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大川隆法メランコリック本音トークVol.9

大川隆法メランコリック本音トークVol.8に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

本文に表された脱会者に対する謂れのない誹謗中傷と、宗教を隠れ蓑に信者を煽動した社会に対する狂気の自己顕示の企てが、大川隆法とカルト宗教「幸福の科学」の内幕をさらけ出します。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.20
本心14
【魔】
ルはGLAの最後、分裂させた。当会には、 88年2月土田にスパッと入った。あと、コスモの高橋守にも出たり入ったりしていた。そのあと、原、関谷に入った。
関谷もロンドンに逃げているときも完全に入っていた。あと、細川も89年12月から90年3月まで入られていた。ルに入られて持ちこたえたのは細川が初めて。四国に行って抜けた。

次、伊澤に来た。下の根本にも入って、うちの本は編集部がつくっていると言い出した。編集部の特集に悪霊波動。それで菊池を入れた。伊澤のあと、うちの中では入る場所がなくてK社に入った。9 1年7月にはK社の社長に完全に入っていた。
当時、主宰補佐も野間佐和子の名前をみたら「この人、いますごく悪い事考えている」と言って、それで渡部昇一の守護霊に、「あなたはK社をほめていたんだから責任取れ」と行ったら、翌週対談になった。

91年9月フライデー事件。護国寺は覚。ゲリラ的に出てくる。覚は色情系統、人間関係の葛藤によく入ってくる。裏では悪霊との戦いの歴史だった。たまたま宗教の磁場の中心に来ると狙われ方が激しい。ふつうだったら相手にされないのに、①組織に隙が出来てるとこ、②本人の仕事能力で解決出来ないとこ、③ゴシップ(結婚、肉親との葛藤)が必ずやられる。

信仰心があるから守られている。各人が個別バラバラだとやられる。 「ここは信じるがここは信じない」では、一発で入られる。あと、信仰心があっても、 仕事でトラブッっているとやられる。指導局も92年12月から93年4月まで、高橋、種村がやられていた。覚がしょっちゅう出入りしていた。

地方に出すと取れる。地方へ行っても、悪魔も仕事はできないということで、離れる。信仰心があれば離れやすい。最近竹内が、 91年型が抜けないので、 一月末、国際局を取り上げて、ぐらっときて、覚が入った。支部に出したら抜ける。先生の近くはいつもやられているから、そのときは、過ぎ越しがある。

一定の期間たてば、半年もしたら出る。その間、大きなことをやらないこと。①慢心、②仕事能力、③プライベートなゴシップがやられる。方法はさっぱりするのがよろしい。また、時間が来たら変わってくると思っていたらいい。自分が自分がという人はねちっこくやられる。まだやられていない人も順番に来る。自分でも、やられたら、多少わかると思う。

たいてい迷うが、何を疑って、何を天秤にかけてるのかを、よく見ること。菅まどかのことも、荻原が、 「先生についていこう」と思ったら、バカバカしくなったと言っていた。容赦なくやられないようにしてくれ。被害者の会も狙われないように。弁護士も気をつけて。

向こうも局地戦で、各個撃破をしてくる。同時に4人も5人も入ってやられるということはない。局長制にするとやられない。 狙いにくいから。局長の替え、局長と地方本部長の替えも、魔よけ。流動的な組織にしてある。総合本部も財政再建の煽りで、危なくなっているので、管理部門の強化をやっています。

仕事能力とプライドのところでやられる。前田さんは、あまり入られはしなかったが重要な仕事をしておらず、評論家をしていたから、巨大なのには入られなかった。諏訪、男らしさ、決断力。これも悪魔よけ。うじうじしてるのが危ない。表での戦いもやっているが、霊力戦もやっている。僕も直接ではなく、回りからやられる。僕に情があると。楔が入って引っかけられる。ねらわれること自体が正法の証拠。そのために早く潰さないと。

