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RSFI MAIKA―2019の活動総括

※以下はRSFI MAIKA公式Twitterにて発信したものを加筆転載したものです。
【 2019活動総括 】

MAIKA設立から瞬く間に1年が過ぎました。準備万全の船出ではありませんでしたが、活動の4つの柱のうち、自立や経済的回復に向けた支援の分野では、社会福祉や法曹界との繋がりから、基本的対処方針の整理が進み、手探り状態を脱して徐々に経験値を高めることはできているかと思います。

関係機関への情報提供についても、いくつかの依頼に対して実績を積むことができ、相談や依頼の窓口として一定の機能を果たせるようになれたことは、MAIKAを立ち上げた意義があった部分です。

一方、心理面の深いダメージケアの道筋は進展を得られず、引き続き模索を続ける必要があります。

生活再建も心的ダメージからの回復も、一朝一夕では済まない現実的に長い時間の要する困難な道のりになります。辛抱強く支援が継続される体制を目指していかなければならないと考えています。

反省点として、結果的にMAIKAとしてのオフミーティングを開催できませんでした。交流を希望していた方々にはご期待に応えられず本当に申し訳ありません。

相談を優先するために活動上の限界、物理的な事情もあるとは言え、決してオフ会を軽視しているわけではありません。参加希望者の地域性の問題のほか、オフ会が新たな傷つきの場にならないようにとの配慮から、代表の私がやや慎重に考え過ぎてしまっている部分はあったかと思います。

秋口から脱会相談が続発してきています。これまでコンスタントにあったものとは、感触として少し違う胎動を感じます。

この先の波に対処するためには、支援側も足腰を整えて備えを固めないといけませんが、事業の原資たる「ヒト、モノ、カネ」といった課題の克服について、組織化の弊害に注意しつつ、スケールに見合ったものへ慎重にバランスを保って進めたいと思います。

元々MAIKAは活動の理想として、一宗一派に限らないセクト問題そのものを視野に設立しました。団体名に宗派名を冠さなかったのもその理由のひとつです。

二世の方々に接すると、脱会してきた宗派によるものと、世代や境遇による繋がりとが縦糸と横糸となって初めてセーフティーネットになるのではないかという考えを改めて強くします。

また、この問題への理解を広げるためには、脱会者やその家族等の関係者のみの繋がりではなく、専門家でなくても真摯な問題意識を寄せて下さる方に対してなら、柔軟に門戸を広げる余地があっても良いのではという考えもよぎります。MAIKAは形成途中なので色々な可能性を探って行きます。

万能など元より目指しておらず、常に限界と向き合っています。
でも、ひとりではできないことも、人の輪があれば可能性が拡がります。

背伸びはせず着実に、1人でも多くの同胞がセクトの呪縛を解いて日常に帰還できるように、今後も微力を尽くします。


MAIKAへの相談をご希望の方は、MAIKA公式ホームページの「コンタクト」よりご連絡ください。追ってお返事を差し上げます。また、オフミーティングの開催等の各種告知を、このMAIKA公式Twitterにて行う場合がありますので、ご希望の方は是非フォローをお願い致します。

MAIKA公式ホームページ

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「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第五編集局編)

現在もなお教団に居残る職員にも、大別して3つの分類がある。

ひとつは私財を貯め込むのにご執心な者たち。
この連中は二代目継承に向けて少しでも良いポジションに就こうと権力闘争に明け暮れている。

次は完全洗脳された教祖マンセーの盲信状態の者たち。
この連中は現実世界との乖離が激しすぎて、もはやこの社会の住人ではない。

最後に呆れ半分あきらめ半分で現状維持の者たち。
この連中は面従腹背しつつ、息をひそめて天下り先の信者企業の物色に必死だ。

私腹を肥やしたいか、寵愛を受けて特権意識を満たしたいのか、単なる生計維持か、それぞれ動機は違えども、三者に共通しているのは「自己保身」に他ならない。そしてそれぞれの至上命題のために大川隆法の狂気に付き従い、それがさらに教祖を増長させ、幸福の科学の反社会的セクト性の先鋭化を促進している。

すでに幸福の科学が、社会的にもはや回復不可能の嫌悪の対象になっていても、信者はなんら反省の色なく暴走を続けていく。彼らにとっては、無風より逆風のほうがマシという考えなのだろう。

「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針が教団本部で定められたのは2014年であったという。やがてその意思決定に至る基となる2012年に始まった各局合同セッションの一部を、ここまで2回に分けて公開してきたが、今回その最後として第五編集局による資料を紹介する。

