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大川隆法メランコリック本音トークVol.11

大川隆法メランコリック本音トークVol.10に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

本文に表された脱会者に対する謂れのない誹謗中傷と、宗教を隠れ蓑に信者を煽動した社会に対する狂気の自己顕示の企てが、大川隆法とカルト宗教「幸福の科学」の内幕をさらけ出します。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.24
本心19
【出版】
編集の課長に中川。別動の本をしかけていく時期を考える。「講談社亡国論」。昔、創価学会が、藤原弘達の本を消しにきて、失敗した。

①根回し。「K社がつぶしにくるかも知れませんが、ひとつよろしく」出るらしいという情報を先に出して。
②チラシで先に出して、注文しましょう。本屋に注文させる。
③月刊誌に広告。
④被害者の会編著で出す「講談社亡国論」
⑤東販、日版にも挨拶に行く。

講談社からの妨害があれば、 「言論の妨害を受けた」と言えばいい。今ドロー状態だから攻撃に転じる。 Kの体質を全部えぐる。日本全国公認の戦いだから。

あと、 「宗教の逆襲」、 「幸福の科学発展の秘密」
攻撃用の本と大本営発表の本をつくる。情報を多く出して、撹乱していく。報道被害研究会編でも、池田不作著でもいい。映画の系統は出版社は妨害しにくい。

中川は早く移す。他教団とも出版物で戦わないといけない。日刊テーミスにも野間体質が書いてあった。 「講談社護酷物語」でもいい。

また逆手でほめ殺しの方法もある。「講談社の発展を祈る会」。いろいろ企画してやって下さい。「理想国家日本の条件」が出たら、自民党はうちを使いたくなるかも知れない。二正面作戦みたいになってきた。学会との戦いは今のところ、ご勘弁を。マスコミの追い風。講談社の孤立化。

ごそごそしている間に大きくなる。もう一回91年の戦いのやり直し。このままだとドローだから、もう一度仕掛ける。いまの感じだとマスコミから見ても、講談社は幸福の科学を葬れないと思っている。うちは後ろめたいことはしてないし、税務署が何もなくて、びっくりするぐらいだから。

本心20
【男女問題】
(男女問題も疑わしいことは慎む)。
あんまり厳しくなると、坂口さんもつらくなる。会社でも日本は男女問題に甘い。ニューヨークだと、社内でできたら、すぐに首。責任もってもらえるならいいが(結婚したらいいが)、遊びだったら困る。

初期に福井が夢枕で、斉藤真理子と結婚というのがあったが、職員の立場を利用するのはよくない。社会一般の要求レベルより少しきつめで。自由でなく、放任になっている。色情問題は、小さいことで被害が大きい。職員の立場で、会員の女の子をつまみ食いするのは問題。

放任と自由とは違う。女性とお金のところは潔癖。それでも攻撃してくるから。商社にいたとき、僕はまわりから、裁判官になったらいいと言われた。お酒のとこも見て見ぬふりしている。お祝いごとで飲むのはいいが、職員が飲んでくだまくのは恥ずかしい。

僕は商社時代でも酒はほとんど飲まなかった。宗教家になるために、あとあと言われないようにしていた。在職中は、持てないという噂を出していた。商社でも乱れている人は滅茶苦茶。東大出の人は用心していた。女のとこで足をすくわれるので、一応踏みとどまる人が多かった。仕事でないとこで、刺しに来る。

女の子と会っているところを見られたら「従兄弟だ」とか、いうのがいた。僕の回りで起きるのも、馬を射られるようなもの。職員のところが特権化して、いんし邪教みたいにならないように。また、宗教団体で結婚の紹介もできないというのでもおかしいから。下半身攻撃でも何でもしてうちを攻撃したいから。学会とやるとき、ものを言う。しかしおぼこい団体だ。

職員も特権化しないこと。「伝道の話があるから出てこい」とか言って若い女の子を夜、呼び出したりしないこと。これは繰り返し言うしかない。ここはいっぺん締め直しして、社会的評価を高めないといけない。全部が全部満足させられんから、不満分子が出ても、それが合理的ではないと言っておかないといけない。あと、畏まりすぎて、宗教として何も出来ないのでも困る。政党から見ても「幸福の科学へのアプローチの仕方がわからない」と

【税金】
宗教は、お布施のところでごまかせる。うちは、全部申告して、税金払っている団体だから。宗教的にみて、金儲けがうまいのは、税金をごまかすのがうまいだけ。池田大作の税金が大川隆法よりなぜ少ないか。池田大作は、うちの三倍は納税額があってもいいんじゃないですか。もしかしたら、うちより会員少ないんじゃないですか。