中を狙うのと、外で変な○○会をつくるのと二種類ある。本人は自由意志でやっていると思っている。虚業教団の本も悪霊もやもやの本。僕も、一度読んだあと、小冊子で何重にも巻いて書棚の奥に入れてある。原の本も悪霊波動。あれで瞑想をやられたらみんな入られてしまう。一定のパターンがあって、起きていますから。恐ろしい話だが、昔物語を現実に戦っているところがやられる。知って、よく対応すること。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.21
本心15
【3月6日のセミナー】
補佐先生に直接言わすのは気の毒だが、主宰が出ないと言えないというのがうちの弱点。そんなので争っていると品が落ちていく。多少、情ないから、言わないと。訴訟の意味は、その裏で、 K社がからんでるんだったら、元局長シリーズが出てくると思ったから。最初に出たときから叩かないとフライデーの二の舞になる。

フォーカスのとき、裁判に自信がなかったが、大阪の古川弁護士は「裁判やりませんか」と言って来た。 91年3月、月刊朝日に情報を流した。関谷が情報を流した。これが94年まで続いている。 91年6月、月刊現代、この段階でも訴訟を打つ手があった。今回もこの位では我慢しようと思っていたら、二の舞になっていた。当会の歴史としてきっちり清算しないと。

彼らの言うことと反対のことをしていたから、当会は伸びた。ルの狙いは高橋信次。 GLAを潰したのに、高橋信次が復活した。この復活を否定したい。GLAの流れを汲んでいる人を狂わせて、死人にロなしにするということを狙っている。

もう一つ、変なとこで高橋信次を出して撹乱する。ここにほとんどが絞り込まれている。霊言集を出しにくくなっているのも事実。フライデーのあとのは、 GLAそのものも情報ソースとしてかんでいる。石原もGLA系統の人。

高橋先生の最初は、バラバラになった弟子をもう一度集めたかった。それが頓挫している。昔、 GLAの信者、読者はうちに来ている。親分連中に悪霊が入ってやっている。 GLAを超えたところで、マクロの戦いは終わった。歴史的には幸福の科学が立ち上がってやることによって、すでにユダとキリストみたいになってきている。

当会で、高橋信次霊を認めればいい。ルは高橋先生のとこをミートしにくる。結婚問題で、若い女の子をおかしくするのは簡単。ここは徹底的にミートしてくる。日本神道系はサタンが見られない。よそに入っているのかな。白光とか。あとは、イエス様のも、そんなに邪魔に来ない。高橋信次だけ極端に来る。これが一番のメインターゲット。

高橋先生も分かれた弟子を糾合してやるのは諦めた。GLAも邪教と認定するかどうかの段階に来た。島田が高橋信次の霊言集だけでも15冊もあると横槍を入れてきた。うちがGLAより、大きくなったことで立場が変わった。高橋先生もうちを応援する立場から、霊言集を出してもらう立場になった。古い霊は叩いても叩きにくい。イエスは悪霊、とか、日蓮は悪霊、とかは、評価が固まっているので、叩きにくい。

【Algorab注】
関谷氏の「虚業教団」に翻弄され眠れない大川隆法の憂さ晴らしトークも半ばを過ぎ、次第に得意げな教祖の顔が表れ始めました。

今回の内容などは、いかにもカルト的な与太話すぎて付いていけない部分もあろうかと思いますが、この文書は、前半の脱会者等への罵詈雑言に血眼になる様子からその醜い性分が、また、後半の常人には理解し難い常軌を逸した思考にその異常さが、通してこの大川隆法という小男を貫くクズ人間ぶりの全体像が如実に記録され尽くしている構成に価値があり、こうした狂気の解剖によって所謂“カルト脳”へのアプローチが可能になります。

人格が愚鈍化した“カルト脳”は、いったい如何にして形成されるのか。決して皆が初めから特別おかしな資質の人間であった訳ではないので、必ず何らかの法則性があるはずです。

私なりの仮設としては、信者の人格の愚鈍化は、教祖や教団こそが実は自らにとっての「ストレッサー」であるのに、それを受け入れられないために絶えず「認知的不協和」に晒され続けることから始まります。

そうして信者が自我を守ろうとして「抑圧」や「合理化」などの「防衛機制」を繰り返すうちに、慢性的で過剰なストレスの高原状態を経て疲弊し、絶対者に対する「自己関連づけ」の思考パターンの習慣化が自己評価を低下させ、それが罪の意識を強化させたり、また反動で選民意識を増長させたりして、そうした「自己概念」の固着によって、教団内の枠組みの中でしか物事を解釈できなくなることで狂信者が生成されるのだと考えています。