五編1

2012年10月9日 第五編集局
次期衆院選勝利に向けた作戦案


比例42名、小選挙区26名、合計68名
① 幸福実現党の風を吹かせる作戦
② 信者もしくはシンパ層に知名度の高い人がいないか探しつつ、スリ合わせる
③ 未だ歴史上誰も考えたことのない秘策


●課題と解決策
①政策が難しくて分からないという声がある。
→政策をもっと分かりやすくする。
②メディアが報道しないこともあり、党や候補者たちの顔に親しみが薄い。
→報道媒体を増やす。インパクトある打ち出しをする。
③ 選挙に行かない人の票がほしい。
→選挙自体をおもしろいイベントに変える。


五編2

秘策6
ゲリラ風に一見アンチな支援本を出してシンパを増やす
・外部出版社から幸福実現党支援本を出版する。
・やらせに見えないように、批判的な記述も織り込む。
賛成6割、批判4割くらいのトーン(あるいは7対3)。
おもしろおかしく幸福実現党をいじる内容。実際には五編でつくる。


・『幸福実現党の謎~なぜか当たってしまうトンデモ政策の真実』「幸福実現党の正体~負けるほど強くなる不思議政党の秘密」といった感じのノリ。宝島社あたりが出しそうなイメージで編集してみる。
・外部のジャーナリストが、一応、広報局に取材してまとめた形をとる。


・あえて以下の内容に触れて、一般読者の興味を喚起する。
霊言の名の下にやりたい放題/コロコロ変わる党首の謎/何度負けても立ち上がる最強の組織力/歴史上の偉人が大終結?~党首は義経の生まれ変わりだって!?/ブレーンは天上界の偉人たち?/案外まともな政策に各界にひそかなファンも多い/幸福実現党はマスコミの天敵か?/失われた20年に大躍進した母体の幸福の科学


五編3

秘策13
ハニートラップを仕掛ける
・各メディアのキーパーソンにハニートラップを仕掛け、実現党を報道するよう脅す。


秘策14
電波ジャックする


秘策15
毎日政党の人が尖閣諸島に上陸する


秘策16
街宣のたびにUFOを出現させる


秘策17
外務省が怒る事件を起こしまくる


これらの情報を入手した当時、長いこと当教団の動向を注視し問題に関わってきた自分であっても、さすがにその内容の荒唐無稽さ、悪質さに慄然とし、余りの如何わしさに訝りもした。そのため普段以上の慎重さでもって真偽を検証する必要を自覚して入念に周辺情報の収集も重ね、実態把握により信憑性の高さを確信してからは、内容によっては直ちに関係機関への情報提供も行ってきた。

但し、一般的にセクト問題への関心が低く、かつ幸福の科学が単なるお笑いアホカルトという程度の認識にしか至っていない状況では、まだ情報公開の機が十分に熟していないとの判断から、これまで表での公開は控えていた。

だが、ここに至って公開に踏み切ったのは、一見信じがたいと思われるこれらの内容でも、今日では誰でもなく大川隆法や幸福の科学信者の実際の言動それ自体が、これらの真実性に確かな裏付けを与える働きをしているからだ。
もう控える段階ではないし、むしろ注意を高める必要がある。

公開した内容が実際に形をかえて行われていたケースを発見されると、この流れがより現実的なものとして迫ってくるだろう。一方、客観的には表に出にくいが、他の事象と関連付けてみると、この教祖と教団の異常さや悪どさが改めてよく分かるものがある。その参考として、当時の検証過程で収集した関連情報を以下に2つほど追記しておく。


まずひとつは政治的な動きについて。
2012年10月に「安倍自民党総裁VS立木幸福実現党党首 スピリチュアル党首討論」と題した霊言本を出版した際には、安倍事務所から幸福実現党に抗議の電話が入り、「担当者不在」で逃げ切ろうとするも、さらに自民党本部からも抗議が入って、今度は「うちは出版社ではないので分かりません」と返したものだから、抗議電話は出版と本部にも飛び火してしまったという。

この混乱に対しては教団内でも多少の批判が囁かれ、教祖の大川が行った霊言であったにも関わらず、この始末のスケープゴートとして結果的にフラッグが立てられたのは党首の立木秀学で、実際のところ第46回衆議院議員総選挙での全滅を受けて、年末にあっさり党首を辞職させられている。

しかし、一方で大川はあくまでフィクサー気取りで、その妄想を盲信する幹部の中には、「会のおかげで自民総裁になれたのに。感謝されこそすれ、なんで抗議するのか!?恩知らずが!」と怒る者までいたという。

