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「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第二編集局編)

新聞雑誌またはテレビなどのメディア上で幸福の科学批判がなされると、必ずと言って良いほど制作現場に怒鳴り込み、キチガイじみた態度で威圧恫喝を繰り返す幸福の科学広報局は、この教団の異常性や反社会性の象徴と見て差し支えない。

また、こうした過剰な敵対的姿勢はメディアに対してばかりでもない。例えば、三男・裕太の“ウンコ事件”の際には通学する小学校を中心に怪文書をばら撒くなどして地域社会を混乱させたり、滋賀県大津市での幸福の科学学園関西校に関する問題では、反対住民の個人情報を不正に入手し、それをチラつかせて恫喝したり、昨年には幸福の科学信者の日常や支部活動の様子を追った大阪芸術大学生制作のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、地球神軍」の上映を、卒業制作展含め中止に追い込むなど、一般社会に対しても牙を剥き続けている。

但し、これは広報局の露出が多いから自ずとそう見えるだけであって、あくまで氷山の一角であることを忘れてはならない。ここだけが先鋭化していて他はマトモなどと言うことがあるわけがない。

2012年の秋に始まり、やがて「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針に集約されていくこの事業の実態は、広報局単体の取り組みではなく、複数の局を跨った合同セッションであった。

今回はそのうちの、幸福の科学の第二編集局による文書を紹介する。

二編1

2012.10.10 第二編集局

「次期衆院選で実現党が勝利するには」

①幸福実現党に風を吹かせる作戦
■「ディベート政党」として売り出す
・毎月?「サンデープロジェクト」をやって、左翼言論人・識者と対決。1対1or2対2。
・実現党の幹部がいかに実践で戦えるかを証明。負けたらやむなし。
・左翼の識者じゃなくてもいい。保守系の識者にも厳しくツッコミを入れてもらう。
・田原総一郎役はリバティ編集部で。リバティ本誌で記事化、Webで映像公開。
・橋本左内霊案。

■「不人気政策」で勝負
・「原発を超積極的に推進します」「核武装は日本に不可欠です」
・「金正恩を拉致して人質にします」
「農家の9割以上を潰します」(生産農家は5%だけ)、
「強力な中央集権政府をつくります」
「公共事業を完全復活します」


二編2

■中国、韓国に名指しで実現党を攻撃させる
・尖閣問題、核武装論などで中国が実現党の名を挙げて批判するよう仕向ける。
・李明博大統領を挑発して、竹島問題等で実現党を批判させる。

■外国首脳との会談をセットし、「池田大作方式」で売り出す
・幸福の科学が盛り上がっている国の閣僚との会談をセッティングしていく。幸福実現党の「外交能力」をアピールする。ネパール、スリランカ、フィリピン、ブラジルなど。饗庭さんが適任?
・ネパール財務大臣は今週土曜に国際局と会う予定。実現党も絡めないか。
・幸福の科学からの災害支援、教育支援とバーター?

■民主党や自民党、維新の会に「投票してください」キャンペーン
・「中国に占領されたい方、電気代を2倍3倍払いたい方は民主党」
・「消費税を50パーセントにしたい方は自民党」
・「全国を沖縄化したい方は維新の会」


二編3

②未だ歴史上誰も考えたことのない秘策
■アジア・アフリカで実現党が「革命」を起こし逆輸入
・共産主義に学んで、「2013年テーゼ」を出し、世界同時革命を目指す。
・アフリカ出身・イギリス在住の信者さんで「独裁下の母国に帰って、実現党で政権を取りたい」と言っていた人がいた。こうした人たちを支援して、革命を起こし政権を獲る。アフリカ担当は松島さん?
・4、5ヵ国で成功したら、日本に戻ってきて、日本の革命を達成する。

■過去世の名前で立候補
・(純粋なブレストとして)源義経、源頼朝、平清盛、高杉晋作、石田三成、板垣退助などの名前で立候補する。
・「羽柴秀吉」があるくらいだから、構わない?
・スポーツ紙で瞬間的に話題になるだけ?「立木義経」も良しとする。

二編4

③その他
■「安倍内閣」に入閣する
・次期衆院選後をにらみ、「安倍内閣」への入閣について安倍首相に確約してもらい、密約を結ぶ。
・その条件として、実現党は比例代表では戦い、小選挙区では自民党に全面協力か?
・舵取りが難しい原発問題担当相をもらい、実現党の実力をアピール。副大臣、政務官もいくつかもらう。
・たとえ当選者ゼロでも、「政治家」は誕生する。



大川隆法の霊言が、不変の真理と言うわりには設定がコロコロと変わるように、教団組織もまた、昔からコロコロと変わって落ち着かない。故にあくまでこの当時の状況ではあるが、幸福の科学の編集各局の表向きの業務分担は、ざっと以下とのこと。

一編:教団月刊誌・布教誌の編集
二編:「The Liberty 」(リバティ)の編集
三編:「Are You Happy?」(アユハ)の編集
四編:会内経典の編集
五編:弟子本・その他の編集

ちなみに、この当時の編集部門の統括責任者は、関谷晧元氏著「虚業教団」の中にも記載のある、大川隆法からの神託結婚の強要を始めとしたモラハラに反抗して脱会を選択した先輩職員に向かって、送別会の席でフォークを握りしめながら「目ン玉をくり抜いてやろうか」という暴言を吐いた斉藤哲秀で、四編の責任者がその斉藤の盟友で、初期には大川の右腕と目され“竜樹”という法名まで授かりながら、教祖の神託によって二度も将来を誓った彼女を奪われた際、一時職場放棄して行方不明になったことで法名を剥奪された須呂崇司であったという。

さて、カルト教団の組織にも多少のガバナンスは存在し、このような局内ブレストが、合同セッションから理事長セッション等を経て“御上申”に載せられ、“御下問”に“御下知”と進むのだそうだが、これらがその後どう展開していったのかについては、そのいくつかを次回に解説する。


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プロフィール

土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

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「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

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