今回ここでも、「ねらわれること自体が正法の証拠」という前提に立って、悪魔や悪霊が絶えず自分たちへの攻撃を仕掛け続けているという極端な善悪二元論に基づく閉鎖的な世界観の中において、外部からの批判はもちろん、内的な葛藤も全てネガティブな干渉として処理されていき、レールを外れて地獄に落ちることの恐怖心から思考停止が促進されて、やがて教祖や教団の成すがままの操り人形と化して反社会的攻撃性のトリガーが解除されていく背景を、具体的な事例として読み取って頂けるかと思います。

「地方に出すと取れる。地方へ行っても、悪魔も仕事はできないということで、離れる」とか、「支部に出したら抜ける。先生の近くはいつもやられているから」などと語っている通り、昔からこうした霊的要因(実質的には大川の妄想)による左遷という人事手法が常態化しており、現在も残っている教団職員というのは、こうした環境下で飼いならされてきた者たちということになります。

この手法は懲罰的な性格を濃くしながら連綿と続けられてきたもので、教祖に目を付けられれば、大川家次男の真輝や三男の裕太のような親族に対しても行われます。
また、記憶に新しい事例として、三男の裕太と結婚し大川家に入ったはずの雲母(渡邉きらら)が、裕太との離婚が発覚する前後に新宿支部で目撃されていたのも、こうした動機による措置と考えて良さそうです。

このことについては、当人が再び教団の広告塔として登場することがない限りは、敢えて掘り下げるつもりはないので、ここでは簡単に触れておくまでですが、大川家など世間から見れば縁を持ちたくない一族でも、信者にとってはロイヤリティがあるもので、雲母の尻にひかれた裕太の様子が、かつて元妻である恭子の実母が大川家の奥向きに権勢を揮っていた頃の被害妄想も重なって、大川が防衛行動に転じた構図です。

ちなみに、現在は教団が運営する芸能プロダクションからも抹消され動向が不明とされている雲母ですが、教団直轄から放逐されたあと、ある信者企業に拾われていたようです。

本人の再出発を期待する立場から、こちらも詳細は控えますが、経緯ばかりでなく、物理的にも“都落ち”な形で、また信者企業では教団の枠組みの外に出たことにはならないものの、新しい環境で地元の独特な義理と人情に触れるチャンスに恵まれれば、本人次第ですが、若いのだし人としてやりなおせる活路が開けるかも知れません。いち女優時代の彼女のファンの方がいたら、とりあえず行方不明なんて酷い状況ではないということで、ひとまずご放念されるのが宜しいかと思います。
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大川隆法メランコリック本音トークVol.8

大川隆法メランコリック本音トークVol.7に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

文中では大川隆法が脱会者に対して極めて醜い罵詈雑言を並べ立てていますが、言うまでもなくこれらはあくまで大川の自己都合から発した根拠なき誹謗中傷であって、決して各人の真実ではないことをあらかじめ明記しておきます。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.18
本心12
【指導霊団】
それと指導霊団が高すぎて、マクロの指導。細々したことは、「そんなこと考えてやりなさい」の世界。種村がトンカツを食べたら体にいいでしょうかと聞いているみたいなもので、そんなものどちらでもいい。日常茶飯事のことは八次元以上の霊にはどうでもいいことで、雑談レベルのもの。うちが発展しているのが、マクロであたっている証拠。

あと、ある程度、地上の人間の自助努力でやらせている。示唆は与えるが、あてものではない。結婚も、これでやればうまくいくというものなんかない。結論だけ言って満足するのは「ぜいちく」の世界。うちは一人一人の努力で運命は拓く。

病気直しも91年から始まっているが、これは超能力現象ではなしに、信仰心による癒し。神霊治療は宗教ではなく、別の世界。病気が治るのは信仰心がある証拠。これは教団としては、ヤクザ対策に近いかもしれない。証券会社は、「株が上がります」と言っても、下がることもある。結果的に、うちが成功しているので嫉妬している。創業者利益をよこせと。