こんなメンタルであるから、この後も懲りずに安倍政権への入閣作戦は継続され、とうとう民間人登用枠での入閣を申し出るまでに沸騰してしまう。要求したポストは、官房長官・財務大臣・防衛大臣・宮内庁長官で、それぞれ官房長官には釈量子、財務大臣には大門未来、防衛大臣には伊藤希望、宮内庁長官には黒川白雲を指名し、ご丁寧に各人の経歴まで送ったようだが、当然のことながらガン無視されている。

大川は2012年末に再び安倍霊言を行って「安倍新総理スピリチュアル・インタビュー」という霊言本を出版し、この中で安倍総理は実は大川隆法を頼りとし、国師として仰いでいるなどといった自慰行為を晒しているが、これは全く相手にされない怒りと失望が理由だろう。

こうしたことは、HSUの初回の認可申請時にも、文科省や私学審議会のメンバーに霊言本を送り付けるようなこともしていたくらいだから、今さら驚くほどではないかも知れない。いつの日も、大川隆法の霊言は原始的防衛機制の賜物だ。


もうひとつはハニートラップについて。
こちらは青年局の女性信者有志による秘密活動として行われていた様子だ。けれども信者が勝手にしていたわけではない。本部の幹部職員2名が元締めで、そのうちの1人が管理責任を負っていた都心のある拠点をヤサとし、その配下に数名の女性信者を従えて、教団の利益になりそうな情報、著名人の裏情報、また当選しそうで資金難の候補者情報などの収集を目標として、夜な夜な「接待」を行わせていたという。

一時はエスカレートし、選挙までにハニートラップで数万票を固めるなどという話まで持ち上がったようだが、「ハニートラップって、一体何人の弱みを握ればこんな数になるんだ?」と、冷ややかに呆れて見ている職員もいたとのこと。

体を張って現場に出ていた女性信者のうち、中心メンバーの2名は、功績によって在家スタッフやチーフ、さらに幹部の秘書役などに昇格したが、間もなく内1人が問題を抱えてひっそりと姿を消し、それと共にハニートラップ部隊も消滅して長くは続かなかった。

色仕掛けで凋落し、弱みを握って脅すなど、マトモな宗教のすることではない。また行為それ自体のみならず、このハニートラップ部隊の形成過程に、幸福の科学というセクトの本質的な悪質さが垣間見られる。

無理矢理に投入されたものなら論外であるのは言うまでもなく、雲水作務の場面などでセクハラを受けて泣き寝入りしている事例もいくつか聞いているが、このハニートラップ部隊については、必ずしも女性信者が嫌々ながら使役されている状況ではなかった。

最初にハニートラップを提案したのも女性幹部であったくらいで、どちらかと言えばポップなノリの印象が強い。メンバーも新たに仕込まれたのではなく、もともと水商売や風俗業界での就労経験があったり、無類の合コン好きといった資質のある人からピップアップされていたようだ。

問題は、それが悩み相談をしてきた際に目をつけて、そのまま職員に依存させるかたちで誘導されてきた部分にある。清水富美加が千眼美子に作り替えられる際にも、こうしたアプローチが用いられている。

世間体や道徳観から来る後ろめたさと業の狭間で葛藤する心に寄り添うふりをして、言葉巧みに生来培われてきた禁忌事項を教祖中心に書き換え、理性を鈍らされて主体性が動揺した存在不安の自我に、まやかしの自尊心を抱かせて支配下に置く。苦しさからの解放と称した操り人形化など断じて救済ではない。

ハニートラップ関係者について詳細を把握しているが、あえてディテールは暈しておく。中心メンバーの生い立ちや家庭環境を理解していくと、使役していた幹部職員らは別として、彼女たちは根っから腐った悪党ではなく、単に軽率で愚かなだけと感じられるからだ。

愚かさも限度を超えれば罪と言えなくもないが、教団と信者という構図の中で、やはり被害者という側面が強い。だから今後繰り返されることがなければ、このことについて、これ以上は言及しない。

【前回までのリンク】

「幸福の科学は暴走する」反社の証明(広報局編)

「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第二編集局編)

「幸福の科学は暴走する」反社の証明(第二編集局編)

新聞雑誌またはテレビなどのメディア上で幸福の科学批判がなされると、必ずと言って良いほど制作現場に怒鳴り込み、キチガイじみた態度で威圧恫喝を繰り返す幸福の科学広報局は、この教団の異常性や反社会性の象徴と見て差し支えない。

また、こうした過剰な敵対的姿勢はメディアに対してばかりでもない。例えば、三男・裕太の“ウンコ事件”の際には通学する小学校を中心に怪文書をばら撒くなどして地域社会を混乱させたり、滋賀県大津市での幸福の科学学園関西校に関する問題では、反対住民の個人情報を不正に入手し、それをチラつかせて恫喝したり、昨年には幸福の科学信者の日常や支部活動の様子を追った大阪芸術大学生制作のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、地球神軍」の上映を、卒業制作展含め中止に追い込むなど、一般社会に対しても牙を剥き続けている。

