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“演説報酬”決定は仲介役の男

【参院選・幸福実現党陣営選挙違反捜査続報】

ANN1
ANN2

『テレンス・リー容疑者 仲介の男が“演説報酬”決定』

テレンス・リー容疑者の報酬は仲介の男が決めていました。

軍事評論家でタレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)は、参院選の候補者の応援演説をして現金を受け取った疑いが持たれています。その後の捜査関係者への取材で、応援演説を持ち掛けた広告代理店代表の今井一郎容疑者(61)が加藤容疑者の報酬を5万円と決めていたことが分かりました。警視庁によりますと、加藤容疑者は容疑を否認しています。警視庁は、加藤容疑者が別の候補者への応援演説でも現金を受け取っていたとみて金の出所を調べています。

テレビ朝日系(ANN) 7月28日(木)17時32分配信


今井容疑者
演説報酬を決定していたことが明らかとなった今井一郎容疑者

この今井一郎容疑者は、かねてより幸福実現党との繋がりが強く、釈量子党首との対談にも登場しています。

今井対談記事
東京スポーツ 平成27年3月27日号

先の参院選において、今井一郎容疑者の仕切りで応援演説を行ったテレンス・リー容疑者が関った幸福実現党の候補者は、以下の4候補(いすれも落選)ということで、全容の解明が待たれます。

トクマ候補
トクマ候補(東京都選挙区)

いき候補
いき愛子候補(神奈川県選挙区)

小島候補
小島一郎候補(埼玉県選挙区)

古川候補
古川ゆうぞう候補(千葉県選挙区)
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幸福実現党陣営 あらたに選挙違反で逮捕者続出

【参院選・東京】
つい昨日、京都の幸福実現党陣営での選挙違反の報をお知らせしたばかりですが・・・

朝日1
朝日2
朝日3

『テレンス・リー氏ら逮捕 参院選応援演説で買収容疑』

10日投開票の参院選東京選挙区(改選数6)で、応援演説の報酬として現金の授受があったとして、警視庁は26日、幸福実現党の公認で立候補し、落選したトクマ(本名・椙杜〈すぎのもり〉徳馬)氏(49)陣営の関係者ら3人を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕し、発表した。

 逮捕されたのは、タレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)=相模原市中央区=と、いずれも会社役員の一木昭克(48)=東京都杉並区=、今井一郎(61)=同文京区=の両容疑者の計3人。加藤容疑者は「現金はもらったが選挙運動の報酬ではない」と容疑を否認し、ほかの2人は認めているという。

 捜査2課などによると、6月下旬に豊島区内で加藤容疑者がトクマ氏の応援演説をした見返りとして、陣営関係者の一木容疑者から今井容疑者に10万円、そのうち5万円が加藤容疑者に支払われた疑いがある。一木容疑者は今井容疑者を通じ、加藤容疑者に応援を依頼したという。

投開票の結果、トクマ氏は2万412票を獲得したものの落選した。幸福実現党は「事実関係を確認中」とコメントしている。
.
朝日新聞社
朝日新聞デジタル 7月26日(火)18時51分配信


トクマ候補事務所開
7月10日 トクマ(椙杜徳馬)候補の事務所開きに臨むテレンス・リー容疑者(右から2人目)


読売1
読売2

『応援演説で報酬、テレンス・リー容疑者を逮捕』

10日投開票の参院選で応援演説の報酬を受け取ったとして、警視庁は26日、タレントのテレンス・リー(本名・加藤善照)容疑者(51)(相模原市)を公職選挙法違反(被買収)容疑で逮捕した。

 発表によると、テレンス容疑者は6月下旬、東京都豊島区で東京選挙区の候補者の応援演説を行い、文京区の会社役員今井一郎容疑者(61)(公選法違反容疑で逮捕)から報酬5万円を受け取った疑い。今井容疑者は杉並区の同一木(いちき)昭克容疑者(48)(同)からテレンス容疑者に渡す現金を受け取ったという。テレンス容疑者は容疑を否認し、他の2人は認めている。