【事務局長】
あと、細川自身も、 「いろいろありましたわな」、では済まない。ちゃんと切り返す義務がある。それをしなかったから、こうなっている。原もそうだが、高橋、細川、小沢の事務局長は、あまり叱っていない。叱ると都合の悪いことを上げなくなるから。山本さんから、叱られだした。関谷に対しては、何カ所か仕事に対して怒っている。その内容は本当は細川に言わないといかんのが含まれていた。資金の詰めを考えていない。人事採用の出鱈目、ずさん。給料も決まっていない。

事務所、婦人部、スケジュール的なこと。九州に行くの10時間かかった。羽田までは一時間半で着くと言ったが、土曜日は三時間以内で着くことはなかった。仕事になっていないということで怒った。事務局長が怒られても当然というのも含まれていた。それを多少恨みに思っているのがあるかも知れない。 89年は特に仕事はひどかった。あっちもこっちも滅茶苦茶。

(前田:原、関谷、法についていけないのが問題。事務的に怒られたことではケロッとしていた。前日行って一時間半で行けたんだよな・・と)。

法以前の知的理解力の問題。自分の本では、私は学習団体に戻って欲しいと言っているが、西萩で本を並べると「この本読んだかな、読んでなかったかな」の世界だった。だんだん優秀な人が入ってきて、押し込められていた。最初いいとこどりして、途中挫折。いい人だと思われたいという執着があった。結構腹黒いとこがある。

法より知的学習のところ。とてもついていけなかった。原も反省、瞑想だけ。人事系統の話をしてもさっぱり。事務局づけで入れとこと言っても、事務局づけって何だろうね、だった。もう一つは、言葉が通じないのが大きかった。仕事カルチャーになると、ニュアンスで言って、合点してやるんだが、それができなかった。1000円冊を渡して、何か適当に食べ物を買って来てくれ、でわかるところが、何と何を何個買って来てくれ、と言わなければわからなかった。最近ようやく言葉が通じるレベルに来た。

七年かかって。国際ビジネスマンを採用するあたりから通じてきた。個人企業だから無理だった。細川のとき、 技術系の人が多くて、これが通じない原因だった。高橋さんも何で電子工学をやったんだ。人生計画として間違ったんじゃないか。商学部がよかった。

細川さん、都市工で設計事務所。これも人生の設計ミスだった。電子工学と都市工を事務局長にして破壊されたのは大きかった。NTTみたいな大きいとこは、基本的には、潜在的失業者。実務のとこも混乱が大きかった。残っている者としては、知っておいてほしい。この辺で墓穴を掘った。出来が悪かったが、辞めたのはもっと出来が悪かった。レッサーとレッサーの比較だった。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.19
本心13
【当会のカルチャー】
当会としては、もう一回カルチャーのやり直し。いま、それができつつある。これは外に対しては、言うべきでない。関谷にしては無理だった。結婚するというので、釣合をとらせんといかんので、本部講師、局長にしたが、温情がわからんのだな。

支部にいったら講師として持ち上げられていた。九州に行ったら金粉の出た人がいたが、それは受講者に偉い人がいたから。それに関谷はインテリコンプレックスがあった。創価学会の早坂や島野は、うちへ来て、こんな人と一緒に勉強させられるのはいやだと暴れた。うちは一緒に勉強するだけでなしに、成績も張り出される。

学会でも、関本だったら、即部長ですと言っていた。うちは、インテリに対しては薄情な使い方をしているように見えるらしい。学会は、集まっている人が副会長でも地上げ屋みたいな人が出てくるから。戸田城聖は高利貸し、池田は営業部長だった。初期の人をどう遇するかが難しい。飾りで祭れば害になる。いま、少し出来るようになった。まだ拮抗状態。踏み込むとこまで行っていない。異常事態になったら、もたない。今の総合本部の幹部は優秀です。判断ができるから。

【当会の正史】
日曜のセミナーで、主宰補佐白身が虚業教団に反駁する。うちの悪い癖は、組織があっても大将戦になるとこ。今度は主宰浦佐。いつまでたっても組織として成熟度が足りない。細川、前田、坂下、多少言い返さないと。昔のことほじくり返されて、今の幸福の科学のことを批判しているんだから。中でそういう病巣もあったが、何年たっても使われているから、他教団、マスコミにもまた使われる。