但し、これは広報局の露出が多いから自ずとそう見えるだけであって、あくまで氷山の一角であることを忘れてはならない。ここだけが先鋭化していて他はマトモなどと言うことがあるわけがない。

2012年の秋に始まり、やがて「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針に集約されていくこの事業の実態は、広報局単体の取り組みではなく、複数の局を跨った合同セッションであった。

今回はそのうちの、幸福の科学の第二編集局による文書を紹介する。

二編1

2012.10.10 第二編集局

「次期衆院選で実現党が勝利するには」

①幸福実現党に風を吹かせる作戦
■「ディベート政党」として売り出す
・毎月?「サンデープロジェクト」をやって、左翼言論人・識者と対決。1対1or2対2。
・実現党の幹部がいかに実践で戦えるかを証明。負けたらやむなし。
・左翼の識者じゃなくてもいい。保守系の識者にも厳しくツッコミを入れてもらう。
・田原総一郎役はリバティ編集部で。リバティ本誌で記事化、Webで映像公開。
・橋本左内霊案。

■「不人気政策」で勝負
・「原発を超積極的に推進します」「核武装は日本に不可欠です」
・「金正恩を拉致して人質にします」
「農家の9割以上を潰します」(生産農家は5%だけ)、
「強力な中央集権政府をつくります」
「公共事業を完全復活します」


二編2

■中国、韓国に名指しで実現党を攻撃させる
・尖閣問題、核武装論などで中国が実現党の名を挙げて批判するよう仕向ける。
・李明博大統領を挑発して、竹島問題等で実現党を批判させる。

■外国首脳との会談をセットし、「池田大作方式」で売り出す
・幸福の科学が盛り上がっている国の閣僚との会談をセッティングしていく。幸福実現党の「外交能力」をアピールする。ネパール、スリランカ、フィリピン、ブラジルなど。饗庭さんが適任?
・ネパール財務大臣は今週土曜に国際局と会う予定。実現党も絡めないか。
・幸福の科学からの災害支援、教育支援とバーター?

■民主党や自民党、維新の会に「投票してください」キャンペーン
・「中国に占領されたい方、電気代を2倍3倍払いたい方は民主党」
・「消費税を50パーセントにしたい方は自民党」
・「全国を沖縄化したい方は維新の会」


二編3

②未だ歴史上誰も考えたことのない秘策
■アジア・アフリカで実現党が「革命」を起こし逆輸入
・共産主義に学んで、「2013年テーゼ」を出し、世界同時革命を目指す。
・アフリカ出身・イギリス在住の信者さんで「独裁下の母国に帰って、実現党で政権を取りたい」と言っていた人がいた。こうした人たちを支援して、革命を起こし政権を獲る。アフリカ担当は松島さん?
・4、5ヵ国で成功したら、日本に戻ってきて、日本の革命を達成する。

■過去世の名前で立候補
・(純粋なブレストとして)源義経、源頼朝、平清盛、高杉晋作、石田三成、板垣退助などの名前で立候補する。
・「羽柴秀吉」があるくらいだから、構わない?
・スポーツ紙で瞬間的に話題になるだけ?「立木義経」も良しとする。

二編4

③その他
■「安倍内閣」に入閣する
・次期衆院選後をにらみ、「安倍内閣」への入閣について安倍首相に確約してもらい、密約を結ぶ。
・その条件として、実現党は比例代表では戦い、小選挙区では自民党に全面協力か?
・舵取りが難しい原発問題担当相をもらい、実現党の実力をアピール。副大臣、政務官もいくつかもらう。
・たとえ当選者ゼロでも、「政治家」は誕生する。



大川隆法の霊言が、不変の真理と言うわりには設定がコロコロと変わるように、教団組織もまた、昔からコロコロと変わって落ち着かない。故にあくまでこの当時の状況ではあるが、幸福の科学の編集各局の表向きの業務分担は、ざっと以下とのこと。

一編:教団月刊誌・布教誌の編集
二編:「The Liberty 」(リバティ)の編集
三編:「Are You Happy?」(アユハ)の編集
四編:会内経典の編集
五編:弟子本・その他の編集