捜査関係者によると、テレンス容疑者は幸福実現党の候補者(落選)の応援演説を行った。

読売新聞 7月26日(火)20時9分配信



なお、逮捕者のうち、同一木昭克容疑者について、やや日刊カルト新聞にて幸福の科学の信者であることが明らかとなっています。

【関連記事リンク】
幸福実現党トクマの応援演説めぐる買収容疑でテレンス・リーら逮捕

幸福実現党 元京都選対本部長が選挙違反で逮捕

【2016参院選・京都】
毎日1
毎日2
毎日3
毎日4


『幸福実現運動員、選挙違反で逮捕 容疑で府警 /京都』

 過去の選挙違反事件で罰金刑を受け公民権が停止されているのに、参院選(7月10日投開票)で幸福実現党候補の選挙運動をしたとして、府警捜査2課は21日、京田辺市大住関屋、無職、江見逸子容疑者(56)を公職選挙法違反(公民権停止中の選挙運動)容疑で逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、京都選挙区や比例代表の党候補を当選させるため、今年5~6月に署名運動などをするよう運動員に指示。7月初旬には京田辺市で、有権者に党への投票を依頼したなどとされる。

 捜査2課によると、江見容疑者は、2013年10月、公選法違反(詐偽投票)罪で木津簡裁から罰金20万円の略式命令を受け、5年間の公民権停止中だった。

【鈴木理之、花澤葵】 〔京都版〕

毎日新聞 2016年7月22日 地方版




KBS1
KBS2

『公民権ないのに選挙運動 府警56歳女逮捕』

今月10日の参院選に京都選挙区から出馬し、落選した政治団体「幸福実現党」の陣営で、公民権がないのに選挙運動をしたとして、京都府警はきのう、56歳の女を逮捕しました。

公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは京田辺市大住関屋の無職、江見逸子容疑者(56歳)です。警察によりますと、江見容疑者はことし5月から6中旬ごろ、選挙権と被選挙権がないにもかかわらず、無料通話アプリなどで運動員に戸別訪問や署名運動を指示したほか、7月には自らが知人らに投票を依頼するなどした疑いがもたれています。府警は認否を明らかにしていません。江見容疑者は3年前の参院選で、母親を装って投票をしたとして、公職選挙法違反で有罪が確定し、5年間公民権が停止していたということです。

KBS京都ニュース 2016年7月22日 13:45



ちなみに、今回ふたたび「公選法違反」で逮捕された江見逸子容疑者は、2010年の参院選当時、幸福実現党から立候補していた北川智子候補(落選)の選対本部長を務めていた人物。

そういう人が
2013年に公職選挙法違反(詐偽投票)
2016年に公職選挙法違反(公民権停止中の選挙運動)

毎度のとおり「最後通告選挙」とか言って「恐怖アピール」で信者を煽るから、こうなるのです。


【過去の選挙違反関連記事リンク】

幸福実現党支持者、選挙違反で逮捕

幸福実現党、今度は候補者自身が逮捕

公選法違反で候補者に有罪判決、幸福実現党の言い分

ウソはカルトのはじまり

今年も教団にとって大切な年中行事が近づいています。
「御生誕祭」という教祖のお誕生日会です。

この誕生日会というと教祖のコスプレの強烈な印象が強いですが、最初の誕生日会は虚勢を張ったド派手な演出であったもののコスはなく、コスが始まったのはもうひとつの年中行事「エルカンターレ聖夜祭」という年末イベントからで、そこから徐々に目を覆いたくなるほど痛いレベルにエスカレートしていったのでした。

さて、この「御生誕祭」ですが、大川の誕生日とされているのが7月7日ということに由来します。

教団史「法輪、転ずべし」
教団史「法輪、転ずべし」より

教団内では1956年7月7日7時7分7秒と吹聴されていました。

しかし、この誕生日、実は単なる届出日で、実際の出生日ではありません。

これは、私が徳島勤務時代に、大川の実母である中川君子さんから直接聞いています。
君子さんは、露出は殆ど無いものの、当時「秘書長」の肩書のある役員でもありました。

中川忠義・君子夫妻
善川三朗(中川忠義)・中川君子夫妻

実母によると、彼(中川隆)は川島町の中川家にてお産婆さんの手によって取り上げられたとのこと。

病院ではない自宅分娩で、正確な時刻など記録されておらず、そればかりか、当時は役所への届け出も親の都合の良いタイミングで行くので、日付も好き勝手できたそうです。

父親の善川自身も同様にお産婆さんによって取り上げられて、届出がかなり遅れてなされたらしく、こうしたアバウトな感覚は、当時の田舎町にしてみたら特別不思議のないことだったようで、隆の届出についてものんびりしていて、2週間くらいほってあって、妻にせかされてやっと届け出たといったものでした。

戸籍法では、国内での出産の場合は出生の日から14日以内との定めがありますから、2週間くらいという間隔自体はいっけん問題ないように見えるのですが、この時にどうやら正確な日時を申告しなかったようなのです。