当会としての正統な歴史をつくり、悪霊は悪霊、駄目は駄目とはっきり言う。お人好しだと利用されるから。弁護士にだけ頼っているのは宗教としては情けない。舌戦、ペンで戦う。中と外の敵と戦える体制をつくらないと駄目。西荻の最初からいた人は、ここ2、 3年で入ってきた人に比べ、極端に信仰心が弱い。ここがカルチャーギャップ。会としてマイナス要因。信仰心にもとづく団体になっていなかったつけがある。宗教が悪だったら、うちは伝道も世界救済もない。やはり素晴らしいと思ってやっている。ここは譲れない。ゴシップが吹き出すとこは、仕事がうまく流れていない。

【迎撃体制】
いままさしく折伏。折伏部門ができるかどうか、議論して落とせるか。これをやらんと、組織としての発展はない。その弱さが害を大きくして、戦うときは全面戦争以外出来なくしている。支部でやれるとこは支部で。被害者の会でやれるとこは被害者の会で。ちょっとオープンすぎる。裁判以外で出来ないということは。島田に反論するのも2年かかった。いまだったらすぐに迎撃する体制をつくらんといかん。

【Algorab注】
この長い談話記録のシリーズも、ようやく折り返し地点にかかってきました。後半でもここまでと同様の脱会者への誹謗中傷が散見されるものの、この談話記録の全体像としては、前半は個人への罵詈雑言が集中し、後半はそれを受けて組織的な攻撃活動へと教団職員を煽動していく内容になっています。

周囲を置き去りにしたマシンガントークで、ひとしきり脱会者を罵りまくって溜飲を下げた大川が、反撃的自己を活性化させていく展開といったところでしょう。

カルト(セクト)を判定するにあたっては、フランス議会が採択した10項目の「危険性の判断基準」があります。このことについては、以前に当ブログの「セクト対策の遠い夜明け」の中で扱いましたが、この指標からすると、現在の幸福の科学などは殆どフルコンプといって良い状態であることは、まず疑問の余地はないだろうと思います。

ただ、今でこそすっかり“ゴロマキアホカルト”の幸福の科学でも、最初からそういうカルチャーであった訳では決してなくて、むしろそうした資質を持ち合わせていない人間ばかりのコミュニティからスタートしています。

これは初期肯定や過去への礼賛ではなく、被害者がやがて加害者になり得るという、本質的に人に害を与え人を幸せにしないカルトによる基本的人権と自由への侵害から、個人と公共の利益を守るためには、カルトを野放しにせず、常に注視して小さな芽を摘んでいく重要性を自覚するための大切な視点だと思います。

「坊主憎けりゃ袈裟まで」と、外野には、私を含め脱会者による大川隆法への批判について、余りにも酷く言い過ぎだと感じる方が、ひょっとしたら僅かにいるかも知れません。

しかし、この教団は教祖の大川隆法による信者への執拗な叱責と煽動によって変質してきたことは資料が示す通りであり、これから後、仮に信者の暴走が起こったとしても、あくまで諸悪の根源は大川隆法に帰責する事実を語り継いでいく必要があります。幸福の科学の息の根が止まるまで、追及の手を緩めるわけには行かないのです。

大川隆法メランコリック本音トークVol.7

大川隆法メランコリック本音トークVol.6に続き、1994年3月に当時の幸福の科学総合本部で収録された大川隆法の談話記録を順次掲載していきます。

文中では大川隆法が脱会者に対して極めて醜い罵詈雑言を並べ立てていますが、言うまでもなくこれらはあくまで大川の自己都合から発した根拠なき誹謗中傷であって、決して各人の真実ではないことをあらかじめ明記しておきます。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.15
本心10
【関谷】
関谷は男らしくない。女々しかったから、ああだこうだと言っている。それで家庭の中の恥ずかしいことを外にまでぶちまけて、みんなに迷惑をかけている。坂下も87年、 88年を知っているんじゃないか。

(坂下:愚痴も言っていました。自分がかわいく、救世の観点からは考えていませんでした) 。

大黒天なら、あんたの方が頑張った。結局、その人の自覚の問題。具合が悪くなったら、暴れるなんて。
結論は、ふさわしくなかった人。本来なら、頭ごなしに怒らんといかん人。「どうぞお引き取り下さい」と。そんなんで、うちの信用性をゆらがされるんでは害悪の方が大きい。フォーカス、月刊朝日からK社に続いている。根本を叩く。K社はうちは、捏造と言っていたが、それが苦しくて、実は情報源があると出してきた。原がかんでいるかな?