ちなみに、この当時の編集部門の統括責任者は、関谷晧元氏著「虚業教団」の中にも記載のある、大川隆法からの神託結婚の強要を始めとしたモラハラに反抗して脱会を選択した先輩職員に向かって、送別会の席でフォークを握りしめながら「目ン玉をくり抜いてやろうか」という暴言を吐いた斉藤哲秀で、四編の責任者がその斉藤の盟友で、初期には大川の右腕と目され“竜樹”という法名まで授かりながら、教祖の神託によって二度も将来を誓った彼女を奪われた際、一時職場放棄して行方不明になったことで法名を剥奪された須呂崇司であったという。

さて、カルト教団の組織にも多少のガバナンスは存在し、このような局内ブレストが、合同セッションから理事長セッション等を経て“御上申”に載せられ、“御下問”に“御下知”と進むのだそうだが、これらがその後どう展開していったのかについては、そのいくつかを次回に解説する。


「幸福の科学は暴走する」反社の証明(広報局編)

この夏「香港革命 自由のために、戦うべきは今」というスローガンを掲げて、香港の問題に絡んで売名に躍起になっていた幸福の科学も、大川隆法が発信したデマ霊言に社会の批判が集まると、当初妄想した展開にならなくなったばかりか、状況の制御ができなくなったことに不安を覚えた教祖が、一連のデモ活動等を「弟子の暴走」と言い放って敵前逃亡をし、それを機に信者も9月までの狂乱がウソのように一気にトーンダウンしてパッタリ出てこなくなった。

今回こうして邪魔者を退場させたことは確かな成果であり、批判すべき時にきちっと批判を浴びせていくことの重要さを示したものと思うが、大川隆法と幸福の科学がしてきたことの道義的責任は依然として残り続けている。

だいたい教祖も信者もただ旗色が悪くなって退散しただけで、オカルト映画に登場する悪霊が簡単に成仏しないのと同じく、彼らも真に反省など微塵もしていない。

教団は2014年の理事会で定められたという「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針を愚直に守り続けており、今回もその一環であっただけで、大川隆法とその狂信者らにとって、この野望を捨てることは自らの存在意義そのものの否定に等しいことだからだ。

「幸福の科学」の破壊的・反社会的カルト性が何ら軽減していない状況の中、性懲りもなく文部科学省に対して幸福の科学狂信者育成プラントである「HSU(Happy Science University)」の再認可申請を行っている事実も伝えられている。

幸福の科学が単なるアホカルトでなく、危険な狂信的集団であることの証として、今日のような状態に至るまでの過程で練られていた内部文書の一部を前回ご覧に入れたが、諸々準備が整い機が熟しつつあることでもあるので、この教団の狂気や反社会性、有害性を物語る部分を改めてピックアップし追加掲載していく。

今回は幸福の科学の広報局が立案していたものの文書である。

広報1

2012.9.29 広報局4版

「幸福実現党の風を吹かせる作戦」ブレストメモ

●ついき党首その他希望役員の本籍を尖閣に移す
・政治団体事務所を移す
(西日本本部、沖縄本部、国防本部、島根県本部などとして)


●尖閣リゾート化計画を発表
・資金を集める
・フィッシング、ダイビング、サメ料理
・尖閣ブランドづくり(イタチザメエキスなど)


●尖閣ツアー
・尖閣視察超党派議員団派遣を、実現党が中止となって呼びかける
・党首のパラシュート降下


広報2

●尖閣上陸作戦
・クルーザーで本土から行き、パラグライダー(ハングライダー)で上陸。
 直前でマスコミにリークする。
・尖閣に上陸して実際に何をするか
→「桟橋を作って、請求書は東京都へ」など


●尖閣PR
・きれいな女性が上陸。釈さん、伊藤希さん。
・女子大生100人に尖閣に行ってもらい、尖閣ビーチバレー
・スポーツ選手、ロンブー、何かやってくれないか


●光の軽犯罪攻撃
 「ガンジー作戦」
(次々と、あの手この手で、政府が根をあげるまで上陸する)


●実現党で尖閣バッジを作り、全保守議員に働きかけて着けてもらう

●尖閣Tシャツ「尖閣ジャパン」

広報3

●実現党による空母購入
・実現党による、「キティーホーク買収」発表
 (建造ベースで2500億円なので、退役後は300億円程度で購入可能か)
・「空母ファンド」を立ち上げ、広く国民から基金を募る
・海上自衛隊への貸与が決まるまでの間は、カジノに使用する目的であると発表し、購入後はTDLに横付けして「キティーホーク会員」に見せてあげる
・キャラクターはキティ
・小型軍艦も購入し、漁船「幸福丸」と命名する


●竹島上陸作戦
・韓国人にまぎれてもぐりこみ、竹島で日の丸をふっているところを同時中継


●慰安婦像にペンキを塗って帰ってくる

●饗庭さん、共和党顧問としてオスプレイに乗れないか?