三菱商事は、今期800億の赤字。国際伝道しようとしたら、まるごと抱え込むようでないと。今回の七人、クオリティーはいいから、三年もしたら役に立つだろう。

補足: 「フォーカスの記事で九年間つきあっていたのを分かれさせられた」というのは、 「事実ではない」と、 「講談社を踊らせた悪魔たち」で、はっきり書くように。つきあっていた人はすでに人妻。

3月2日
セミナーのタイトル、 「ひとにぎりの愛」を「信仰の大切さ」に変更。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.25
本心21
3月3日
【 「理想国家日本の条件」の表紙】
①色の感覚。もう一段色の切れが欲しい。配色の問題。
③写真は、講演会の写真を、帯の左に白ぬきで。
③C案は、字は大きくていいが、白でパンチカが弱い。
④キャッチを,もうひと工夫。

キャッチーつで、 10万部は違う。本が売れるか売れないかは、ほとんどが、題名と装丁だから。「売れんか、売れんか」の波動が出ないと。この表紙だったら、 20万部の壁を突破できない。三省堂の新刊コーナ一に積み上げて、目だつようでないと。プロパガンダの天才の出現を要する。

【海外派遣希望者の件】
75名も応募したのなら、一か月後に、英訳「太陽の法」(あとで宗教の挑戦に変更)から出題を。
① 英文解釈、②英作文、③〇×問題。

二次試験は口頭試問を英語で。質問は用意しておいてもいい。
一か月のポテンシャリティの能力と英語力がある程度あるかを見る。
合格は、予備軍も入れて15~20名に絞る。

あと、実務能力と適正があるか、タフであるかを見る。「この人狂いますよ」といった人では駄目。うまくいったら、これもうちのエリートコースになる可能性がある。

【他宗批判】
(編集局の報告のあとで)
学会に批判していく。いまだったら行ける。朝日も社説で学会の批判をしていた。週刊宝石で太陽の法の紹介をした、さいとうゆきは、モルモン(色情系統)だけど、うちの本を読んでいる。ダイナマイト思考をもとにした本を書いていた。

高田まりこは東大を出ている、狙いどこかも知れない。最近女優も、うちについている方が、何かあったら守ってくれるということで、うちに関心を持っている。

(邪教連合が出来るかも知れません)

そうなると、うちの宣伝費が安くなる。宗教を叩きたいと思うんだが、マスコミも言葉を知らなくて、はずかしながら、女と金のとこしか書けない。やるときやらんと、勇気がないように見える。天台座主も、ドームの翌日死んだ。これは仏罰の雰囲気。学会に何が出来るか。弱みを持っている。学会も新宗連を取り込みにかかっているが、幸福の科学が狼煙をあげると、どうなるかわからない。ぼちぼち勝負。もう少し力がいる。

本心21-2

【不満分子対策】
総合本部は少し、人材が増えた。おとといの話も、政治的な事務局長がいたら、こんなことにならなかった。もう少し策のある人がいたら、変わっていた。細川、高橋、竹内の事務局長は高くついた。ちょっと情けなかった。あとあと何年もして吹き出すと情けない。

あと、不満分子も呼び出すか出かけるなどして対処する。伊沢なども、 「お話伺いたい」と言って、少しぶるぶるさせておかないと。「この罰あたりが」と行かないと、宗教の戦いではない。 少し、この辺の力をつけないといけない。放置するとガン細胞みたいになるからいけない。みんな、裁判所にやってもらうのはおかしい。

行くなり、呼出をかけるなりして。単に行って、居留守を使われるぐらいなら、呼出をかけたらいい。それだけで十分ふるえる。来なかったら、あと、 「お返事は」と、また出す。中村も呼び出す。一人ぐらい送り込んで、ミイラとりがミイラになってもいけないから。地下でつながっているのを全部裁判所でやってもらうのもおかしい。少し、折伏部門をつけたい。


【Algorab注】
なかなかの情報量で、様々な着眼点があり整理のしづらいパートですが、大きく2点に絞りたいと思います。

まず【税金】の部分について。
「うちは、全部申告して、税金払っている団体だから」と自慢していますが、実情は決して公明正大であったわけではなく、この当時に大川が執着していた自己顕示の方法が「長者番付に名前を載せること」であったからに過ぎません。自らの宣伝と合わせて、文中にある通り「池田大作は、うちの三倍は納税額があってもいいんじゃないですか。もしかしたら、うちより会員少ないんじゃないですか」と言いたかっただけということです。

