動画1

【大川宏洋発信情報】
大川宏洋YouTube動画①

大川宏洋YouTube動画②

大川宏洋YouTube動画③

静かに市井の人になる道も、僅かにはあったと思いますし、彼の幼少期を知る者として、個人的にはそういう方向を願って来ましたが、これが選択と言うなら、もうトコトンやるしかないでしょうから、そうした意味では、相変わらず甘く中途半端だと思うものの、教団や学園の理事を務めた者自らが、この公益法人は名ばかりで、ガバナンスなど一切機能していないことを明らかにした点は、真面目に評価できるものです。

宏洋動画2

そして、幼いころから自分の父親が社会的に犯罪者同然の存在という自覚に苦しみ、本心では宇宙の根本仏の大救世主だなどとは微塵も考えておらずに、広く社会に対して率直に、父親と教団の行状を謝罪した姿は、他の大川一族の誰一人として成しえなかったことです。

年齢の割には至らない部分も多々感じるし、行動の動機の観点からも、必ずしも誇らしいものとは言えないですが、彼もまた二世の被害者に他ならず、難しい立場にあった彼が、これから自分の育て直しの旅に出るのに、いま精一杯の誠意の表明だと受け止めます。

宏洋君

自分が望むところに落ち着けるまで、波風収まるには暫くかかると思うが、自分で選択し始めた以上はもう振り返らず、くじけるな。

あと、このYouTubeを続けるなら、君は本来地味で華がなく、話芸も訓練できていないのだから、せめて背景が殺風景にならないよう、背後の壁面を有効活用するとか工夫した方が良いと思うよ。
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土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

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