●NYタイムズに「オスプレイで取材する」企画を持ち込む(企画元は矢内さん)

●核兵器開発ファンド


「弟子の暴走」と言っても、霊言を用いて信者を煽動しているのは他ならぬ大川隆法であり、いかなる言い訳でも免責されはしない。

仮に「弟子の暴走」と認めたとしても、「弟子の暴走を食い止められない無能なグル」というだけのことで、結局『幸福の科学は暴走する』という事実に変わりはないのだ。



発狂するカルト③「香港民主活動を阻害する霊言デマ」

香港における中国との間での逃亡犯条例改正案をめぐり、今年6月以降、政府と同条例の改正に反対する多くの市民の間で激しい対立が続き、世界が注目する中、9月4日をもって政府側が撤回を正式決定したが、その後も親中派との衝突など混乱の続く状況で、この民主化運動の中心で活動を続けている周庭(アグネス・チョウ)さんが、まったく明後日の方向からの甚だ迷惑な邪魔に晒されている。

2019年9月5日、周庭(アグネス・チョウ)さんのTwitterに突然以下の「声明」がなされる。
アグネス声明

【声明】
最近、ある日本の政党の出版物に、私の名を騙って、私が「自衛隊に香港を助けてほしい」と主張していると書かれていました。私はこのようなことは言っていませんし、このような主張はしていません。

私について誤解を招くような文章を削除し、訂正することを求めます。

周庭(アグネス・チョウ)さんTwitter

周庭さんが削除を求めた出版物を頒布していた「私の名を騙って」いる「日本の政党」とは、案の定「幸福実現党」で、その内容は、同政党を指揮する宗教団体「幸福の科学」の教祖である大川隆法が、周庭さんの守護霊を通じて「自衛隊を香港に派遣してくれ」と語ったという与太話だ。
(※周庭さんご本人は民主活動家ではあるが香港独立派ではない)

そして、この周庭さんの抗議の削除要求声明を受けた幸福実現党は、周庭さんの画像は削除したものの、文中に「守護霊」というワードを入れただけの改定版を作成し、なんらの謝罪も反省もなく開き直った「声明」を出し、当該出版物の配布を続行するばかりでなく関連書籍の出版や、それらの主張を旗印にしたデモまで行うという厚顔無恥な態度のままでいる。

幸福実現党プレスリリース
「幸福実現NEWS」特別号に関する周庭氏への対応について

【関連記事リンク】

やや日刊カルト新聞 2019年9月6日
周庭(アグネス・チョウ)氏が香港への自衛隊出動を要望? 幸福の科学がデマを誘発

NAVERまとめ
【香港】幸福の科学のアグネス・チョウ守護霊が本人に知られ世界的問題に。

netgeek 2019年9月6日
アグネス・チョウさん、大川隆法の霊言にクレームをつける

ExciteニュースBUZZAP 2019年9月6日
「自衛隊を送って助けて欲しい」幸福実現党が香港デモリーダーの主張を捏造→守護霊の発言だから問題ないと削除を拒絶

Jcastニュース 2019年9月7日
「言論の自由のもとに撤回及び部分訂正を行う予定はない」香港に「自衛隊を送って」...アグネス・チョウさん「霊言」に本人抗議 幸福実現党「ご心配おかけした」と謝罪

Yahoo! JAPAN NEWS版

The Sankei News 2019年9月7日
香港・周庭氏の守護霊?「自衛隊、香港に送って」 幸福実現党の投稿を本人が否定、削除要請

産経ニュースTwitter

本と雑誌のニュースサイト/リテラ 2019年9月8日
香港アグネス・チョウさん抗議も幸福実現党は「霊言」撤回せず…幸福の科学「霊言」シリーズの危険性とタブーに怯えるマスコミ

周庭さんばかりでなく、民主活動に向かう香港の同世代の若者たちへの共感から、個人的に積極的な発言をはじめて日本の香港支援活動を牽引するに至っている平野鈴子さんのTwitterにも、2019年9月16日付けで以下の「声明」があった。

平野鈴子さん声明

【声明】
私は幸福の科学ともSEALDsとも一切関係ありません。幸福の科学はインタビューを受けただけ、SEALDsの6月13日の香港デモにはSEALDsを知らずに参加しました。それ程までに政治に興味がありませんでした。全て誤解です。私は誰一人仲間がいない中で6月29日のデモの申請をしました。

平野鈴子さんTwitter

さまざまな利害が絡み合うこの手の政治的な問題には、自ずと色々な下心の者たちが紛れ込む。そうした意味で身体検査が甘かった部分があったのは否めないと思うが、それは侵入してくる方が悪いのだし、こんなことで仲間への純粋な気持ちに泥を塗られては気の毒だ。平野さん独自の活動の名誉のためにも、この事実について合わせて理解しておく必要があると思う。