このことについては、以前に当ブログで扱いましたので、詳しくは下記をご高覧いただければと思います。

「カルト教祖のアコギな家計簿」
「デタラメ長者」
「カルト宗教の税務対策講座」

また、実際は税務当局に対してかなり警戒し、恐れていたことを示す文書もあります。こちらは以前に「“自称・救世主”大川隆法の憂鬱」と題して当ブログに掲載したところ、教団側の圧力で記事が削除されました。過敏なレスポンスは、大川らが依然として悶々としている証左ということでありましょう。とりあえず現状は当該文書をここではご覧いただけませんが、削除されたおかげで「Bansweek(2017年12月1日創刊号)」に収められる運びとなっています。

次に【不満分子対策】のところの、大川が脱会批判者への対応として指示している内容について。

「カルト宗教のアイヒマンたち~「オウム」と「幸福」④」の中で、大川隆法直筆のスラップ(威嚇目的訴訟)指示書をご紹介していますが、ここでも「脅して黙らせろ」という大川の一貫した姿勢が示されています。
教団職員は、従前より教祖直々のこうした教唆を受けてきたということで、特に幸福の科学広報局などが、これを忠実に踏襲している筆頭と言えるでしょう。

「不満分子も呼び出すか出かけるなどして対処する」
「「お話伺いたい」と言って、少しぶるぶるさせておかないと」
「行くなり、呼出をかけるなりして。単に行って、居留守を使われるぐらいなら、呼出をかけたらいい。それだけで十分ふるえる。来なかったら、あと、 「お返事は」と、また出す」

広報はじめ教団職員からの執拗な嫌がらせにあった経験のある方には、まさにこの通りの被害を受けた憶えの方が少なからずおられることと思います。私がご相談を受けたケースでも、このままの事例が複数ありました。

さて、多くの被害者にとって、教祖よりも身近な職員との間に起こった経験の方が教団のリアルなのだと思います。教祖に対する判断は保留のまま、身近なリアルがきっかけで脱会を決意する場合も少なくないようですが、上記のようなこの教団の金に関する子汚さも、威圧恫喝のモラルハラスメント体質も、結局は弟子(職員)の堕落や暴走ではなく、明らかに教祖の大川由来ということができます。

セミナーや書籍のタイトル、表紙のレイアウトから販促の段取りに至るまで、チマチマ指示を飛ばすような気質の大川に対して、もしもお伺いを立てずに不興を買えば、冷遇左遷は必定なので、怖気づいた職員はいちいち「ご下知」を求めるよう躾けられ、次第に自分で考え行動することができなくなっていきます。

信者は教祖の劣化コピーとなるのはこうしたメカニズムによるもので、幸福の科学のセンスや行動様式が、昔から一向に変わり映えしないばかりか、醜くなる一方であるのは、教祖である大川自身の人格が未熟な状態で止まったままであるうえに、社会的訓練を経ていないため、加齢とともに脳の機能も退化していることによるのでしょう。

「職員の立場で、会員の女の子をつまみ食いするのは問題」とか、「「伝道の話があるから出てこい」とか言って若い女の子を夜、呼び出したりしないこと。これは繰り返し言うしかない」などと、(当時からこうした状況だったということも問題ですが)教祖として表向き真っ当なことを言っておきながら、これが前妻の恭子と不仲になった途端に、前世の妻だとか言ったり、二人きりになった際に童謡を歌って反応をみるといった姑息な手段で女性職員を物色するのですから、まったく都合の良いものです。しかし、この変わり身は堕落というのとは少し違う気がします。

「宗教家になるために、あとあと言われないようにしていた。在職中は、持てないという噂を出していた」などとも言っていますが、東大時代には学割使って風俗通いの話もあるし、徳島の実家に保管されていた中川隆愛蔵のAV女優さんの写真集は、大悟したはずの後の時期の初版だったりする事実もあり、もともと大してご立派な性根の持ち主ではなかったわけなので、これを堕落というのは適切でないと思います。

カルト脳の特徴として、前回「思考の連続性の喪失」を指摘したところですが、別の側面に「記憶の書き換え(改竄)」というのもあります。

教団の基本書「太陽の法」などに記された自伝的回想が、初期と現在とでは比較にならないほど美化されて別物になっているのは、常識人には甚だ理解に苦しむところでしょうけれど、本人はウソを言っている自覚はなくて、こうした記憶の書き換えが何度となく行われていると考えたら合点がいくと思います。

