Unhappyだった犬と少年

カルトの内幕を暴こうとすると、掲載する資料も自ずとえげつないものが多くなりますが、たまにはこんなのも悪くないでしょう。

過去に収集した資料に紛れて、ひょっこり写真が出てきました。

ハッピー1

この子犬、名前をハッピーと言います。
91年の8月中旬に、大川家にやってきました。

大川隆法の長子である大川宏洋が動物好きで、母の恭子とともに宏洋がカタログから選び抜いたシェルティの男の子です。
秘書課長の命をうけて、私が青山ケンネルに引き取りに行き、世話は職員が関町の大川住居の隣家にあった秘書詰所(AT)で行っていました。

ちなみに、当時の宏洋いわく、犬の霊格はシェルティが上で、目つきの悪いハスキーは下位なんだそうで。。。


けれども、このシェルティが関町にやってきて、10日もしないうちにフライデーが始まり、宏洋は秋田に疎開させられ、大川自身も逃亡生活が始まって、結局このシェルティは、当時出版の社長役であった菊池家に貰われていったまま、それっきりとなって、宏洋がこの犬と触れ合えたのは実質的には数時間に過ぎませんでした。

犬も人間も、小さな彼らは大人の狂乱にすっかり振り回されてしまったわけです。

ハッピー2

この子の写真を見ていると、その向かい側で無邪気に遊ぶ宏洋の姿と、フライデー事件が始まって、秋田に疎開していた頃の、寂しそうな泣きっ面の宏洋の様子とが思い出されます。

その後も、今日に至るまで、さんざん振り回されてきたことでしょう。

そんな彼も、自立するといって清水建設の社員になりました。

教団の息がかかった清水建設の社員では、まだ完全に自立したとは言えませんが、生まれ持った境遇から離脱するのに、いったんそこを利用しようとするのなら、それも良いでしょう。

とにかく教団から距離を置ける状況にあることは幸いなことです。

両親の泥沼の離婚劇の際も、当初は担ぎ出されたものの、最終的には、離婚裁判の父親側の証人として立つことを促された時、それを拒否したと、ある筋から聞いています。

私自身は、教祖の大川隆法だけでなく、嫁の恭子にも、このカルト教団がしてきた数々の所業の責任を、あくまで追及するものではありますが、そんな私でさえ、恭子の追放劇の際の、教団挙げての悪妻封印祈願の大合唱には嫌悪したものでした。

でも、こうして漏れ聞く話や、自分の生まれを、教団内において生ける悪霊と称された母親の実家で表してる様子に接すると、奇妙なもので、彼にはまだ「人間」を感じることができます。

宏洋君

別に、父親や兄弟と対決して教団を潰せなどとは言わない。
きっと、そういうことには向いていない。
むしろ、しがらみを離れて自由に生きて欲しい。

ただし、一番下の妹くらいは助けておあげなさい。
父親も母親も壊れていて、もう当てになりません。
彼女には、たぶんもう君しかいないでしょう。

それから、徳島のお祖母さんに会いにいってあげるといい。
ご存命だと聞いてはいるが、捨扶持を与えられて生かされていても、人としてそれがどれだけ酷いことか。
教団と関わりのない家族として、家系は絶えないことを伝えてあげられたら、寂しさも少しは報われるでしょう。

かつて一時でも守り役だった者として、ちょっぴりだけ期待しています。

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私もペンとネットの力を信じ、「幸福の科学」を手掛かりに、カルトの問題について考えていきます。
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