幸福の科学は普段から中韓憎しで、これまでも尖閣問題や慰安婦像問題など様々な局面で介入しようとしてきたが、本性を見透かされ完全な迷惑者となっている。

今年の7月にも、明治大現代中国研究所と国際人権NGOアムネスティ・インターナショナル日本の共催による、中国で弾圧を受けたウイグル人の証言を聞く集会にプレスの許可なく侵入し、さらに関係者の名前を勝手に使った記事を掲載して抗議を受けるなど問題を起こした。

そもそも真理の探究を標榜する宗教であるなら、対立を煽るより調和を目指すものと思うが、いまさら幸福の科学にそのような道理を説いても無意味だろう。だいたい、今回の問題が示す幸福の科学の悪辣ぶりの本質は、単に表面的な霊言デマだけではない。

幸福の科学内では、周庭さんの過去世を天草四郎でイエス・キリストの魂の欠片を持つものと説明し、習近平の守護霊に扮しては「アグネスさんを暗殺する方法は百通りほど考えてある」と語る一方、周庭さんの守護霊設定の天草四郎に扮しては「覚悟はできている」「ある日突然連れ去られる事もあると思うんですが、その後何をされたかみたいなことを私はもはや発表出来なくなりますので、そちら様で何か出来る事があるならして下さればありがたいです」などと、当初から信者に対して彼女らの不吉な未来を仄めかすようなことをしていたという。

いずれも大川隆法の田舎芝居に過ぎないのだが、結局は初めから香港の民主活動家の彼らが運動の犠牲になることを、内心で半ば期待しながら日本国内での香港支援活動への参加をアピールし、そして彼らの誰かに犠牲が出れば、中共批判で体裁を保ちつつ、したり顔で大川隆法の霊視が正しかったと宣伝するのが幸福の科学の皮算用なのだ。

しかし、自分たちが拡散したビラが中国でデマとして周庭さんら香港の民主派へのネガティブキャンペーンに利用され、さらに中共の責任にするつもりが己ら自身が身の危険を増大させ冗談では済まされない状況にご本人を追い込んだのでは、信者らがどんなトンデモ理論で言い訳をしたところで、幸福の科学が中国憎しでやったつもりが、結果的に利敵行為でしかなかったという間抜けさだ。

幸福の科学に元から社会的信用などなかったが、今回の件は幸福の科学の致命傷となったことは確実だろう。信者らは産経ニュースTwitterへのリツイートを見れば、頼みとしている層からも見限られていることが分かる。

幸福の科学においては、宗教の優位という大川自身の考えから、立宗当初は政治家からの面会の要望があっても安請け合いをすることはしなかった。

ただし、幸福の科学にも政治的野心がなかったわけではない。
創価学会と公明党を過剰に批判していたのも、結局それは羨望の裏返しで、1991年の大伝道の失敗と自ら起こしたフライデー事件の影響により生じた危機的状況を辛くも乗り切りって自信を取り戻し、教祖が過度に水増しされた信者数を実数と信じ込んで気分を良くしていた時期までは、相手が自分の過去世認定を欲しているという勝手な思い込みが背中を押し、教団の票をチラつかせて政治家との繋がりを求める考えに変化していく。

しかし、1995年には「三塚博総理待望論」という本まで出版して担ごうとした当事者との関係構築に挫折し、また報告を受けていた信者数が全く架空の数字であったことに大川がショックを受け引き籠り生活に入ってからは、自ずと政治的な動きも下火になっていった。

それが2007年頃から選挙協力というかたちで再び動き出す。参議選の丸川珠代や千葉県知事選の森田健作らの当選を通じて手ごたえを得て、2009年の立党と衆院選への出馬につながっていくが、選挙中から党首がコロコロ変わるなど惨めな混乱ぶりを露呈し、無謀な挑戦は予想を通りの大惨敗に終わった。

そして、この惨敗を契機に、幸福の科学の政治的活動が他宗でも行っているようなオーソドックスなものから、マッチポンプ的な手法に変化を始めていくこととなる。そして「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という活動方針が幸福の科学の理事会において定められたのが2014年初頭のようだ。

以下は、その意思決定に至るまでの作戦立案段階の文書で、広報局を筆頭に教団本部の職員によって練られたものの一部である。

作戦の数々は、あまりにも荒唐無稽すぎてネタかと思ってしまうだろうが、このようなことを真剣に考え実行しようとしているのが「幸福の科学」の真の姿であって、破壊的・反社会的カルトであることの紛うことなき証と言えるだろう。