ただし、海外派遣の審査に際して、「実務能力と適正があるか、タフであるかを見る。「この人狂いますよ」といった人では駄目」と述べている部分については、トーメン時代の自分にだぶらせて失敗を活かそうとしたのか、或いは記憶を書き換えて忘れているだけなのか、その真意を測りかねています。
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大川隆法メランコリック本音トークVol.10

大川隆法メランコリック本音トークVol.9に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

本文に表された脱会者に対する謂れのない誹謗中傷と、宗教を隠れ蓑に信者を煽動した社会に対する狂気の自己顕示の企てが、大川隆法とカルト宗教「幸福の科学」の内幕をさらけ出します。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.22
本心16
【予言】
霊もストレートでないことが多いから、それを経験させることによって次のステップに入るが、高橋先生は個性で少し早めに言う傾向がある。 2、 3年したら現実化することが多い。最近まで人間だったから、情のとこで助け船を出そうというところを狙われている。

予言系統では、原は、 「あなたは三年以内に脱落する」と予言されていた。栗原が、がたがたしたとき、 「あんたもああなるよ」と予言され、その通りになった。「このままでは三段ロケットと同じで、大気圏を出たら、切り離される。心改めて帰依したらいいが」と言われたが、この予言はあたっていた。アドバイスはしたが、結局そうなっている。

阿部のとき、 「ここで決断しなかったら、阿部が引きずり込まれる。この手を握れ」というのは、予言ではなく、 「こうしなさい」ということ。それを人間が邪魔しているだけ。そうすべきだという判断を言っているだけ。従わなかった人は切れている。そういうことを言うのは、何とか助けてやりたいと思った人だけです。あと、 GLA系統の人には何とかしてやりたいと思っているのがわからなくて、沈没している。

関谷本は、師弟の間が切れていくのを意図している。「話したら、こうなるんだったら、話なんかしなくていい、温情なんかかけなくていい、弟子を信用するな」 、そういうものを感じさせる。とりこになっている人をK社の筆力が加わって、 「疑」はマスコミの専門だからね。 91年以降、押し返しただけでも大したもの。読売菩薩も、関谷は知っているはずがない。記者が書いているもの。当会も、フライデー菩薩というのは間違い。

隠れた論点は、 88年の春、先生の結婚に対する攻撃。これは女性の嫉妬。結果はすごくよかった。職員も安心して勤められる団体になった。文殊の利剣でよく守ってくれている。高橋先生が「結婚しなさい」と言ったのが気にくわない。それで、弾かれた人が「高橋信次は悪い霊だ。こんなに一生懸命仕えていたのに」と恨んだ。

【伊沢、中村】
労働組合的発想が出てきた。仕事ができなくて何が悪い。賃金あげるのが経営者の仕事だ。能力的に低かった。たまたま、間に合わせで、役職もらって、それを「われわれがやったんだ」と言っている。うちにくる前のものから引きづっている。小さなパン屋の総務部長をしていたのが、局長は無理だった。最初、役にたったかもしれないが、あとで優秀なのが来て、いられなくなった。「ちょっとだけでも使ってもらってよかったね」と、言えないといけない。もはや、鍛えようがない。

紀尾井町移転も、5億集まらなかった。うちの人材供給が十分ではなかった。会に迷惑をかけなかったら、楽しい思い出。迷惑をかけたから駄目。原、関谷も功績は全部消えた。いわゆる徳切れというやつ。Back to the futureから見れば、全部消えた。最初から宗教団体として見直してみると、消えていく。現時点では、まず地獄。自分を愛しすぎた結果。奪う愛にこだわりすぎた。


『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.23
本心17
【教導の怒り】
法の隙は、フライデーのときの「許す愛」。 「悪魔の活動」や「聖霊を汚す罪」は許されない。
正語で怒りが肯定される部分は、
① 教導の怒り。
師が弟子を怒るのは当然の仕事。未熟なとこを怒るのは正語に反しない。これが愛。
②無我の怒り。
自分のために怒っているんじゃない。自分の欲、立場を考えない。
② 空心の怒り。
これは②とほぼ同じ。
これらは仏教の中にもある。仏教はただ堪え忍び、忍にくだけではない。
忍にく即無抵抗即悪の容認に流れるのは間違い。言うことを言わないと。法戦もあるから。禅宗は暴力もある。「堪え忍べ」、 「はい、そうですか」ではない。
釈迦自身も折伏している。事火外道を。神通力戦争だ。法戦もしている。言い返す能力は大事。