関谷はいま、別の女と同棲している。 K社も、あと原久子著で出したいだろうな。一回引っ張り出したら・ ・。 91年一回、内容証明を出したから。関谷は、出したが、なめていたんだと思う。関谷自身は原をずっと好きだった。関谷は中島の肉体にも興味があった。うちがはじまる七年くらい前からすでに原のさんすけさんみたいだった。妹みたいなではなかった。韓国のキムを日本に呼び込むのに二人でやっていた。

原のお父さんから、関谷と結婚したらどうかと、二回すすめられた。関谷は原のお父さんともゴルフをやっていた。中島を飯に誘ったときは、若い子が好きという状態だった。ヨガに出入りするようになってから、奥さんとうまくいかなくなった。夜はしょっちゅう拒否されていた。それが二代続いた。マゾっていた。気に言ってもらえると思ってやっていたことが裏目に出る。

『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.16

【阿部】
88年夏より原が阿部を囲い込んだ。無許可で工事して、事務局に請求書が回ってきた。半年間折伏してたから、阿部は抜け出せなかった。うちの人としては道連れになったのは阿部一人。原は阿部を幸福の科学に対する担保でとっていた。阿部は過去世が阿難で、よう切れんと思っていた。阿部をつかんでいるかぎり、幸福の科学に憑依していれると思っていた。関谷は阿部に嫉妬していた。原は関谷の代用物で阿部を囲い込んで、実年齢が20代の人と競争していた。

原が阿部をたてて、たてて、増上慢にしていた。僕らの認識では阿部は実務ができないということで、一致していた。会社では絶対に出世しないタイプだった。答案も20代の人にしてはよく書けているというだけで、それが出来たら、何でもできると思うのは、思う方が悪い。すごい増上慢だった。ああいうのが独覚に相当する。

みんなと一緒にやらない。声聞にならない。性格的には問題があった。人がどうみているか、経験が足りなかった。部分をほめられたら、全部ほめられたと思って実務が出来ないということで、オコゼになった。最初はワープロができるということで、すごいと言われたが、最後は先生の原稿は自分しか直せないと言い出したので、仕事が出来ないことを自覚してもらうため、しごきに入ったら、潰れた。

阿部を担いで、ヨガ教室で別派をつくるつもりでいたんだと思う。編集においておいて、校正させてたら、いつのまにか自分が書いたという雰囲気になっていた。原に囲われて、乗せられて、大事にされていた。高橋先生のすすめで、結婚していたら、抜けれていた。

彼は、もう一つ、マザコンで、京都の母ちゃんから毎日電話がかかってきていた。それと原の二人の女性がかかってきて、 縛りあげられた。89年2月地下の事務所に入った。88年9月原はさらに青年局長室をつくった。主宰をそこに入れる自己実現を阿部でした。


『 大 川 隆 法 の 本 心 』No.17
本心11
【原姉妹】
原は宗教として法をやりたいというのと、男を用いたいというのとが入り組んで異常だった。法を求めて、男を抑圧してきて、性欲を抑えてきたのが、伏流水として、男を囲い込んだりして、出てきた。精神分析的な遠源は親。原の父は役人だったが、浮気をして家に帰ってこない。しばらくしたら、母も家にいなくなって、カラオケにいった。仕方がないので、子ども二人に近所の人がご飯やおやつをもってきた。親はお金だけは置いていった。体はボロボロ、それでヨガをやった。だから親に復讐しようとしている。