尖閣ビーチバレー
尖閣諸島への上陸が軽犯罪にしか当たらないという考えから「光の軽犯罪攻撃」と銘打ち、教団内では「愛国無罪」の論理で進められていた。

革命煽動
オウム真理教が生物化学テロによってまで達成しようとした「日本シャンバラ化計画」と同様に、最終的に教祖の大川隆法を元首に据える「仏国土ユートピア建設」が幸福の科学の革命。

ハニートラップ
秘策13の「ハニートラップをしかける」(各メディアのキーパーソンにハニートラップを仕掛け、実現党を報道するよう脅す)については、数人の関係者の実名もグリップしている。
また、秘策17は「外務省が起こる事件を起こしまくる」で、2018年に台湾・台南市で幸福の科学信者の藤井実彦が行った慰安婦像を蹴るパフォーマンスなどもこの一例。

2014年に定めた方針には、「保守を乗っ取って活動を先鋭化し、日中・日韓紛争を起こす」という事の他にもうひとつ、「総裁の予言と、幸福実現党の正しさを社会に示す」というものもあったという。

「総裁の予言」というのは、戦争や天変地異などの恐怖アピールに他ならない。真っ当なやり方では埋もれてしまうから、原発推進や核武装などあえて一般受けしない尖った政策で存在感をアピールしつつ、社会不安に乗じて己が橋頭堡を築こうというカルトの常套手段だ。

そして中国や韓国への挑発も行って、あわよくば幸福実現党を名指しで批判させることができれば、さらに知名度も上がって嫌中嫌韓の受け皿になって勢力を拡大できるという皮算用もあった。

幸福の科学が薄っぺらなのは、いかなる主張もひたすら自己顕示のみを至上の目的としているから芯がなく、それが傍から見て明らかなことを当事者自身が気付いていない底なしの愚かさにある。

だが、幸福の科学のようなカルト信者には「現実検討力の欠如」という特徴があって、社会的に到底通じない無理筋の論理展開でも、内集団バイアスとなって狂気を補強する働きをするだけだから、世間との乖離が激しくなるばかりだ。

昨年、元オウム真理教幹部信者12名の死刑が執行されたが、彼らが遺した手記に接すると、脱会してのち過去の自分と対峙する中で本来の人間性が回復していく様子が伝わってくる。

だから、いかに大川隆法などを狂信するあまり良心を失ってしまった薄気味悪い幸福の科学信者であっても、いつか同じような回心が訪れることを期待したいところだが、日常的にほとんど外界との繋がりを絶って内的世界に埋没する信者らに気づきのチャンスが与えられることは少なく、残念ながらそうした場合の対話は極めて困難で成立しない。

結局のところ、社会がつど厳しい批判を浴びせ続けて、その行いを社会的に駆逐していく以外にはない。

周庭さんの霊言本出版を強行し、さらに香港支援の名を騙って16日の東京新宿を皮切りに、23日は広島と大阪、さらに29日は名古屋と立て続けにデモを行おうとする厚顔無恥な幸福の科学に対して、日刊カルト新聞がカウンターでの抗議を呼び掛けている。

NO霊言プラカード

プラカード2

プラカード3

やや日刊カルト新聞
幸福の科学が周庭(アグネス・チョウ)氏の霊言本出版を強行、16日に新宿でデモも

22日に幸福の科学前で抗議活動呼びかけ=アグネス・チョウ氏へのデマ問題で

どうせ頭のおかしなアホカルトの連中がやることだからと鼻で笑うのでなく、幸福の科学の不埒な悪行三昧に、そろそろ社会が冗談抜きで本格的なNOを突き付けなければならない時期に至っているのではないだろうか。

調和を基調として、社会が時間をかけて精製してきた良識は高く尊ばれるべきもの。それを崩されないようにするためには、私たち一人一人が日頃からその手で懸命に支えて続けていかなければならない。見て見ぬふりをした結果の甚大さを、日本はオウム真理教の事件を通じて学んだはずだ。

「霊言」を用いた人権侵害など、こんな無礼で醜悪な行為を決して許さない、いつまでもこんな輩を野放しのまま好き勝手をさせておかないという意思表示を、個々にできる場面でぜひ声を上げて繋げて頂きたい。
プロフィール

アルゴラブ

Author:アルゴラブ
セクトの犠牲者である家族と個人を支えるネットワーク
「RSFI MAIKA」代表

日本脱カルト協会
「JSCPR」会員

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「幸福の科学」の問題を中心に、セクトについて考えていきます。

ご相談等の場合は、リンク先頭の「RSFI MAIKA公式ホームページ」のコンタクトよりご連絡ください。

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