【女難】
フライデーみたいなのは、釈迦教団にも二回あった。いずれも女性がらみ。一つは、祇園精舎の前に遊女をうろうろさせて、しばらくしてから、その遊女を殺して、祇園精舎の外の溝に捨てて、国王の兵隊に捜させて、釈迦教団に嫌疑をかけさせた。

もう一つは、チャンチャーという人が色情問題の罠をかけてきた。説法を聞きにきて、そのうち「お腹が大きくなった。釈迦の子供を身ごもった」と言い出して、町の人の怒りを買うようにした。実際はお盆をお腹の中に入れていた。人気が高いとお布施が集まるので、悪い噂で足を引っ張ろうとする。

もう一つ女難があった。遊行しているとき、ある財産家に見初められて、その人には美人の娘がいて、「あなた、還俗して、うちの娘と結婚してくれ」といってきた。そのとき、「美人でも、内臓なんて糞壺だ」と言って断ったが、その娘がのちに国王の側室になったが、そのとき「私を糞袋と言った」と仏教教団を迫害しだした。

三件とも、全部女性がらみで、全部下がらみのもの。いつの時代もあるので、戦わないと、悪い噂を流して、兵糧攻めをしてくる。フライデーのときは、K社がうちの銀行を攻めに来た。あとは、会員を減らそうとした。やっかみ、嫉妬で仕掛けられる。突き行かないと解決できない。情報戦でいつも仕掛けられる。

【分派】
仏教教団で、釈迦没後の分裂は、かしょうと阿難の喧嘩。かしょうと阿難は天敵。どっちを正当化するか。阿難自体は釈迦の侍者25年して、阿羅漢になれなかった。500人が阿羅漢になっているが、この人一人だけが哲学的で、阿羅漢になっていなかった。釈迦の近くにいたから、信仰心が足りなかった。ダイバダッタは阿難の兄。弟子同士の争いはしょっちゅう起きる。

【情報戦】
あと、情報戦として、高橋、細川、前田、坂下まで言わないと。精神だけの夫婦、そんなことしろと僕は一回も言っていない。その前はやる気満々だった。前の奥さんの前科もあるから。あと、うまくいかなかったことを合理化しているだけ。三本部長を使え。人がいいだけでは駄目。

本心18
【飯山】
個人としての不始末。 親の言う人と結婚したが、元の恋人の人妻と付き合っており、結婚しても、その人妻から手紙が来たので、まどかが暴れた。管まどかが神託結婚という言葉を言い出した。阿部のところへ相談に行ったり、いろんなとこへ行った。

Think too muchの類。あんたのこと、そこまでかまっていられない。あれは、お願いしますと飯山から行ってきて、本人は中島、管、峰村のどれかと思っていて、先生はどれかを紹介してくれると思っていた。二人は喜んで結婚していた。神主でも、仲人のせいでもない。元の彼女のことは、飯山の問題。人妻を呼び出してデートするのはまずい。まどかが100%完璧な男性と思いこんでいるのも、甘え。最初のころの組織の未熟なとこだった。

【阿部】
阿部は複合汚染。やった本人が予言が外れたというのは許せない。

【斉藤】
関西の斉藤さんは、相手も好きで、話が進んでいた。もうすぐ結婚ができるんじゃないかといったら、その日に相手に申し込みに行って、OKになりましたと言っていた。ところが家つき土地つきの一人娘。養子に入ってくれるんだったらという条件がついた。養子には入れないということでもめた。

斉藤さんも長男として養子に入る気はなかった。親を捨てる気があったら出来たんだが。結婚の問題も実家へ帰ったら、この世的になってだめになる。信仰の世界でなくなる。リカバリーで、住のお姉さんが紹介した人と結婚できてよかった。この人と結婚しなさいということではなかった。僕が言うのも、少なくとも片方が好きでなかったら、言わなかった。

紹介したのも5,6件だった。駄目になったのは、ほとんど甘えとわがまま。こちらも親族全部の合意をとりつける義務はない。多少応援することはあっても、あとは本人同士の問題。実家のことを言い出したら駄目。自分のことをあげつらって、あれこれ言うのは卑怯。結婚して評価が上がったらうまくいく。

奪う愛は駄目。責任転嫁もだめ。自分だけ、特別な人間になって人のせいにするのはだめ。「あなたは出世するでしょう」と予言しても、努力すればという条件がつく。選択の自由に関しては、神様も介入していない。そういうのは他力で解決できていない。地獄に堕ちる自由は止められない。