事実を暴露されたことか、届出の遅れを責められたことか、善川は少しバツが悪そうな表情でしたが、君子さんは無邪気に語っていました。

そして、面前でなされる実父母の話を、地元の会員は苦笑いで聞いていたのを覚えています。


この偽りの生年月日については、私以外の脱会職員の情報にも出てきていて、ハンドルネーム:ファルコン名でなされている内部告発情報の中で、東京の総合本部内で実母の君子さんが「あの子の生まれは7月7日じゃない」と周囲に語っているということが問題となっていることがリークされています。

このとき本部内では「7月6日」が実際の誕生日なのではという認識に落ち着こうとしたように見受けられますが、個人的には東京の本部が地元の状況把握を十分にできていない様子が伺えます。

ともあれ、時期を違えて秘書(宗務)職に就いていた者の情報が、直接と伝聞という性質の違いことあれ、生年月日が偽りという点で一致し、さらに職員の少なからずが、この誕生日が偽りであることを知っていたということが明らかとなりました。


また、大川の発言の言語的事実から、生年月日の虚偽を指摘したものもあります。

「私は昭和31年の7月7日、朝、潮満つるころ、7時ごろに生まれました。その数字の示すとおり、777という数字が並びます。7という数字は、天上界において、勝利を意味する数字であるのです。これは一つには勝利を意味し、もう一つには完成を意味する数字であります」
(1990年第7回大講演会「勝利の宣言」)


この発言の「朝、潮満つるころ」に着目し、当時の潮汐表から疑問を呈されている方もおられました。

その方にならって、私も潮汐表で検討してみました。
海上保安庁第五管区海上保安本部 潮汐表

川島町の所在する徳島の計測ポイント、「亀浦」「孫埼」「小松島」それぞれで調べます。

亀浦7月7日
亀浦7月7日

孫埼7月7日
孫埼7月7日

小松島7月7日
小松島7月7日

ご覧の通り、1956年7月7日の朝7時に、どこも満潮ではありません。
7月6日でも同様です。

亀浦7月6日
亀浦7月6日

孫埼7月6日
孫埼7月6日

小松島7月6日
小松島7月6日

それでは逆に、仮に朝方生まれたというのが事実であったとして、朝7時頃に満潮だった直近の日はと言いますと

亀浦6月4日
亀浦6月4日

孫埼7月4日
孫埼7月4日

小松島6月26日
小松島6月26日

小松島の次の朝7時満潮タイミングは7月10日になってしまい、君子さんの話で、7月7日より前で「2週間くらいほってあって」という時間感覚に近いものとなると、この小松島の記録から6月26日あたりの可能性が高いのでしょうか?

もはや嘘は隠しようがなく、「御生誕祭」は「御届出日祭」とでも改めるのが妥当でしょう。


ところで、大川は講演の中で、下記のようなことを言っています。

「名誉顧問(注:善川三朗のこと)のもともとの寿命自体(天命)は82歳まででした。生年月日は1921年11月20日なので、満81歳と9カ月での帰天でしたが、名誉顧問が生まれたときに、父親が出生届を役場に出すのが遅れたらしいので、実際には満82歳ぐらいにはなっていたようです。昔は、なかなか届を出さずに放っておくことが多かったので、数か月ぐらいの誤差はあったのかも知れません」
(大川隆法「復活の法」P314)


私は、大川自身が元々は自分の生年月日が不明である事実を知っていたのではないかと考えています。しかし、いつの頃からかそのことに目を瞑ったのではないかと。


そもそもこの嘘は、大川自身ではなく父の善川に発するものだったわけですが、その嘘をつき続けているとなれば、もう大川自身の嘘と言えます。

ただし、もっとも今では自分でも7月7日と思い込んでいると思います。
自分自身を宇宙の根本仏と信じて疑わない本人には、もはやその自覚はないでしょうから。


別に、誕生日がいつかなんて、本来たいした事ではありません。
どのみち今となっては、ホントはいつだったのかさえ分からなくなってしまったのですから。

重要なのは大川の誕生日の実際ではなく、事の本質は、総合本部の幹部や職員達、四国の関係者も実は少なからずこの事実を知っているということです。

こうしたウソを知り、中にはさらに大川に微塵も神性など認めていないにも関わらず、その事実に蓋をし、隠し、信者を騙し続けている連中が大勢いるということなのです。
プロフィール

土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

当ブログへようこそ。
「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

ご相談等の場合は、リンク先頭の「RSFI MAIKA公式ホームページ」のコンタクトよりご連絡ください。

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