40代の女姉妹二人、結婚しないことで親に復讐しようとしている。妹の方は霊障で、幸福の科学の看板をかけるとき、暴れた。近所から気違いみたいに見えるといって。88年4月、結婚式の二ヶ月前に入籍。妹に気づかれると邪魔されると言って。関谷は婿養子なので、財産をとられると言って暴れるから。財産には執着のある家だった。家庭の個人的な問題を幸福の科学とべったにされた。

【事務局長】
高橋事務局長では、高橋さんが人をたてるからやれたが、細川事務局長のときは、細川がドライだったから、「何しにきたんですか」というので、弓ひきたい気持ちになった。細川の結論は、早すぎた。もう少しやんわり行かんといかんかったのが。だから細川に乗っ取られたと思った。コスモにも突如ドライになった。幻想を抱いていた人にとっては納まらない。

細川は設計図みたいにピシッと線を引く。設計図には情が入っていないから。原もコスモも細川との戦いだった。けんもホロロに振り落とされた恨みと個人的恨みがグシャグシャになった。

【信仰心】
結局、信仰心の問題と仕事レベルの問題だった。今だったら「ぎぼあいこ」のとこへ行ったらよかった。「うちなる神がいるから、自分とこを信じたらいい」というのは、これは仏性と成仏で切ったところ。これだったら、宗教がいらなくなる。やっぱり、あてものレベルの宗教観だった。高橋信次があてもの宗教に近かった。リーディングが間違っていた。宣伝としてはよかったが、うちと違って、あてものとしてデビューした。教団としてやっとなりかかったとき死亡。信仰心なく、霊現象をみんなで喜ぶところだった。

うちは法による救済にいっている。個人相談はもう無理。原は、 「高橋信次霊がいっているとこは全部外れている」と言っているが、全部外れていたら発展していない。運営は霊による指導を受けているから、生長の家より大きい。大きくなった速さでは新記録。それは、それだけよくあたったということ。あてものでやっているところは、たとえ百発百中でも、 10年たっても同じ大きさでやっている。

【Algorab注】
関谷氏の「虚業教団」の出版が要因とは言え、途中で組織論や教団歴や他宗の話題に飛びながら、また脱会者への誹謗中傷に戻ってきました。大川隆法メランコリック本音トークVol.2大川隆法メランコリック本音トークVol.5に続きこれで3周目になります。

最早まともにコメントするのに値しないレベルのゴシップ下ネタで、ここまで通して内容を読めば、大川隆法という男がいかに卑しい視線で人を見ていて、腹黒く語っているのかが一目瞭然でありましょう。こんな者が「四諦八正道」を説くなど、冗談では済まされない大罪悪です。

「詐欺」の構成要件には、それを語っている時に相手を騙そうとする意図があったことの立証が必要なため、厳密には大川を「詐欺師」と言い切ることは難しいですが、いっけん「良いことを言っている」からといって、説くもの自らすら救うことのない無意味無価値な“教え”とやらで信者から浄財を巻き上げるのは、ペテン師という以外には形容しようがありません。

関谷氏と原氏の離反は、自分たちの身の上のことばかりでなく、今回登場した阿部氏に降りかかった神託結婚の強要や、公開の吊るし上げを行うなどの同氏への大川によるパワハラの数々が引き金であり、「虚業教団」に記された経緯については、以前に『「神託結婚」- 異常性の発現』として当ブログでも扱い、「虚業教団」の中では具体的に示されなかった部分について資料によって補足も行いました。

ただ、この期に及んでもなお、そうしたことを全く理解できていない大川の様子を見ていると、鈍感で分かっていないというよりは、むしろ自己弁護のため認知が歪んでいると考えた方が適切でしょう。卑屈な人間性と歪な認知機能というセクト教祖大川隆法の真髄がここに極まります。

「大きくなった速さでは新記録」という自慢も、いかにもそんな大川らしい部分です。バブル宗教と言われたのを忘れたのでしょうか?それなりに思考力もあり、紛いなりにも東大に進学できるほどの頭脳があっても、人格が幼稚なまま未発達でいるから、経験から教訓を獲得しえずに同じ失敗を繰り返す。愚鈍なカメも百歳までのようです。
プロフィール

土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

当ブログへようこそ。
「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

ご相談等の場合は、リンク先頭の「RSFI MAIKA公式ホームページ」のコンタクトよりご連絡ください。

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