【正史】
正史は、まず会員、その次外へ。外部へ出す本も大切。パトリオットでうまい戦い方ができれば、 K社との戦いも最終戦までいく。きちっとしたけじめ、抑止力になる。わがままは許されない。

送別会のとき、色紙を配って「また帰ってきて下さい」ということをするから増長する。仕事は叱らんといかん。僕の特徴として、鍛えようのない人は言わない。しごかれるうちは、まだ脈がある。だめだと思う人は、言わないで放っとく。

宗教団体としては10年やって第一段階の基礎。 10年残らなかったら、幹部ではない。大幹部になろうと思ったら20~30年の実績がいる。首都圏はゴシップ、ゆさぶりで危ない。何時くすぶってもおかしくないから、頑張れ。弁護士だけの戦いにならないように。闘犬みたいに闘う。見ているだけではだめだ。

(以下、白橋、真杉、坂口)
人一人変わると変わる。主宰補佐が、長嶺で六つ続けて負けたが、坂口で五つ続けて勝った夢を見た。

【Algorab注】
今回は自分が行ってきた予言や神託結婚に関する大川の言い訳パートになっています。全ては「虚業教団」の出版によって白日の下に晒されたことに起因していますが、同書で指摘されていないケースの話を持ってきてまで苦しい自己弁護を展開する様子が、滑稽でもあり哀れでもあります。

散発的なものは除いて、この頃までの間に大川が披露した予言書には、「ノストラダムスの新予言」のほか、大伝道の戦略書籍と位置付けた「ノストラダムス戦慄の啓示」「アラーの大警告」等があります。それから、ほとんどの信者に知られていませんが、自衛隊関係者の懇談会に招かれて行った予言などもあり、当時の教祖が自身の霊能に絶対の自信を抱いていた証と見ることができます。しかし、結局それらの予言については、内容はもとより興行的にも盛大に外す結果となり、今日では幸福の科学の黒歴史のひとつになっています。

さすがにその後は暫くの間は、霊言も予言も行わなくなりましたが、喉元過ぎて教訓を忘れたのか、最近ではまた霊言という形で色々と予言を行い、恥の上塗りを重ねる始末です。

大川は、「虚業教団」への対抗措置として、この記録にあるような個人への誹謗中傷を内外に吹聴しつつ、やがてスラップ訴訟まで行っていくわけですが、【教導の怒り】の辺りなどは、劣情私怨を「愛」と強弁して相手を支配しようとする「サディズムの変装」そのもので、抑制が効かない幸福の科学のモラルハラスメントの始原が垣間見えます。

また、極めつけは、一連の反論で急先鋒を担うことになる当時の主宰補佐であった大川恭子について言及している部分でしょう。

「虚業教団」で取り上げられていたこともありますが、会内でも時に批判的な風潮さえあった恭子について教団を挙げて護るよう統制し、一部の職員を前にした談話の中でも、『結果はすごくよかった。職員も安心して勤められる団体になった。文殊の利剣でよく守ってくれている。高橋先生が「結婚しなさい」と言ったのが気にくわない。それで、弾かれた人が「高橋信次は悪い霊だ。こんなに一生懸命仕えていたのに」と恨んだ。』と総括していたのがご覧の通りなのです。

しかし、2012年の離婚に至る過程では、「便器カバーの裏側にびっしりと跳ね返りが付いている」「かなり口臭の激しい人」が「本当は私が結婚を考えていたのは別の人であったのです。それを知りながら横取りしてきたのです」(現代の法難)となり、「汝、この世に生まれてくる必要なし」「汝は、生ける悪霊なり」(悪妻封印祈願)とまで言われるのですから、甚だ隔世の感があります。

こんないい加減な展開で言いくるめられると考える教祖も、実際言いくるめられてしまう信者も全くどうかしていて、常識的に考えれば、自分のことさえ予知できない者の予言など相手にされる訳がないのは自明のことなのに、何でこんなの信じているのか理解に苦しむところでしょう.。

しかしどうも、カルト宗教という環境下での躾(マインドコントロール)は、現実検討力の低下のほか、前後の連続性の中断(思考の連続性の喪失)を促進する側面があるようです。要するに、過去も行く末もなく、見たいものしか見ない「カルト脳」の成せる業と言うしかありません。
プロフィール

土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

当ブログへようこそ。
「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

ご相談等の場合は、リンク先頭の「RSFI MAIKA公式ホームページ」のコンタクトよりご連絡ください。

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