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幸福の科学職員の裏稼業

いわゆるカルトにも段階があります。
まず、一般的な常識とかけ離れた価値観を共有する集団であっても、表向き世間と激しい衝突をすることなく、その構成員も社会と折り合いをつけながら存在している段階です。
こういう状況にあるのは、想像以上にあると思います。

しかしその中から、微妙なバランスを失って自己顕示に突き進む集団が現れ、問題行動が表面化し、社会との軋轢が生じる段階に進みます。

カルトの中心にはグル(教祖)がいて、そうしたグルの人格構造に共通して見られる問題からして、程度の差はあれ、カルトが次第に反社会性を帯びていくのは、必然的な流れと考えられます。

この教団においては、89年以降の急激な拡大路線から、それが失敗した後の講談社フライデー事件が転機であったことは、疑いようのない事実です。

カルト内部で、いったん教祖の意思によって反社会的行為でも正当化される論理が受け入れられてしまうと、その集団の行く末は決してしまいます。二度とバランスを取り戻すことも、世間と和解することもありません。ただエスカレートし、良識との乖離を深めていくのみです。

下に示す文書は、教団が他宗排撃に躍起になっていた頃の、教団職員の活動のひとつを示す資料です。
宗教団体の職員の本来的職務とは言い難い一例です。

裏稼業


「分派活動を起こし退会した村田一派の仕業と思い込んでいる様子、思うつぼにはまっている(こちら側に関しては全く気がついていない) 」

つまり、怪文書をばらまき、混乱を工作していたわけです。

怪文書や、正体不明の市民団体を装ったビラまきは、幸福の科学の常套手段です。
大川家三男が通っていた白金台の小学校でも行われました。
教祖の大川が、敵の攪乱や名誉棄損にこの手法を好んで発案するので、教団の文化に定着していったものです。

イタコ芸者のビラまきくらい可愛いものと笑ってもいられません。
この裏部隊の構成員のひとりは、教団に批判的な宗教学者の郵便物を窃盗し、警察沙汰を起こした事実もあります。

現在、教団のカルト度、反社会性は当時よりも確実に進行しています。

「この不浄な国民だったら、私は3000万人くらい 、この地上から消したいくらいです!」

一昨年の選挙の頃、自分たちを認めない社会への恨み節として、大川はそう叫びました。
最近では「1年以内に文明を終わらせる」心境まで追い込まれているようです。

狂気に向かわせる動機は、既に彼らの中にあります。
あとは手段ときっかけの問題であるだけで、したがって「内部圧力の状況を注視すべき監視対象」なのです。

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インチキの系譜

本日発売の注目記事の紹介です。

「大川隆法」の長女の卒業論文が

母校「お茶大」から「盗用」と指弾された


大川咲也加の論文盗用発覚

論文盗用

論文盗用2


論文盗用3

週刊新潮6月11日号P45

大川隆法は前妻のきょう子との間に5人の子を成していますが、かねてより、このうち父親の「血」を色濃く受け継いでいるのは、長女の咲也加と三男の裕太であると見ていました。

今回の事で、父親のインチキ魂が確かに受け継がれていることがよく分かります。



【関連記事】

お茶の水女子大は3日、2013年3月に文教育学部を卒業した学生1人の卒業論文で、内容の3分の2が盗用だったとして、指導教授を厳重注意処分にしたと発表した。論文は同月発行の書籍に掲載され、市販されているという。

今年1月に書籍を読んだ人から指摘があり、大学が調査委員会を設置。論文は明治憲法の制定と信教の自由に関するテーマだが、文章の3分の2が4人の研究者の論文や著書と酷似しており、調査委は無断引用してつぎ合わせたと判断した。指導教授は盗用に気付かず、最高評価を与えていた。

この学生は大学側の事情聴取に応じておらず、規定がないため処分も行わないという。
高崎みどり副学長の話 「研究倫理に反した遺憾な行為で、再発防止に全力で取り組む。」
(時事ドットコム 2015/06/03-18:43)


6月3日「時事ドットコム」が「お茶の水女子大が2013年3月に文教育学部を卒業した学生1人の卒業論文で、内容の3分の2が盗用だったとして、指導教授を厳重注意処分にしたと発表した」と報道。ここに「論文は同月発行の書籍に掲載され、市販されているという」と記されていたことから、この人物が出版活動に携わる者であることがわかった。そして4日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、この人物が幸福の科学・大川隆法総裁の長女である咲也加さんであるとスクープした。

 盗用が指摘された論文が掲載されているのは、2013年3月に出版された咲也加さんの初の単独著作『神国日本の精神―真の宗教立国をめざして』(幸福の科学出版)だ。幸福の科学出版のウェブサイトには「国家と宗教の関係は、どうあるべきか? 『皇室』『神道』『信教の自由』……。憲法改正に向けて、避けては通れないタブーを正面から論じた『卒論』について赤裸々に語られた」と紹介されている本書だが、問題の論文内容が東京家政学院大学教授をつとめる尾崎利生氏の研究論文『国家と宗教』に酷似しているというのだ。

 週刊新潮の取材によると尾崎氏は、言い回しや文章のつなぎ方、癖や、テーマの捉え方もそのままだと語っており、盗用されたことについて対応を考える意向を示したが、法律的にはどのような制裁が下される可能性があるのだろうか?

「今回、卒業論文の『3分の2』を無断で利用したとなれば、元々の論文の著作者が持っている複製権(ここでは、自分の文章を他の文章で再び使用したりする独占的な権利)を侵害することになり、民事上は、損害賠償の対象となりますし、出版物が差止められる場合もあります。さらに、元々の論文の著作者からの『親告』により、著作権侵害罪として3年以下の懲役または300万円以下の罰金を科せられる場合もあります」(山岸純弁護士/アヴァンセリーガルグループ)
  (知的好奇心の扉 トカナ 2015.06.05)

余談ですが、大川咲也加を見ていると、歳を経るごとに大川の母親の中川君子さんに似てきているなと思います。
プロフィール

土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)

Author:土矢浩士(ハンドルネーム:アルゴラブ)
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

当ブログへようこそ。
「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

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